こんにちは! Nishi です。
今日は、水曜日に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第32弾です!
今節は、コロナ感染による延期などで順延になっていた試合が行われましたので、計5試合ありました。
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
一発でキャッチを
まず最初は、神戸vs湘南の試合から湘南GK谷選手のプレイです。
左サイドからのアーリー気味のクロスを、前に飛び出して処理をしようとします。
しかし、確実性を求めて一度ボールの勢いを殺してワンバウンドさせてからキャッチしようとしますが、バウンドが思わぬ方向に飛び、そのこぼれ球を拾われてピンチを招いてしまいました。
確実性を求めて一度ワンバウンドさせてキャッチするのもありはありなんですが、こういう予期せぬ事態を招きかねないので、やはり一回でキャッチできる方が望ましいですね。
芝の長さなどのピッチ環境や、人に当たってイレギュラーするなど様々な出来事がありますからね(^^;
味方選手に当たったか、前の場面でパスが合わなかった場面もあったので、芝の影響かちょっとこのへんは何とも言えない部分はあるけど、一発でキャッチできていれば何も問題ない場面でした。
まぁ厳しい見方だけど、多少強いボールでも一発で確実にキャッチできる技術は磨いていきたいですね。
コーナーキック時の小競り合い
続いては、川崎vs京都の試合から京都GK上福元選手のプレイです。
コーナーキックからのクロスを頭で流し、ゴールポストに当たって跳ね返ったボールを押し込まれ失点してしまいました。
コーナーキックからのクロスに前へ出ようとしますが、相手選手と競り合いっていた味方選手にも阻まれて前に出れませんでした。
この点は、GK一人の責任ではありませんが、ディフェンスが押し込む方向を指示してもよかったかもしれませんね。
例えば、ただポジションの外に追い出すのではなく、ボールから遠ざかるように外に追い出すように指示をすれば、GKが中央からニア付近に飛び出しやすい”道”を確保する必要はあったと思います。
GK自身も押し合いに参加するよりかは、対処しやすいと思います。
まぁ、その場瞬間でこう指示しても、言われた方はすぐにピンとはこないので、練習時にある程度決め事をしてもいいかもしれないですね。
パワーが不十分なら、頭を使う。
使い古された言葉ですが、未だにこの言葉が使われていることから、やはり永遠の真理なのかなって思います。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、湘南の谷選手を選びました。
中央左45度のペナルティエリア外からのミドルシュートをタイミングよく飛び、セーブしました。
キレイなディフレクティングでのセービングですね。
逆手を使い、身体の捻りが十分だったので、指先だけでも方向を変えるだけの力が加わり大きく弾くことができましたね。
シュート前にベストの位置にポジショニングできている事で、身体もセービングできる準備がしっかりできています。
これだけしっかりした準備と技術があれば、スピード、コースともにいいシュートでも簡単にゴールを割らさせることはありません。
これら技術は、連日の日頃の練習で培われるものなので、日々の練習はしっかり積み重ねていきたいですね^^
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)
●C大阪:キム・ジンヒョン…身体を目いっぱい伸ばしたナイスセーブ
【FC東京×セレッソ大阪|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第25節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●浦和:西川…混み合う中で出どころがわかりづらいシュートも見事な反応
【浦和レッズ×北海道コンサドーレ札幌|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第27節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
横浜FMが敗れ、川崎が勝ったので1位と2位との勝ち点差は2ポイント差にまで迫ってきました。
残り2試合となりましたが、これでますます優勝争いがわからなくなってきましたね(^^;
一時は勝ち点差8ポイント開いたので、もう今年は横浜FMの優勝で決まったかなぁっと思いましたが、終盤にきてまさかの連敗…
直接対決はありませんが、残り2試合で逆転も見えてきましたね。
しかし逆に、横浜FMが勝ち、川崎が負ければ次節で横浜FMの優勝が決まりますので、まだ横浜FMが有利な立場ではあります。
最後はどちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか?
ますます目が離せなくなりました^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了