こんにちは! Nishi です。
今月は、Jリーグの閉幕と、ワールドカップ開幕という盛り上がるサッカーの話題が重なり、ニュースサイトもJリーグクラブの移籍の噂話とワールドカップの話題が盛りだくさんになっていますね。
ワールドカップも各国代表も、最終メンバー発表し始めており、気になるあの選手は選ばれているのかとかワクワクドキドキですね。
国内に向けるとやはり移籍情報だったり、リーグ戦の一年間の総括のニュースも見られますね。
その中で、おもしろそうな記事があったので紹介しますね
得点王と日本代表正GK擁しながらもなぜ降格?
Jリーグが創設されて30年あまり経ちますが、その30年の歴史で清水と磐田の静岡県の2クラブはJリーグを引っ張ってきました。
磐田は2000年代前半の黄金期でリーグを席巻し、清水も天皇杯制覇やリーグ戦で上位常連といった、まさしくサッカー王国静岡の名に恥じない両クラブでした。
しかし2010年以降頃から、両クラブとも、その往年の力は失われリーグ戦の成績も下降し始めます。
いつしか残留争いの常連にもなり、J2に降格してしまいました。
その間は、どちらかがJ2に落ちても、もう片方がJ1に残っていましたが、今シーズンは両クラブとも降格してしまい、史上初めてサッカー王国静岡のクラブがJ1から消える事になりました。
特に今シーズン、降格した清水は、得点王と日本代表GKを擁しながら降格という珍事が発生しました。
前線と最終ラインにそんな強力な選手がいるのになぜ?っと思うかもしれませんが、まぁサッカーの場合、個人の力だけで単純に勝てる競技でもないので、こういう一見不思議な現象はあることもありますね(^^;
いい選手ばっかり集めても、なかなか勝てなかったりもするので、やはり勝つための戦術などそういう部分が左右されますね。
また失点も全部が全部、GKのせいではないですからね~
僕も各チームのGKのプレイ面をずーっと追いかけているので、権田のプレイ面は特に問題はなく見ていました。
ポジション取りもそうだし、セーブの質も、やはり代表の正GK張るだけの実力はありますね。
だいたいハイライトで全部失点シーン見てたけど、権田個人のせいの失点は特になかったと思います(^_^;)
やられたのもドフリーで打たれたりとか、GKにとってノーチャンスばかりでしたね。
あったとしたら、ブログでも取り上げていますし、まぁ強いて言うなら、ディフェンスラインとの連携部分で行き違いとかはあったかもしれませんね(^_^;)
試合終了間近の試合運び
データとして興味深かったのは、アディショナルタイムの失点が多いことでした。
記事からの引用になりますが、後半ラスト15分の失点は、全54失点中の20失点と全体の37%で、そのうちアディショナルタイムの失点が9失点あります。
その9失点のうち、4試合が同点から負け(勝ち点4→勝ち点0)になり、4試合が勝ちから引き分け(勝ち点12→勝ち点4)になりました。
単純計算で勝ち点12を失ったことになり、あと勝ち点5ポイントあれば残留できたことを考えると、非常にもったいない数字になります。
このデータから見ると、試合の終盤、特にもう試合が終わるという時間帯で、試合を決めきれないという弱さが露見したシーズンだったという事になります。
これは選手のスタミナの問題だけではなく、やはり試合の終わらせ方でチームで共有できていなかったのかもしれないですね
試合の落としどころと言いますか、リードをどう守るかも、どのカテゴリーの試合でも意識はしていきたいですね。
例えば、70分過ぎで2点差で勝っていたとすると、さらに加点を目指すか、リードを守るかチーム戦術を考える必要が出てきます。
残り20分もあると考えると、2点のリードは心細いと感じることもありますし、1点は取られてもまだリードしていると考えることもできます。
また、その時のゲームの流れでも判断は変わってきます。
このへん、どうゲームを進めていくか監督なり選手達も方向性が一致していないと、あっさり逆転…っていうこともあります(^^;
降格に悲観するだけではなく、また選手個人の問題にするのではなく、データを基にした分析から改善していくことが重要ですね。
おわりに
サッカーにおいては、時間と点差を考えたゲーム運びって大事だなっと改めて実感させてくれるデータでしたね。
いち地方の社会人サッカーでも、やっぱり試合終わりくらいになるとパフォーマンス一気に落ちて、リード保てなかったとか、逆にゴール奪ったとかありましたしね(^^;
野球で言う、最終回に「ストッパー」を登板させるみたく、試合を決めるポイントは重要なのかもしれませんね
最後まで油断せずに、戦うのはもちろんだけど、このリードをどう保つか、老獪に試合運びを考える癖を身につけていきたいですね
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了