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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】ゴールキーパーは何よりも判断力が大事!判断力の差で優劣が決まる

こんにちは! Nishi です。

 

日ごろはサッカー関連のニュースを読み漁ったり、Youtubeで動画を見まくって過ごしていますが、やっぱり出身ポジションの”性(サガ)”が抜け出せず、ゴールキーパーが関わる動画には反応してしまいます(^^;

 

それはセーブ集だけではなく、やらかした映像集も気になって見てしまいますね(^^;

 

でも今の時代は、気軽にこういう〇〇集とかハイライトがすぐに見れていい時代になったなぁってしみじみ思います^^

 

ハイライトといえば今週水曜日に、ルヴァンカップの試合が行われましたが、アジアチャンピオンズリーグに参加する4クラブのJリーグの試合も前倒しで行われました。

 

2試合の開催でしたので、いつものゴールキーパー解説は、この2試合分は見送ろうかなぁっと思いましたが、ゴールキーパーとして重要な要素が絡んだ場面があったので、今日は特別にピックアップして解説したいと思います^^

 

飛び出しの判断

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横浜FMvs神戸の試合から神戸GK前川選手のプレイです。

 

左45度くらいのサイドから、ファーサイドにアーリー気味のクロスを上げられた場面です。

 

このクロスに対して前川選手は、中央付近で処理しようと前に出ましたが、ファーサイドを狙ったクロスでしたので、中央付近では手が届きません。

 

そのため慌ててファーサイドのシュートへ対応しようとポジションを修正しますが、ゴールががら空きになってしまい、あわよくば失点するシーンでした。

 

失点にはならなかったものの、クロスの軌道を完全に見誤りましたね。

 

今回のように軌道を見誤ってしまうと、最後の悪あがきをするにしても、ゴールから離れて飛び出しているので、ゴールががら空きになってしまい身体を投げ出すにしてもシュートを防ぐのは難しくなってしまいます。

 

あとはもうほとんどシュートを外してくれるのを祈るのみになります。

 

相手に依存するようなことはできるだけ避けたいですね。

 

このような状況にならないようにするために、しっかりボールの軌道を見極める判断力を日ごろから養って欲しいですね。

 

逆にクロスへの対応として好判断があったのは、同日に行われた川崎vs浦和の試合で浦和GK西川選手のプレイでした。

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前述とほぼ同じような角度のクロスで、この場面は味方が二人いて川崎の選手が一人落下点に待ち構えており、判断としては味方ディフェンスに任せることも可能でした。

 

しかし、西川選手のポジショニングもよく、自分が前に出て触わることもできるポジションにいたため、思い切って前に出てパンチングで処理しました。

 

前に出ると判断したら、西川選手みたいに最低でも触ってボールに変化を与えてプレイをやり切らないといけません。

 

もちろん触れないと判断して、次のプレイに切り替えるのもいい判断だと思いますが、そもそも軌道を間違えなければ、前川選手のようなミスに対する修正はしなくてよかった話です。

 

ですから、根本的なミスであるボールの軌道を見誤らないことが重要ですね。

 

ゴールキーパーは何と言っても判断力!

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個人的に思っているのが、世界の強豪と比べたら日本人ゴールキーパーが劣っているなって思う部分が、このボールや状況に対しての判断力だなって思っています。

 

特にハイボールに対してですね。

 

厳密なデータはないので、あくまでも私見ですけどね(^_^;)

 

無論日本人選手だけではなく、海外の試合で外国籍の選手も、クロスの軌道を見誤っているケースもあります。

 

その差が、優秀なゴールキーパーかどうかの分かれ目だと思う。

 

というか極論をいえば、失点したというのはゴールキーパーの判断ミスですからね(^^;

 

際どいコースも心眼を駆使し相手の心を読めていれば、はじめからそのポジションにいればいいですからね(笑)

 

まぁこれは冗談ですが、相手がボールを貰う位置や受け方、相手や味方の立ち位置など総合して判断して、だいたいこのへんに来ると読むのがポジショニングだったりします。

 

「指には当たったのに!」という惜しい場面も、突き詰めれば右ないし左に半歩寄っていれば、手のひら全体でボールを捉えることができたので防げたということになります。

 

どうして間違ったポジションにいたかどうか考えて、こうすればよかったよねとか、これは仕方がないという解析が可能になります。

 

そういう持論もあって、よく世間で言われている、ゴールキーパーは身長が高くないとダメだ論には、はっきりと僕はノーの立場なのです。

 

身長が高いと”有利”ではあるが、”高くないとダメ”という決めつけや先入観はよくないと思う。

 

では身長何cm以上あれば正解なのですか?と聞きたい。

 

行き過ぎた身長論によって答えを決めつけられると、肝心なゴールキーパー技術の部分(今回のテーマの判断力も含めて)にフォーカスが当てられなくなるのを危惧しています。。。

 

おわりに

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身長が高いからあなたはこのポジションだとか、足が速いからこれだとかサッカーはそんな不自由なものではないと思っています。

 

むしろ他の競技に比べて何秒以内に打てとか、攻撃だけの時間、守りだけの時間とかなく比較的ルールが自由なものだから世界中で行われ、いろんな特徴の選手が活躍し、戦術なども毎年のように進化して行っていると思う。

 

時代によっていろいろ進化していくものだけど、どの時代でも判断するスピードとその場その場で正しい答えを導く力が重要だと思います。

 

特にひとつの失敗が、直でチームの運命に関わってくるゴールキーパーなら尚更必要だと僕は思う。

 

これからも僕は、”究極”のゴールキーパーを目指して日々精進していきたいと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

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