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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#8

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、週末のJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説する企画第8弾です!

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

細部まで周りをよく見て!

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最初は、名古屋vs札幌の試合から、札幌GK菅野選手のプレイです。

 

中央やや右寄りの距離のあるフリーキックからのクロスが目の前でワンバウンドし、そのボールを処理する為、一度軽く弾いていて勢いを吸収してからキャッチしようとしますが、その弾いたところを相手選手に詰め寄られ、ボールを失ってしまいました。

 

この後味方ディフェンスのカバーもあり、失点は免れましたが、厳しめに言うと弾かずに確実にキャッチして欲しかったですね。

 

一方で、シュート並みのスピードもあったクロスなので、一度勢いを殺してキャッチの判断も悪くはないですが、弾くならもう少し勢いを殺して欲しかったです。

 

ここは私見ですが、中央にクロスを待っていた相手選手4人がクロスが大きいと見るや、競り合いに行くのを半分諦めたので、菅野選手からすると一度弾いて安全にキャッチしようという判断をしたのかもしれません。

 

ところが、ファーから回り込んだ相手選手が弾いたところを詰めに来たので、この選手を見逃していたのかなっとも思います。

 

些細なチェック漏れですが、あわよくば失点という大惨事を招く要因にもなりますので、細かいところもしっかり見て、状況を把握しておくことが大事だと思います^^

 

ポジショニングがグッド

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続いては、広島vs福岡からの試合から、広島GK大迫選手のプレイです。

 

右サイドの深いところから低い弾道のニアのクロスをダイレクトに合わせられますが、見事な反応でこれを防ぎました。

 

至近距離からの反応に目が行きがちですが、やっぱりクロスが出る前のポジションの取り方が良かったですね。

 

クロスが上がる前にゴールラインに寄り過ぎず、クロスが入っても弾道によっては自分で飛び出して行けるポジションにいます。

 

また姿勢も、ボールサイドに寄り過ぎず、ペナルティエリアの中の状況もある程度確認できる視野角度を確保する姿勢を保っています。

 

こうすることで、クロス後にどのポイントにクロスが来ても的確な対応がしやすくなります。

 

この場面では、ニアサイドにクロスが入ったので、ニアサイドのケアにきちんと対応していますね

 

ワンバウンドするシュートで、セーブするのも難しいシュートでしたけど、しっかり弾き出したのもお見事でした。

 

ここ数試合先発出場していますが、昨年まで個人的に懸念していたポジショニングなどの細かい部分での粗さがありましたが、今シーズンはその懸念が今のところ見られませんね。

 

つい慌てそうな場面でも冷静なポジション取りをしているし、このセーブシーンでもその事が物語っていますね。

 

この状態が続けば、正GKの地位も掴めて更なる飛躍も期待できるし、日本代表への復帰も十分あり得ると思います。

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、今節すごくいいプレイが多くてかなり悩みました(^^;

 

その中で今節は札幌の菅野選手を選びました。

 

個人的には、一番難易度高かったかなって思いました。

 

右サイドのアーリー気味の速い弾道のクロスをGKとディフェンスの間に入れられ、そのクロスをダイレクトに合わせられますが、驚異的な反応でこれを防ぎました。

 

また前半の立ち上がりが過ぎたあたりということで、ここでのゴールを許してしまえば、流れが違ったかなって後になって思いますね。

 

前に出るのは無理と判断し、しっかりシュートに対応できるように、低い姿勢と手を下してポジションを取っていましたね。

 

至近距離のシュートにも反応できた遠因として、この基本姿勢がしっかりできていたことが上げられますね。

 

流れを相手に渡さなかった、あるいは相手に嫌なイメージを植え付けたとなれば、失点を防いだだけではなく、それ以上の仕事をしたと言ってもいいくらいのナイスセーブでした。

 

紹介できなかったナイスセーブはこちら。ワンフレーズ解説もつけました(敬称略)↓

●柏:キム・スンギュ…下がりながらタイミングを取り好セーブ!

【川崎フロンターレ×柏レイソル|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第8節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●浦和:西川…出所が見づらい&変化もするボールに上手く身体を使って弾く!

【FC東京×浦和レッズ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第8節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

●横浜FM:高丘…CKからニアに合わせたヘディングを好セーブ!

【鹿島アントラーズ×横浜F・マリノス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第8節 | 2022シーズン|Jリーグ - YouTube

 

おわりに

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いやぁ~今回は本当に悩みました(^^;

 

異論や「おめぇの目は節穴か!こっちの方がナイスプレイだろ!」などの批判は覚悟してます(笑)

 

それだけ悩みました(^^;

 

まぁゴールキーパーが目立つ試合というのは、それだけピンチの場面があったということなんですけどね。。。

 

そうやって見ると、なんとも複雑な気持ちにはなりますね。。。

 

しかし、誰もが「もうダメだ!」っと思った瞬間を救うのがゴールキーパーなのです。

 

普段は誰からも相手にされない目立たなくてもいい。

 

仲間(チーム)がダメだと思った瞬間だけ登場すればいいのです。

 

その時に救える存在になるためにも、使う機会が少ない方がいいセービング技術を日々磨くのがゴールキーパーです。

 

そんな普通に考えれば割に合わない、矛盾を抱えたポジションに挑み続け、誇りに思っている人達を僕はいつも応援していきたいと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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