こんにちは! Nishi です。
前回札幌オリンピック誘致に慎重ということでブログ記事にしました。
その記事のリプを読み返して驚いたことが、日本ハム球団と札幌市とのいざこざを知らない人が意外と多かったことです(^^;
まぁ、北海道の事なので、全国的にはたしかにそこまで詳しく情報がなかったのも無理はないかなっと思います(^^;
ちょうどその日本ハムと札幌市とのいざこざの記事がありましたので紹介し、前回のブログ記事よりもう少し詳しく話したいと思います。
ドームの収益面だけではない今後の課題
上記記事でも、先日のブログで触れた通りの内容が主でしたね。
少し補足する形になりますが、日本ハム球団の存在は札幌ドームの直接的な収益だけでなく、他の要素でも貢献していました。
代表たる例が、地下鉄東豊線の利用客が増えたことです。
札幌市に住んでいる人ならわかると思いますが、札幌市の地下鉄は、北区麻生から南区の真駒内までを結ぶ南北線、厚別区新さっぽろから西区宮の沢までを結ぶ東西線、そして東区栄町から豊平区福住を結ぶ東豊線の3路線走っています。
引用:札幌市交通局HPよりhttps://www.city.sapporo.jp/st/route_konaizu/index.html
この3路線の中で東豊線は、南北線と東西線に比べると開業した歴史の浅さや、南北線とほぼ並行に路線が組まれているのもあり、東西南北に比べると利用者が少なかった。
実際、車両編成も2両くらい少ないので、地下鉄の運営面的にも東豊線は収益が少ない路線でした。
その収益面でも苦労していた東豊線は、日本ハムが本拠地を札幌ドームに移転した事で、札幌ドーム最寄り駅の福住までの利用客が増え、収益が格段と上がりました。
札幌ドームの直接的な運営だけでなく、市の交通機関にも多大な恩恵をもたらしました。
こういった副産物的恩恵も理解できなかったのかとなると、やっぱり札幌市側の傲慢なお役所気質は、市民から糾弾されても致し方ないかなっとも思います。
このお粗末な大失態は、あまり地元メディアでも取り上げられず、なあなあにされているのも個人的には引っかかっている部分もあります。。。
ケガ人続出!?人工芝の問題
あと前回話していなかった内容として、人工芝の問題があります。
記事にも触れていましたが、ドームの固い芝の問題は、僕も実際人工芝グラウンドに踏み入れてそう感じていました。
北海道では年に一度、コンサドーレカップという全道の社会人チームと小学生クラブのフットサル大会があります。
その会場が札幌ドームで、毎年1月に行われます。
その大会では人工芝のグラウンドになるので、日本ハムの選手達と同じく、ペラッペラの人工芝の上で行います。。。
その人工芝も良質なものではなく、スライディングで滑ろうとすると、角度が悪いと勢いが流れずにビタッと止まる感覚があります。
マジメに軽いやけどもおきますし、ホント下手したら靭帯いってしまうような芝ですね(^_^;)
また転倒した時は、ペラッペラの人工芝なのでホント、コンクリートの上で転んだかのような衝撃でした。
慢性的腰痛持ちの僕は、もうビクビクしながらプレイしてましたね(^_^;)
そういう経験もあるので、今更だけど人工芝の見直しくらい要求飲んでもよかったんじゃないかなって思います。。。
おわりに
ちなみにプロサッカーの場合は、天然芝グラウンドに切り替わるのでこの心配はないようです。
そしてコンサドーレ札幌については、使用料は3分の2減免処置があるようで、日本ハムほど使用料については重荷にはなってないようです。
そのため、コンサドーレ札幌も札幌ドームを見限って出ていくのでは…という可能性は今のところ低いのかなって思っています。
ただし、これは前々からひそかに言われてたことだけど、札幌ドームは建設当初からサッカー場と野球場両方の機能をつけた設計になっています。
そのため、野球用の高いフェンスがあったり、縦長のサッカーグラウンドには合わない観客席は、見づらいという指摘もあります。
札幌ドームができる前は、今でも利用される厚別競技場で開催してましたので、こちらに移転をという声も少なくありませんね。
まぁこの際だから、日本ハムのボールパークと便乗する形で、サッカー場も並列してみてはという意見もあります。
まぁそれもありかなと心の奥底で思ったりしてます(笑)
さてさて、来年以降の札幌ドームの運命はいかに…
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了