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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】現場サイドからでは難しい!?J2の試合で起きたノーゴール判定の解決策の是非…

こんにちは! Nishi です

 

先日当ブログでも、J2町田vs秋田の試合で起きたゴールラインを割っていたのにも関わらず、ノーゴール判定になってしまった場面を取り上げました。

 

この問題となった場面は、TwitterなどSNSでも大炎上し、物議を醸しましたね(^^;

 

この場面は、今やサッカーファンでもおなじみの、判定検証番組「ジャッジリプレイ」でも取り上げられました。

 

この検証番組は僕も好きな番組なので、果たして審判側からみた見解、あるいは元プロ選手達の見解などいろんな意見を聞いてみたいですね

 

現場サイドからでは判定は難しい!?

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町田vs秋田の試合で起きたノーゴール判定を今一度振り返ってみましょう。

 

前半8分に秋田の青木が、ハーフライン近くからロングシュートを放ちました。

 

これを町田のGKウィリアムが懸命に戻り、手で弾こうとしますが、力なく弾き切れずボールがゴール内に入り、ウィリアムも必死にボールを掻き出します。

 

この時点でもうすでにゴールラインを明らかに割っていましたが、審判の判定はノーゴール。

 

そのまま試合も継続されました。

 

試合の映像からは、明らかにゴールラインを割っていたので、これは誤審として試合後炎上しました。

 

この場面を巡って、今回のジャッジリプレイで議論されました。

 

この日出演した元国際審判員家本さん、元選手の佐藤寿人さん、水本さんが出演しましたが、一様に「あの角度からでは確定できなかった」という意見が多かったですね。

 

僕のブログでも、ハーフライン付近から審判がゴールラインを割ったかどうか目視するには難しいと述べました(^^;

 

その審判の目をサポートするために副審がサイドにいますが、その副審もハーフライン付近にあったディフェンスライン最後尾を見ているので、遠いゴールラインまで戻り切れていませんでした。

 

併せてGKウィリアムがボールを掻き出す際に身体を投げ出して対応したので、この身体と視線が重なってしまってボールの行方がわからなかったのでは?っという見解を示していました。

 

僕も、あの映像を見ている感じだとそう感じましたね。

 

審判の経験がある人ならわかると思いますが、ピッチ内で見る視線普段テレビや観客席から見るピッチの風景って全然違うんですよね(^^;

 

中継なんか見ていると、「なんでここの空いているスペース使わないんだ!」っとヤキモキすること多いかと思いますが、まさしくそれで、実際ピッチ内から見るとそのスペースが見えないんですよね(^^;

 

見る角度によって、正確に判断できなかったという見解は、僕は納得の見解だと思います。

 

過去の物議を呼んだ誤審騒動

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結構久しぶりに出た、明らかなゴール判定での誤審でしたが、過去にも物議を醸したノーゴール判定はありました。

 

最近で一番有名なのは、2019年5月17日の浦和と湘南の試合で起きた判定ですね

 

シュートがポストの内側に当たり、ゴールラインを割りましたが、逆サイドネットに跳ね返り、ピッチ内に戻ってきました。

 

GKの西川もその一連の軌道を見ていたので、悔しさのあまり跳ね返ってきたボールを投げ返したところ、これをインプレイでボールを中に出したものと勘違いしたのか、そのままプレイは継続されました。

 

当時世界的に進められていたVARの導入に慎重だったJリーグ運営側も、この場面が大炎上したことでJリーグでもVAR導入のキッカケになった試合でした。

 

今回の騒動も、この浦和vs湘南戦を彷彿させるような誤審だったという人もいましたね(^^;

 

世界の舞台で目を向けると、公式にVAR導入の機会になったのが、2010年のワールドカップでの出来事がキッカケでした。

 

決勝トーナメント一回戦でイングランドvsドイツ戦が行われ、その試合でランパードがシュートを放ち、これがバーに当たって落ち、跳ね返った後にドイツGKノイアーがキャッチしました。

 

映像を見ると、バーに当たって落ちた段階で、ゴールラインを割っていました。

 

試合の結果は、4-1とドイツが圧勝したんですが、このゴールが決まっていれば2-2の同点に追いついていたこともあって、その後の展開に左右したともいわれています。

 

このことがキッカケで、ワールドカップでもVAR導入のキッカケとなりました。

 

ちなみにスペイン戦で三笘の1ミリが世界中で話題になったときに、VARなんてやめろと文句言ってたのがドイツ人ジャーナリストイングランド人ジャーナリストだったのは何の冗談だ?と思わず笑っちゃたけどね(笑)

 

あんたらの試合で、VAR導入になったんだろって思わずツッコんじゃいました(笑)

 

まぁこういう欧米人仕草はいつものことですよね(^_^;)

 

おわりに

かつては、「誤審もサッカーのうち」とまで言われてきたが、もう最近では言う人も少なくなってきましたね(^_^;)

 

僕もわりとこの考えに近かったけど、厳密に言えばセルフジャッジはするなっていう感じですね。

 

それは今も同じかな。

 

ただ明確な間違いじゃないプレイ、例えば、この前話題にしたボールがラインを割ったかどうか範囲(足が出ていてもボールが中にあればインプレイ)とかで間違いじゃないものには抗議するけどね。

 

まぁ明確なゴールの判定がなしになるのは、せっかくの興奮を不当に冷める原因になるので、今のVARが適切に運用できているんであれば賛成ですね

 

「もし判定を過ったとしても、そのミスと共存することが必要だ」

 

と、名審判と名をはせたコッリーナさんの名言がありますが、今回のミスも頭を抱えて飲み込まれるのではなく、きちんと見つめて改善策を見出して欲しいですね。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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