こんにちは! Nishi です。
ゴールデンウィーク中の休みのおかげで、親子揃って休みの家庭も多いかと思います。
普段は仕事で時間がなかったりすので、この機会に遠くに旅行に行ったり、子供達との時間を共有できるいい機会かもしれないですね。
サッカーや野球など、運動系の部活やクラブ活動をしているお子さんがいるなら、練習や練習試合などじっくり見学や応援に出かける人も多いかと思います。
お子さんが一生懸命ボールを追いかけている姿っていいものですよね^^
そんな子供達のスポーツに関して、今あるニュースが世間を賑わせています。
強豪校の不祥事
熊本県にあるサッカー強豪校である秀岳館高校で、コーチが部員に暴行をしたというニュースです。
まず事件の経緯から語ると、暴行を受けている動画がネット上で拡散され波紋を呼びました。
その火消しという事で、監督も朝の生放送情報番組の『スッキリ』に出演したり釈明に奔走していました。
動画が拡散後、部員達が整列し「僕達がコーチを怒らせるように仕向けて隠し撮りしてた」と謝罪動画を上げて、この騒動に鎮静化を図ろうとしました。
ところがその後、この謝罪動画を撮る前の監督と部員達によるミーティングのやりとりの音声データが流出し、また状況が一転。
監督が「俺は被害者だ。お前達のやったことは大人になったら加害者だ」などと、恐喝のような行為をしていました。
そしてこの謝罪動画も監督の指示だったことが明らかになりました。
その後のアンケート調査などでも、監督やコーチ達の暴行行為が30件以上報告されるなど、日常的に行われていた事が発覚しました。
当ブログでも、育成世代の問題点などから指導面での話題を取り上げていた関係上、この話題を取り上げようとしていましたが、情報が二転三転していたので少し慎重に見てました。
生放送で釈明していた監督の説明も「本当か?」って疑問に思っていたので、まぁその勘が当たって案の定こういう結果でしたね(^^;
ライセンス制度などの見直しも含めて
毎年のように名門校のこういう暴行事件出てきますね。。。
ライセンス制度などサッカー界は、比較的日本旧来のやり方から先を進んでいる部分はあります。
しかし、強豪校からこういう事件が出ると非常に悲しくなりますし、サッカーのイメージそのものに傷がつき、憤りを感じます。
部活制度が悪いのかは置いといて、移籍しやすい環境は早急に作って欲しいですね
まぁその弊害になっているのなら、部活そのものをなくして地域クラブに移行して欲しいですね
気軽に移籍ができない学校単位での活動は、こういう監督やコーチが支配的なところがあると中々表にも出てこないし、解決を遅らせることにもなると思う。
でもクラブチームになっても、そういう部活動時代の習慣が根付いていて、結局変わらない…っていうのもあり得なくはないですね(-_-;)
また、ライセンス制度もしっかり機能しているのだろうか。
地域のサッカー協会に任せっきりだと、例えばそういうところって、その地域の強豪チームや強豪校の重鎮が、重役を担ったりするケースが多かったりします。
その重鎮に頭が上がらなくて、その重鎮の関係している学校やクラブの悪習が闇に隠されたままになることがあります。
こういう透明性の低い関係も、サッカーの発展には障壁になっていると思う。
ライセンスの更新やチェックは、サッカー協会本部が直接抜き打ちやら地域の部外者的な監視員で見るとか、新しい規定を設けてもいいように思います。
正直今の時代でこういう指導をして、サッカーが強くなると本気で思ってるか疑問に思う。。。
そして体罰なんてあったら映像なり音声なり取られるのにね〜
野球の名門PL学園とかのケース見て他人事だと思ってたんだろうか。。。
指導者層がもっと、古くからの考えにこだわるのではなく、柔軟な思考を持たないといけないと思う。
おわりに
正直サッカー界だけの問題では解決できないと思う。
以前紹介したように、一応部活制度の見直しなど国が動いているようです。
それには期待したいけど、ちまちまゆっくりやって欲しくないですね(-_-;)
ゆっくりやってまた同じようなケースの事件が発生でもしたら…っと思ってしまいます(^^;
子供達こそ国の宝だと思うので、子供達の未来を明るくする施策は、大人達が懸命に知恵を絞っていかなければいけないですね
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了