こんにちは! Nishi です。
4月に入って新年度も始まり、心機一転された方も多いと思います。
やはり日本で生まれ育つと、春となると桜が咲いたりと、新しい一歩というイメージが自然と沸き立ちますよね。
そんな春スタートは、日本の生活スタイルにすっかり馴染んだとも言えますね。
ところがこの春スタートが、近年サッカー界ではある問題を抱えているんです。
秋春制に移行!?この報道はウソか真か…
とあるスポーツ紙に、驚きの記事がありました。
それは、2026年までにJリーグを現行の春開幕→秋閉幕から秋開幕→春閉幕の秋春制に移行へという記事がありました。
近年、欧州のシーズン期間にあわせようと、秋春制へ移行の議論は度々されていましたが、豪雪地域の開催地問題などで難航していました。
ところが突然の決定?のような記事を見てびっくりしました。
おかしいなぁっと思っていたら、どうやらファクトチェックもしていないメディアの飛ばし記事だったようです…
ホント迷惑な…
この飛ばし報道には、鹿島の小泉社長も憤りを露わにしていました。
やはり、先ほども述べたように、日本で秋春制の障害として、豪雪地帯での開催の問題が大きいようです。
雪が深くなる北海道や東北、日本海側などを本拠地とするクラブもたくさんあります。
そのクラブは、冬の雪が深い時期の試合開催は難しくなります。
選手だけではなく、見に来るお客さんも、寒い日にまで観戦に来てくれるという人は、熱狂的な一部のファンだけだと思うし、ライト層の集客という意味でも冬開催はデメリットの方が大きいと思う。
そういったデメリットもこんな短期間で解決したのか?っと疑問に思っていたけど、鹿島の小泉社長がコメントしていたように、そういった解決策もまだ出ていないのに、この話が出るのはおかしいと批判していました。
ちょっとメディアの無責任な飛ばし記事はスポーツだけじゃなくいろんなジャンルで迷惑被っているので控えて欲しいですね(^^;
今後どうなる?秋春制議論
今回の騒動は、メディアの飛ばし記事ということで終わっていますが、実際秋春制へ移行という話し合いは続けられています。
欧州のサッカーカレンダーがそうであるのは、みなさんご存じだと思いますが、23-24シーズンからアジアチャンピオンズリーグ(ACL)も秋春制に移行するので、その形に合わせる必要があるのではという議論があります。
そうなると補強や契約面で、有力選手を取り逃してしまうという意見もありますね。
秋春制賛成には、以前Jリーグが発足する前の6年間、日本でも秋春制でリーグ戦(当時はJSL)やってたから大丈夫という意見もありますが、これは無理があると思う。
というのも、当時は北国のクラブがなかったですからね(^^;
最北のクラブで住友金属(現在の鹿島)でしたから、豪雪地での開催がなかった時代のことなので、これは参考にはならないだろうと僕は思います。
また障害としては、日本の学制との折り合いも考えないといけないですね
4月に入学式を行い、3月に卒業式を迎える日本の学制だと、秋から始まるシーズンだと半年も公式戦の期間が空いてしまうことになります。
まぁここは卒業前にもうプロ入りさせるという方法も考えられるけど、半年間といえど学業との両立は可能なのか?という疑問もありますね(^^;
今でも強化指導制度やリモート学習などもあるから、このへんの問題は解決できるかもしれないですね
こういった問題を、クリアできるのか…
秋春制の議論はこれからも続きそうです。
おわりに
個人的には、秋春制にして欲しいけど、現実難しいのではという意見ですね。
なにせ雪国で生まれ雪国で育ち、雪国に暮らしているので、この雪の問題は身を持って体験しているので(^^;
除雪して開催しても、マイナス気温の中で果たして何人スタンド席まで見に来てくれるのだろうか?っといった興行的なこともやっぱり考えちゃいますね
猛吹雪となったら中止は必須だろうし、そうなると後の日程に回されるので、結局過密日程になったりと、いろんな問題が湧いて出てきそうですね。
世界中、それぞれ気候が違うんだし、その地域に合わせたカレンダーでいいような気もするけど、世界を股にかける競技だからこその悩みなのかもしれないですね(^^;
移行するにしても、上記の問題点をクリアできるかが、今後も注目ですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了