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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#25

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第25弾です!

 

今節は、アジアチャンピオンズリーグの試合の兼ね合いの為、浦和vsC大阪、神戸vsFC東京、横浜FMvs京都の3試合以外の計6試合開催されました。

 

その3試合は、9月14日に行われる予定です。

 

今回も主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

気を抜いた瞬間が要注意!

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最初は福岡vs川崎の試合から、川崎GKチョン・ソンリョン選手のプレイです。

 

中央のペナルティエリア外およそ30mくらいの場所から、ふわっと浮かせたスルーパスを福岡の山岸選手が、上手く裏を取って抜け出しダイレクトで押し込みました。

 

この場面、上手く走りこんだとはいえ、ディフェンスは二人ついていたので無理にGKは前に出なくて正解だと思う。

 

ただし、ふらふらっとその場に突っ立っているだけで、下半身を締めるなどシュートへの準備がないまま対応してしまいましたね。

 

チョンソンリョン選手にしては、珍しく集中力欠いたプレイかな。

 

見てる感じだと、ディフェンスに任せっきりでダイレクトに合わせられる事を想定していなかったように感じます。

 

浮き球のふわっとしたパスに意表を突かれたかもしれないけど、前に出れないと判断をしたなら、シュート受ける姿勢にすぐにシフトして欲しかったですね。

 

腰の位置も高くてほぼ棒立ち状態。

 

あれでは手元付近しか反応できないので、状況に合わせた切り替えはしっかりして欲しいです。

 

ナイスセーブ!+厳しめの注文

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続いては、湘南vs鹿島の試合から、湘南GK谷選手のプレイです。

 

左サイドをドリブルで切り込み、カットインしてペナルティエリア外左45度の位置からのミドルシュートを右手一本で見事にセーブしました。

 

逆手を使った、ディフレクティングのナイスセーブですね^^

 

身体を捻る事で弾く力と手一つ分大きく遠いサイドに手が届くので、ミドルシュートの遠いサイドのコースのシュートを弾くのに最適なGKテクニックです。

 

少し注文するとすれば、シュートが少し落ちたせいで(ドライブ回転)、叩きつけるようなセーブになってしまいましたね。

 

下方向に弾いてしまうと、シュートの威力が強すぎた時にゴールに向かっていく可能性もあります。

 

それを避けるために、ボールの下を弾き、できるだけ下方向に弾かないのが理想です。

 

上方向だと、仮にシュートの威力が勝って後ろに飛んでも、ゴールバーの上を越えるので、失点の可能性はより低くなります。

 

まぁ落ちてくるシュートなので、セーブも難しいシュートではありますので、そこまで大きなエラーではないです^^

 

このシュートでもしっかりボールの下を捉えてセービングできれば、最高かなって思い、少し厳しめに注文つけました(笑)

 

それくらいできるポテンシャルがあるので^^

 

それでもディフレクテングのセービングの場面としてはとてもいい場面ですので、身体の使い方や視線の位置など参考にして欲しい場面です。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは鳥栖のパク・イルギュ選手を選びました。

 

左サイドからの浮かせたスルーパスを、走りこんでいた札幌の駒井選手がダイレクトで合わせてシュートを放ちますが、このシュートを鋭い反応でセーブしました。

 

無理に飛び込まず、かつ後ろに下がらずにいいポジションで低い姿勢で待ったのがよかったですね。

 

ダイレクトで合わせたシュートも、結構スピードがあったので、高い重心で待っていると手に触れる事もできなかったと思う。

 

やっぱりシュートが一番飛んできやすい、低めのコースをカバーするのが基本ですね。

 

手を出すときに一番反応が遅れるのは低めのコースなので、そのロスをカバーするために手を下げておくのも大切です。

 

シュートに意図して反応できなくても、手にぶつかる可能性もありますからね。

 

基本通りの姿勢と動きができたのはとてもよかったです^^

 

紹介できなかったナイスプレイはこちら↓(敬称略)

●清水:権田…敵味方入り乱れる中、視野をしっかり確保したセーブ

【清水エスパルス×柏レイソル|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第26節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●鹿島:クォンスンテ…至近距離からのシュートも慌てず最後もボールを見る

【湘南ベルマーレ×鹿島アントラーズ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第26節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●名古屋:ランゲラック…至近距離のシュートもポジショニングが良くナイスセーブ

【名古屋グランパス×ジュビロ磐田|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第26節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

新型コロナや天候不順のため、各クラブ消化試合に少しバラつきがありますが、残り8~10試合になってきました。

優勝争いも気になりますが、残留争いも気になります(^^;

 

守備のポジション出身なので、やっぱり失点の部分が最初に気になりますね。。。

 

もう完全な職業病です(笑)

 

特に残留争いに巻き込まれているクラブは、失点が多ければ多いほど勝ち点が失う可能性が高いので、失点は余計気になりますよね(^^;

 

そこで少しでも失点を減らすのには、最後の砦であるGKの出来の良し悪しにかかってきますね。

 

GK一人の力ではどうしようもない失点シーンはありますが、そういった状況を作らせないような工夫も必要だし、GK自身もミスを減らさなければいけません。

 

これからの試合は、いかにミスを減らせるかも重要なカギですね。

 

まぁ、ありたきりの言葉ですけど、ミスを減らしたクラブが残留に近づけるのかなって思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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