こんにちは! Nishi です。
僕は生まれてから高校生まで18年間、漁師さんが多い地域で育ちました。
そのせいもあって、性格的には温厚な方だけど、浜独特の訛りと少し怒り口調な部分もあります(^^;
札幌に進学した時も、一言会話しただけで「函館の人?」言われるくらいでした(^^;
周りに自分より訛り強い人もいたし、自分は標準語をしゃべっているつもりでいたけど、そうではなかったと世間の厳しさを実感しました(笑)
さて、ちょっと言葉がきつめな環境で育ち、その後多くの人が行き交うそれなりに大きな企業に勤めた経験から、言葉使いも含めた「言葉選び」には十分気をつけるようにしています。
先日、その言葉について興味深いものを見つけたので、今日の主題としたいと思います。
とある試合で飛び交う怒号!?
指導者が試合中に「殺せ!」ってコーチングは絶対ダメだろ。
— Hiro (Football Coach) (@akita_football) 2022年9月11日
ずっと「潰せ、殺せ」しか言ってないし。
言いたい事は、「厳しく寄せろ」
「選択肢を限定しろ」って事なんだろうけど。。多分ね。
普段の日常会話や練習からそういう言葉遣いなんだろうな。
反対側のコートだったけど嫌な気持ちになった
先日Twitterでちょっとショッキングなツイートを見つけました。
ある試合で、対戦チームの指導者が、コーチングの時に「殺せ」とか「潰せ」という乱暴な言葉を使ってコーチングしていたそうです。
ツイートでもあるように、この指導者の言いたい事的には「厳しく当たれ」とか「自由にやらせるな」というニュアンスだと思うが、聞いてる方としてはこの「殺せ」とかは嫌な気持ちになります。
実際この言葉をかけられた、試合中の選手達はどう思うのだろうかと心配になります(-_-;)
いや、ニュアンス伝わればそんなの気にしないよと言う人もいると思うけど、周りから聞いてるとよろしくない言葉だと思う。
それを聞いたサッカーに興味を持ち始めた子供とかは、怖いと思ってサッカーやらないって事にならないかという心配もあるしね。
子供だけでなく、親だってそんな人を罵る言葉が飛び交う習い事させたくないって思ってもおかしくないと思う。
そういう殺伐とした言葉が飛び交う環境なんて、見てる方も嫌になりますよね(^_^;)
昔の少年野球でも普通に野次があったように、あれホント嫌だったから僕は野球やらなかったと同じように、そういう言葉が飛び交う環境のスポーツは敬遠されると思う。
そうなると競技人口も減っていく事になるし、サッカー好きとしてはそうやってサッカーから離れていく人が多いと困りますしね(^_^;)
GKの指示出しでも心がけ
前にもブログで書いたけど、正しく伝える「言葉力」って大切なのかなって思いますね。
GKの視点でこの話題に触れたけど、声かけの時の言葉選びはホント大事だと思う。
僕の経験から言うと、自由にやらせないないようにして欲しくて「潰せ」と指示出しをしていました。
しかし、ファウルして欲しくない場所でファウルしたりと、自分の思惑と違う事をすることがあったりしたので僕は使わなくなりました。
それからは、「厳しく!」とか「アタック」、「チャージ」とか手短なフレーズでまとめるようにしてます。
厳しく殺伐とした言葉を言うかどうかではなく、目的は「伝えて理解させる」ことなんだから、伝わりやすい言葉がけになるように注意してます。
「殺せ」など相手に敬意を欠くような言葉は絶対に使わないですね。
そういった言葉選びにも細かくこだわっていきたいですね~
試合中なんで、ついついキツイ言葉使いになる気持ちもわかります。
ですがGKだからこそ、人一倍冷静になってものごと見極めて欲しいと思います。
おわりに
直接的なメッセージ性をもった言葉でも、人を侮蔑したり貶めるような言葉は僕は抵抗がありますね(^^;
いい子ぶる訳ではないけど、やっぱりみんなで後腐れなく楽しくやりたいものです。
ましてや小学生や中学生など、これから立派な大人になる未成年が携わるものならばなおさらそう思います。
まずお手本となる大人から、言葉選びに気をつけることを進めていかなければいけないですね(^^;
身体的な技術向上だけではなく、人間形成の意味でも必要なことなのかなっとも思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了