こんにちは! Nishi です。
ゴールデンウィークも、もう後半になりましたね^^
みなさん、今年のゴールデンウィークは楽しんでいますか?^^
今日は、ゴールデンウィークの中盤3日と4日に行われたJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第11弾です!
今節もアジアチャンピオンズリーグの試合がある為、川崎、横浜FM、浦和、神戸の試合はありませんので、全部で7試合分です。
主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^
混戦の最中の焦り!?
まず最初は、福岡vsFC東京の試合から、FC東京GKスウォヴィク選手のプレイです。
左コーナーキックの場面からのクロスに合わせたシュートが、ゴールライン上に張っていた味方選手が足でブロックします。
ところが、その後の処理で手間取ってしまい、結局押し込まれてしまいました。
味方選手のブロック後のボールを、手で処理しようとしたか迷った感じはありますね。
意図していないプレイなので、手でキャッチにいっても問題ないのではと思うのと、足でコントロールしているようにも見えるので、バックパスを取られかねないと見る人もいるかと思います。
この場面は、手でキャッチしてもオッケーだと僕は思う。
まず前者の意味合いが強い場面だと思うのと、バックパスの『足』の規定は足首より下の部分なので、たとえ膝で意図的にパスをしてもバックパスにはなりません。
ブロックした場所も脛部分だったので、これはバックパスの規定に基づいてキャッチしてもオッケーだと解釈しています(^^;
アマチュアの地方リーグだと、微妙なジャッジになりそうですが、おそらくJリーグレベルの主審だと、このルールは知っていると思います。
だから僕はこの場面では、迷わずに手でキャッチに行ってもよかったと思います。
そう考えると、ちょっともったいないプレイに見えました(^^;
結構バックパスの『足』の解釈を誤解している人が多い(僕もそうでした)ので、改めて確認しておくのもいいと思います。
1vs1の窮地でも冷静に
続きましては、湘南vs清水の試合から清水GK権田選手のプレイです。
湘南のプレスからカウンターを食らい、中央左寄りを抜け出し1vs1の場面を見事に防ぎました。
抜け出しに合わせて前に突っ込み過ぎてもおかしくなかった場面でしたが、突っ込み過ぎずに冷静に適度に距離を詰めていたおかげで、ちょうどいい感じで身体が残っていたのがよかったですね。
右手もよく出たと思います。
セーブ後のリアクション見ている感じだと、ある程度イメージ通りできたプレイかなって思いましたね。
結構際どいシーンでしたが、冷静な対応だったと思います^^
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、G大阪の一森選手を選びました。
試合を通じてこの日、一森選手は当たっていましたね^^
どのセーブシーンでも言えることは、終始冷静でした。
中でも、このPKセーブのシーンは一番よかったですね。
PKはGKとしてはだいぶ不利な状況で、運というかGKとしてはどうもできない相手に委ねることが大半なので、あんまりナイスセーブでは取り上げてこなかったんですけど、このPK阻止の場面は極めて冷静にシュートコースを見切ったという意味で参考になるし高く評価したい。
途中にフェイントを入れたけど、それにも動じずに動かなったのは高評価。
結構気持ちが焦っていると、GKが先に動いちゃって、キッカーはその動きを見てコースを変えたりしますからね。
ギリギリまで動かずに見極めることが重要です。
見栄え的にもシチュエーション的にも、このPKストップは試合の流れを渡さないビッグセーブだったと思います^^
今節のナイスセーブ次点はこちら↓(敬称略)
●札幌:菅野…低いグラウンダーのシュートに巧みなポジション修正でセーブ
【ガンバ大阪×北海道コンサドーレ札幌|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第11節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●広島:大迫…シュート前に一歩前に出たのが高ポイント
【サンフレッチェ広島×柏レイソル|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第11節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
●福岡:村上…参考にして欲しいくらいキレイなポジション取りとセービング
【アビスパ福岡×FC東京|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第11節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube
おわりに
サッカーは走りながら足で行うスポーツなので、思い通りにならないことが多々あります。
ましてやボディコンタクトも多いので、ついつい熱くなり冷静な判断ができないこともあります。
GKも同じことが言えます。
しかし、フィールド選手といっしょに熱くなって周りが見えなくなるのも困りものです(^^;
GKは熱くなり過ぎないように、どんな時でも冷静を保っていることが大切ですね。
セービング技術だけではなく、試合全体の様子を落ち着いて感じ取るのも、いいGKのひとつの能力だと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了