こんにちは！ Nishi です。
今日は、週末に開催されたＪリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介＆解説する企画第２６弾です！
今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい！＾＾
前に出るのも…
まずは、C大阪vs広島の試合から、C大阪GKキム・ジンヒョン選手のプレイです。
残り時間あとわずかの試合終了間際のコーナーキックの場面から、競り合いで流れたボールをフリーで拾われ、キム・ジンヒョン選手が前に出て対応しますが、中にクロスを折り返され失点してしまいました。
0-2のビハインド、時間帯的にもアディショナルタイムの終わりかけで、チーム全体的に集中力は欠けていたとはいえ、ちょっとお粗末な飛び出しの判断ですね。
コーナー付近でボールキープすると思っていたところ、普通に中にクロスを上げられて虚を突かれたのかもしれませんね(^^;
飛び出すにしてもこの場面なら、ゴールエリア内までに踏みとどまるかな。
まぁ、この場面はもう味方全員、守備してなかったですから、こういうなるのは当然っちゃあ当然かな(^^;
でも仮に普通の時間帯でこの場面によく似た状況で、ノーマークのファーにいた選手に拾われた場合は、あの拾われ方なら前述通り、前に出るならゴールエリア内までですかね。
拾った選手の特徴にもよるけどね。
そこは状況に合わせた的確な判断は見極めないといけないですね(^^;
GKはホント難しいです(笑)
ボールの置き所も見るポイント
続いては、名古屋vsG大阪の試合からG大阪GK東口選手のプレイです。
試合開始早々、後方からの縦パスを裏に走りこんだ永井選手に一気に通され1vs1の場面まで持っていかれ、GKの頭上を越すループシュートを打たれますが、このシュートを冷静に見極めセーブします。
永井選手のトラップもボールが弾んでいたのを見て、頭上を狙ってくるのもしっかり予測した対応でしたね。
後ろから追いかけていたディフェンスのプレッシャーもあって、楽にプレイさせなかったのもグッドですね。
それらの状況もしっかり見極めて冷静に対応したのはよかったです。
試合開始早々って結構集中力抜けていたりするから、突然こういう場面が来ると慌ててしまう場合もありますからねぇ…(^^;
（まぁそのせいで簡単に裏抜かれたのもあるけど…）
ピンチの場面でも、相手のボールの置き所とディフェンスの位置をしっかり見極め、予測もしっかりできていたナイスプレイです。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、清水の権田選手を選びました。
ペナルティエリアやや左付近でのボールの奪い合いから、やや遠めの位置から強烈なミドルシュートを打たれますが、このシュートをセーブしました。
時間帯的にもこのセーブは大きかったですね。
遠めとは言ったものの、シュートスピードはあったので決して余裕があったわけではない場面ですが、反応スピードも素晴らしいです。
シュートが打たれる前のボールの奪い合い時に、味方ディフェンスの間に立ち、しっかり視界を確保をしていたのも高ポイントですね。
いくら熟練されたGKでも、出どころが見えないと反応すらできませんからね。
ポジショニングの重要性を改めて認識させられましたね。
紹介できなかったナイスプレイはこちら↓（敬称略）
●鹿島：クォンスンテ…ドフリーのヘディングもよく手を出してナイスセーブ！
【川崎フロンターレ×鹿島アントラーズ｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第27節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
●広島：大迫…左右に振られるも、しっかりポジション確保しセーブ！
【セレッソ大阪×サンフレッチェ広島｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第27節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
おわりに
今夏に日本に戻ってきた鈴木武蔵選手がＪリーグ復帰後初ゴールを豪快に決めましたね＾＾
海外移籍後はなかなか結果残せなかったけど、これが復活の狼煙になってくれるといいですね。
一回や二回海外で結果が残せなかったからダメな選手っていうわけではないので、もう一度代表に選出されるように頑張って欲しいですね。
日本人選手の海外移籍も当たり前になってきた今、出戻りの選手もこれからは多くなってきます。
偏見に満ちた烙印を押すことなく、フラットに見ていきたいですね。
また選手達も、再起を目指す意地もみせてくれると、見てる側もおもしろいのでその精神は忘れないで欲しいです＾＾
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
