こんにちは! Nishi です。
今日は、週末に開催されたJリーグの試合から、僕が注目したゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第22弾です!
今節は、川崎vs名古屋の試合が延期になったので、8試合の中から選びました。
主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
手痛い開始早々のミス
まず最初は、FC東京vs磐田の試合から、磐田GK三浦選手のプレイです。
右サイド深い位置のフリーキックから上げられたクロスを、味方ディフェンスがクリアしますが、真上にふわふわっとボールが流れてしまいます。
このふわふわ上がったボールをパンチングで弾こうとしますが、FC東京・木本選手と競り合いに負けてしまい失点してしまいます。
垂直に上がったルーズボールなので、タイミング取ってジャンプするのも難しいとこもありますが、手が使えるアドバンテージがある以上、競り合いで負けるのはNGですね。
しかも自分が優位なポジションを確保しておきながらの競り負けはいけませんね。。。
ここは第一の選択としてキャッチに行くべきだったかな。
パンチングで弾くにしても、あの体勢だと無理にパンチングで一発で跳ね返そうとしてもボールに勢いがつかないので、あえて手のひらで一度触って弾いてからキャッチにいってもよかったですね。
弾くにしても、あえて一歩下がるとか工夫は欲しかった。
でもそれだと先に飛ばれたら、後から飛んだことによってファウルになりやすいので、ここは否応なしに、先に触るべきでしたね(^^;
試合開始早々という時間帯的にも悪かったので、この場面はしっかり反省して欲しいですね。
気負いしない冷静さ
続いては、清水vs浦和の試合から浦和GK西川選手のプレイです。
左サイドのショートコーナーからのクロスを、逆サイドのカルリーニョス選手がボレーで合わせます。
そのシュートに反応しますがディフェンスに当たり変化しますが、この変化にも残っていた足を出してセーブしました。
至近距離からのシュートでしたので、気負いして身体ごと横に飛んでいてもおかしくなかった場面でしたが、シュートコースとスピードまでしっかり見極めてから身体が動いてますね。
そのおかげもあって、身体が残せていた要因かなっと思います。
シュートコースに味方ディフェンスが二人いたので、イレギュラーもある程度予想していたかもしれませんね。
かなり切羽詰まった場面でしたが、この冷静な対応はナイスですね^^
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは鹿島のクォン・スンテ選手を選びました。
ペナルティライン中央やや右よりから強烈なグラウンダーのシュートを放たれますが、見事な横っ飛びでセーブしました。
もちゃもちゃしたあと、いつシュートが来るかわからず、またディフェンスもいて出所も見づらかったと思うけど、よく反応しましたね。
ポジショニングもよかったし、一番手を出すときに時間がかかる下方向にきちんと手をおいているのもポイントですね
下方向にてをおいておくことで、一番手が届きにくいポイントをカバーできます。
そしてこの場面のように、スピードのあるシュートでもすぐに手を出すことができます。
GKの基本姿勢に忠実なナイスセーブです。
基本を忘れずに日々精進していきたいですね^^
紹介できなかったナイスセーブはこちら↓(敬称略)
●鳥栖:パクイルギュ…グラウンダーのシュートもタイミングよくナイスセーブ
【サガン鳥栖×横浜F・マリノス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第22節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●柏:佐々木…的確なポジショニングと弾いたボールの行方も最後まで
【柏レイソル×北海道コンサドーレ札幌|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第22節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
北海道もそうですが、ここ数日雨が続いていますね(^^;
梅雨がぶり返したと言う人もいるくらいですしね…
試合など見ていても、選手やスタッフ、応援に駆けつけたファンのみなさん、本当にお疲れ様です。
長く雨に打たれたことで、体調崩さないように注意して下さいね。
また、お子さんの試合などで、雨天でも試合をすることがあります。
温度差などで体調崩すキッカケにもなるので、親子共々体調のケアはしっかりして下さいね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了