こんにちは！ Nishi です。
今日は、週末に開催されたＪリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介＆解説する企画第２３弾です！
今節は、福岡vsG大阪の試合が延期になったので、8試合の中から選びました。
主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい！＾＾
出るか出ないかの判断
まず最初は、京都vs柏の試合から柏ＧＫ佐々木選手のプレイです。
やや不意を突いた後方からの縦パスに、勢いよくペナルティエリア外に飛び出てクリアを試みますが、ボールに触れる事ができず、クリアボールが流れたところを押し込まれ失点してしまいます。
自分で処理するという責任感は理解できるが、確実に処理できないうちはその判断はＮＧ。
ディフェンスもついていたので、ここは待ちでよかったと思う
高いラインを保つために、ディフェンスラインの後方も広範囲カバーする意識は大事だけど、冷静な状況判断はして欲しかったかな。
ただ、次の14分のシーンのカバーは、ナイス判断だと思う。
このへんの判断が上手くできるようになれば、もう一皮剥けれると思います。
それだけ、この場面のミスはしっかり反省して欲しいですね。
意表を突かれたといえ…
続いては、川崎vs横浜FMの試合から、横浜FM・ＧＫ高丘選手のプレイです。
ディフェンス最終ラインから大きな展開のパスを、右サイド走りこんでいた山根選手がダイレクトでクロスを折り返し、中央に走りこんでいたレアンドロ・ダミアン選手がその勢いのまま押し込んだゴールシーンです。
川崎の見事な連携プレイではありますが、ＧＫ的に厳しい見方をすれば、折り返しのクロスにいち早く反応して前に飛び出して処理できたかなって思います。
まぁ、あのボールをダイレクトにクロスを上げるとは予測は難しいとは思うけど、それでも余計に一歩下がった分、飛び出すタイミングで後手を踏んだかなって思います。
もうちょっとここは大胆に前に出てよかった思う。
この場面も瞬時の判断が明暗を分けた場面だと思いますが、瞬間的に良い判断ができるかどうかでＧＫの優劣が出てきます。
常に最良の判断ができるようになりたいものですね。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、柏の佐々木選手を選びました。
左45度からの低い弾道の巻いてくる難しいシュートを、巧みにサイドステップを使いながら左手でセーブしました。
若干ボールの出どころが見づらく、反応が遅れがちになる場面ですが、慌てずにサイドステップをして距離を稼いだのもナイスな判断です。
反応が遅れると、慌ててついその場で飛ぼうとしがちだけど、そうするとおそらくボールには手が届かなかったと思います。
またサイドステップで移動中も、しっかり手を下ろしておいたのもポイント高いですね。
手を下ろすことで、一番手が届くのに時間がかかる、ななめ下の低いポイントにも最速で手が届きやすいようにケアもしています。
遠いサイドへのシュートの対応として、お手本となる技術がまとまったナイスなセーブだと思います＾＾
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓（敬称略）
●清水：権田…セカンドボールも意識した誰もいない場所へ弾くナイスセーブ
【FC東京×清水エスパルス｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第24節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
●鳥栖：パクイルギュ…的確なポジショニングが光るセーブ
【サガン鳥栖×ジュビロ磐田｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第24節 | 2022シーズン｜Jリーグ - YouTube
おわりに
福岡vsG大阪の試合は、福岡の選手やスタッフに新型コロナ感染者が多数出たために試合は延期となりました。
症状が出た人が何人いたかはわからないけど、僕も先週一週間寝込んでいました(-_-;)
夏風邪の強めのインフルエンザのように2~3日高熱が続くので、感染しても症状が出ないように体調管理は十分にとって下さいね(^^;
夏の暑い季節なので、また突然の雨などで思いがけずシャツが濡れたままになって身体が冷えたりしてそこから風邪をひいたりします。。。
また連日の暑さで、なかなか寝れなくて寝不足になって体力が落ちてることもあります。
しっかり栄養と睡眠ををとることも予防のひとつだと思います。。。
正直今回僕は寝不足でやられたかな…(^^;
とにかく、流行り病が流行中なのでしっかり体調管理は努めていきましょう！
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
