こんにちは! Nishi です。
カタールワールドカップでドイツ、スペインという強豪を打ち破り躍進を果たした日本代表。
今大会は、目標と掲げていたベスト8に惜しくも届かず、その夢は次回大会以降に持ち越しとなりました。
そのためにも、これからどんどん準備していかないといけないですね。
そんな明るい未来を楽しみに、また4年間過ごす事になりますが、次回大会以降大きくワールドカップが変わる事はご存知ですか?
次回大会日本代表は、大きく様変わりするワールドカップで、ベスト8以上の成績を果たして残す事ができるのでしょうか?
出場国大幅増!日本にとって有利?不利?
次回のワールドカップは、4年後にアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国での共同開催することが決まっています。
3カ国共同開催という事もありますが、2026年大会より、FIFAの意向でこれまで大会参加国が32ヶ国だったのが、48ヶ国と大きく拡大しました。
本大会に出場できる国が、多くなったという事は、各大陸別で振り分けされていた出場枠も拡大されます。
各大陸の出場枠は、以下の通り変わります。
ヨーロッパ 13→16
アフリカ 5→9.5
アジア 4.5→8.5
南米 4.5→6.5
北中米カリブ海 3.5→6.5
オセアニア 0.5→1.5
個人的には、ヨーロッパをもう少し増やしてもいいのでは…っとは思いますけどね(^_^;)
まぁとりあえず、この枠組みで決まりのようです。
日本が所属するアジア枠は、ほぼ倍増の8.5枠という事で、ワールドカップ本大会への出場は、正直なところ、これまでよりかは楽にはなります(^_^;)
最終予選は、これまで2グループリーグで行われていたのが、ひとつ増えて3グループになります。
最終予選まで進出する国が増えたとはいえ、アジアではワールドカップに出場した国とそれ以外ではレベル格差があり、最終予選での緊張感も薄れてしまいます。
これからは「絶対に負けられない戦いがそこにある」から「負けてもそれほど問題がない戦いがそこにある」に変わりますね(皮肉)
アジア予選の問題点はこのへんにして、本大会に出場した時の話もしますね。
現行32ヶ国では、4チームずつ8グループで分かれ総当たり戦で上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出する仕組みが、48ヶ国では3チームずつ16グループ総当たり戦の上位2ヶ国決勝トーナメント進出になります。
しかし、この方式だと、奇数チームのグループリーグの為、各グループリーグで試合をしないチームが一チーム必ず出てきます。
そうなると、チームごとで最終戦の日にちも変わり、今大会であったような最終戦同時刻開催で、結果によって巡るまじく順位が変わる白熱した試合も見れなくなるわけです。
しかしFIFAは、今大会グループリーグでの最終戦で、こういった熱い展開が多く見られた事で、グループリーグを4チームずつに変更するよう検討するそうです。
これは是非検討して変更して欲しいと僕は思います。
ただこれを実施すると、試合数が一試合増えるので、選手のコンディションや会場の確保など過密日程の問題が出てくるので、このへんもしっかり議論して欲しいですね。
日本代表として一番の懸念は、出場国が増えて決勝トーナメントがベスト32からになると、トーナメントで2勝しなければベスト8に届かなくなります。
これまでトーナメント戦で1勝もしていない日本にとって、このハードルはより高くなってしまったと考えてもいいでしょう(^_^;)
予選突破は楽になったものの、本大会での目標達成が難しくなった…
ある意味でバランス取れてるかもしれないですね(^_^;)
ロシアが秘策を胸にアジアに転身?
ワールドカップの大会方式の変更の話題の他に、先日驚くようなニュースもありました。
現在、ロシアのウクライナ侵攻によって、FIFAや欧州サッカー連盟主催の大会に出場停止処分を受けているロシアが、欧州サッカー連盟からアジアサッカー連盟に転籍することを検討しているとの事です。
アジアに転籍しても、FIFAの傘下にある以上、これまでの処分は継続だと思いますけどね…(^^;
まぁロシアの狙いとしては、国際的に孤立していないアピールもあるだろうと思う。
そして、中東などロシアとまだ通じている国があるので、あわよくばそれらの国を介して、サッカーだけでも国際舞台に復帰するという目論見もありそうですね。
仮にこのプランが実現したとしても、FIFAから国際大会出場停止処分は覆らないと思うし、意味ないと思うけどね…
いつか出場停止が解けてアジア予選で対戦することになっても、そこまで怖れる強豪でもないし、日本としては問題はなさそうかな。
それに遠征はより大変になるので、簡単にアジアサッカー連盟も首は縦に振らないだろうと思いますね(^^;
過去には政治的な理由で、イスラエルがアジアから欧州に転籍(中東戦争の影響で、周辺国が対戦拒否したため、アジア予選がスムーズに進められなくなった)
他にもサッカーの強化と経済的利益のためにトルコとカザフスタン(アジアから欧州へ)、逆に参入のケースではオーストラリア(オセアニアからアジアへ)が実例としてあります。
果たして、どうなることやら…(^^;
おわりに
2026年大会からの出場枠拡大も、アジアの恩恵大きいのは、中国や中東、そして東南アジアやインドといった人口も多く、経済発展してきている国のお金目当てもあるだろうと思う(^^;
短絡的なFIFAの運営には疑問も感じるけど、枠が拡大した中でのルールでどう勝ち抜くか戦略的に日本サッカーも考えていきたいですね。
日本がもっと強くなれば、日本の発言力も大きくなりますしね。
っとまぁ政治的な面もにらみながら、これからの日本サッカーは発展していって欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了