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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2022年Jリーグ ゴールキーパーのこのプレイにピックアップ!#1

こんにちは! Nishi です。

 

2022年Jリーグ開幕しましたね!

 

今日は、開幕したJリーグの試合から、僕が気になったゴールキーパーのプレイを紹介&解説します!

 

主に、ゴールキーパーのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、ゴールキーパーの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。

 

技術的なこと以外でも、サッカーを見る時に、ゴールキーパーの見方としても是非参考にしてみて下さい!^^

 

わずかなポジショニング修正の遅れが…

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まずはじめは、G大阪vs鹿島の試合から、G大阪GK石川選手のプレイから。

 

ハーフライン付近からのロングパスに、鹿島の上田選手が見事に反応して抜け出し、力強いシュートを決めた場面です。

 

上田選手の抜け出しからのシュートは見事だけど、シュートを受ける体勢を作るのが遅れた分少し悔いが残りました(^^;

 

おそろく石川選手の動きからすると、この場面の読みとして、一度トラップして中央に侵入してくると読んだように見えますね。

 

ところが上田選手は、その読みの裏をかき右サイドに流れました。

 

その動きに対して、前に突っ込むのを止め、シュートに備える体勢に移行した判断まではよかったですが、判断を変えた時に身体も流れてしまい、その分体勢を整えるのが遅れてしまいました。

 

シュートを受ける体勢になった時には、もうシュートが飛んできていたので、そのほんのわずかなんだけど、身体も正す分の時間が遅れたのが原因かなって思います。

 

できれば、身体は上田選手に対して正対するように面を作っておいたままポジション修正して欲しかったかな。

 

反応見ているとシュートは見えていると思うので、身体の準備が整っていればギリギリセーブできたと思う。

 

あとプレジャンプも少し大きいかな。

 

まぁホント細かい指摘だと思うけど、そのほんのわずかなズレを修正するだけで防げるか防げないかの境目だと思うし、プロなら尚更こういう細かいプレイで差が出てくると思う。

 

この試合、良いセーブもたくさんあったし、こういう細かいところを注意して修正していけば、いずれこのような相手選手のビッグプレイを逆に自分自身のビッグプレイに変えることができると思います^^

 

展開を読む力

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続いては清水vs札幌に試合から、清水GK権田選手のプレイです。

 

右サイドの深い位置からマイナス方向にグラウンダーのクロスが入り、ファーサイドに走り込んでいたルーカス・フェルナンデス選手のコースをついたシュートを見事にセーブしました。

 

反応の鋭さというより、展開をよく読んだ素晴らしいセーブでした。

 

右サイド深い位置から抉られて、中央からファーサイドへの折り返しを予想される場面で、クロスが入る前にしっかりペナルティエリア内の相手選手と味方選手の状況を確認しています。

 

その事前の予測があったので、クロス後のポジショニングも慌てることなく、ファーサイドにも手が届くポジションを最短距離で的確に移動しています。

 

ここも結構大事なポイントですね。

 

バタつきがちな場面で、しかもペナルティエリア内という至近距離でシュートを打たれると、いくら反応に自信があるゴールキーパーでも対応は難しくなります。

 

時間的余裕がないのに、ポジション取りに時間を取られるようだと、その分セーブできる可能性が低くなってしまいます。

 

心理的にもバタバタしがちな場面で、冷静な対応は流石です。

 

その時間ロスもなく、スムーズにポジション移動した技術は、現在ゴールキーパーを志している人は、是非参考にして欲しいセーブシーンでした^^

 

今節のナイスセーブ

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今節のナイスセーブは、前項の権田、同じ試合での札幌菅野、G大阪石川と迷いましたが、川崎のチョンソンリョン選手を選びました。

 

この試合は、チョンソンリョン様様って感じですね^^

 

中でもこの前半25分のセーブシーンは、その後の試合全体の流れとチョンソンリョン自身の流れ両方にポジティブになったセーブシーンだと思います。

 

展開的には逼迫した場面でしたが、チョンソンリョン自身、ある程度予想いていた通りの展開だったのか少し余裕のあるセーブでしたね。

 

ハーフライン付近の高い位置からボールを奪われ、ショートカウンターをもろに食らい、右サイドを走り込んでいたレアンドロ選手の1vs1のシュートを見事にセーブしました。

 

ディフェンスラインも完全に崩され、ゴールキーパーとしても、ほぼチャンスが少ない場面でしたが、素早く的確なポジションに入り、シュートのタイミングを見極め、冷静に前に詰めてセーブしていますね。

 

特に一瞬前に詰めたタイミングは、レアンドロ選手のスピードもしっかり考えた上で前に詰めて防いでいますね。

 

慌てることなく、状況を把握した上での冷静な対応は、とても参考になりますね^^

 

この後も、チーム全体がまだ本調子じゃない中、危ない場面をことごとく排除してくれました。

 

こういうゴールキーパーがいるチームは、負けているような試合でも勝てるので本当に強いチームだと思う。

 

いいゴールキーパーとは、試合に勝たせてくれるゴールキーパーという格言は本当だと僕は思います^^

 

おわりに

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およそ二ヶ月ぶりのJリーグはいかがでしたでしょうか?

 

開幕戦に相応しく、緊張感があって大味な試合がなかったのもよかったですね^^

 

オープニングゲームとなった川崎vsFC東京戦では、今年青森山田高校を高校選手権優勝に導いた高卒ルーキー松木選手がなんとスタメンデビュー。

 

惜しい場面を作ったり、自ら強烈なシュートを放ちゴールを脅かすなど、今後の期待が膨らむような出来だったと思います^^

 

若手で言えば、札幌戦で見事な飛び出しからゴールを決めた清水の鈴木選手も強烈なインパクトを残しましたね。

 

今年も若手が躍動するシーズンになるんでしょうか?

 

次の試合も楽しみですね^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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