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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2024年Jリーグ GKのこのプレイにピックアップ!#16

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第16弾です!

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

状況をよく見極めて

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まず最初に紹介するシーンは、新潟vs福岡の試合から、新潟GK小島選手のプレイです。

 

右サイドからアーリー気味のクロスが、誰にも触れられずにそのままゴールへ吸い込まれてしまいました。

 

GKの判断としては、ゴールに向かってくるアーリークロスに3選手が待っており、距離的なことを考えても、シュートに備える判断まではよかったと思います。

 

しかし、クロスがタッチラインを割ると判断したのか、クロスをスルーしてしまいました。

 

タッチラインを割ると判断するには、判断が早かったボールの軌道でしたね。

 

併せてクロスを待っていた選手がファーサイドにも一人いるので、流れたところを詰められる危険性もあるので、ラインを割る判断をするにしても、もっとボールに寄って見極めて欲しかったですね。

 

危機管理としては、ここまで細かくしておかないといけないと思うので、ちょっと安直な判断でした。

 

安全性が不透明な場合は、安易な判断はしてはいけないというGKとしての教訓にしておきたいところですね。

 

ドリブルの進路+前に詰める

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続いて紹介するシーンは、川崎vs柏の試合から、柏GK松本選手のプレイです。

 

右サイドやや中央付近から、ディフェンスの間を上手くドリブルで突破されますが、ゴール前に侵入してきたいいタイミングで前に出てシュートを防ぎました。

 

ドリブルの進路をよく読み、ボールが離れた一瞬を見極めて飛び出しましたね。

 

飛び出したタイミングが完璧でした。

 

GK自身が前に出ることで、ゴールを狙うスペースをさらに狭めることができますが、これにドリブルで侵入してくるとさらにスペースがなくなります。

 

ボールホルダーとしては、一瞬でゴールに流し込むスペースがなくなった錯覚を起こせるので、GKだけが前に出るのではなく、あえてゴールに近い距離まで引きつけてから前に出る事でブロックしやすいこともあります。

 

このへんの駆け引きは、状況によって使い分けられるようになると、セーブ率は高くなると考えていますので、状況判断力はしっかり養っていきたいですね

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、川崎のチョン・ソンリョン選手を選びました。

 

中央やや遠めの位置から強烈なミドルシュートが柏選手に当たり、コースが変わりましたが、逆を突かれた体勢になっても右足を振り上げセーブしました。

 

ディフレクションしたボールで、身体も完全に逆方向に流れてしまっていましたが、よく身体を残しましたね。

 

先読みし過ぎてシュート方向に身体を投げ出すGKも多いですが、こういった最後の最後までギリギリ待てるGKだと、突然の事故にも対処できるので、結果的に失点を減ります。

 

こういったGKが増えてくるといいですね。

 

また、足を出すだけではなく、しっかり外に弾くことも考えて振り上げたのもポイント高いですね。

 

つま先を上方向を向けていますので、少しでもボールに当たる面積を増やそうと執念も見られます。

 

最後の最後まで身体を張って止めるという、GKとしての心情が伝わってくるナイスセーブでした。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)

●FC東京:野澤…ギリギリまで慌てず動かず我慢したナイスセーブ

【FC東京×ガンバ大阪|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第16節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

●新潟:小島…クロス後の完璧なポジション修正からのセーブ

【アルビレックス新潟×アビスパ福岡|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第16節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

●C大阪:キムジンヒョン…キレイなスルーパスからの飛び出しに、しっかり前に詰めてセーブ

【セレッソ大阪×サンフレッチェ広島|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第16節|2024シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

アジアチャンピオンズリーグを勝ち進んでいた横浜FM以外は、Jリーグの日程もおよそ半分の試合を消化しました。

日程が半分くらい進み、だいぶ上位陣も絞られてきましたね。

 

町田、鹿島、神戸、G大阪あたりまでが今後優勝争いをしていく軸となりそうですかねぇ。

 

上位4クラブとも共通していえるのが、GKが安定していることですね。

 

鹿島がちょっと失点数多いけど、やはりリーグ失点数の少なさで上位にきているクラブばかりです。

 

やはり失点の少なさが、チームの成績に大きく関わってきますね。

 

守備の要であるGKの出来次第で、チームの成績も大きく左右されるということが数字の上でもわかりますね(^^;

 

泥臭いポジションだけど、自分一人の力でチームの運命を握れる重要なポジションなので、現在GKを志している人にはその使命感を持って日々頑張って欲しいですね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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