Web
Analytics

北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー日本代表】首位サウジアラビアに2-0で勝利!ワールドカップ出場も見えてきたサウジアラビア戦の振り返り

こんにちは! Nishi です。

 

昨日は、ワールドカップアジア最終予選サウジアラビア戦がありました。

 

もう結果はご存知のとおり、日本が2-0で勝ち自動出場圏内の2位を確保しました。

 

それでは早速、昨日の試合の振り返りをしていきたいと思います。

 

今節も爆発!『戦術伊東』

www.footballchannel.jp

試合前は、中国戦の分析から左サイドが有効活用できていない事に不安はありましたが、その要因になっていた選手間のポジショニングギャップは少なかったですね。

 

長友も前回中国戦は、中途半端なポジショニングで左サイドの停滞を招いていましたが、おそらくここは改善の指示があったと思うくらい攻撃時に高いポジションをとっていて良い流れを引き込んでいました。

 

そのため、中が主戦場の南野も、中への侵入回数も増え、時には右サイドの伊東とポジション交代するような動きも見せ、結果先制点を決める働きをみせました。

 

今まで放置されてた部分が修正がされていて、いい意味で驚きました(^_^;)

 

南野の先制点は、ミートはしてないけど振り切った”のがよかったね。

 

あれだけ振り切ってボールに勢いがついていれば、ゴールキーパーに当てられても推進力が勝ってゴールが入りやすくなりますからね。

 

今サッカーを嗜んでいる老若男女問わず、コース狙うのも大事だけど、振り切った力のあるシュートは、ゴールキーパーとしては嫌なものです(^^;

 

なかなかゴールを決めれない!っと悩みがあれば、思い切って振り切ってみてはいかがでしょうか^^

 

奇しくもサウジアラビアのゴールキーパーが、来たボールに対してすぐに弾く癖があったので、ちょうど相手ゴールキーパーの弱点をついたいいシュートでした。

 

ちなみに、サウジアラビアのゴールキーパーのこの失点場面の対応は、NGなシュート対応でしたね(^^;

 

切り返した南野に対して、距離を詰めれているのだから、身体で壁を作るように面を作って対応するのがこの場合的確だったと思います。

 

ヤマを張って、横に身体投げると、面積が狭くなるので防ぐ確率が低くなります。

 

結果論だけど、足にボールは当たったものの、当たる面積が狭いので、シュートがゴールに吸い込まれる形になりました。

 

当の南野はここまでゴールキーパーの弱点を考えてはいなかったと思うけど、ゴールキーパー視点から見てもこの”振り切った”ゴールは、論理的にも素晴らしいゴールだったと思います。

 

もちろん、その前の展開を作った酒井から伊東へのショートカウンターへのスイッチの入れ方も素晴らしかったですね^^

 

複数人が絡んだ素晴らしい先制点だったと思います。

 

反省点と残り2試合の戦い方

youtu.be

反省点は、前半プレスがうまく噛み合っていなかったのが気になりましたね。

 

大迫が一人で二人見る場面があったりと、大迫自身も振り返った表情見ると戸惑いが感じられたので、本人だけでは解決できない問題なので、それこそここで監督のひと声ピッチに届けて欲しかったですね。

 

後半開始から修正できてて、この不安はなくなったけど、前半30分過ぎには、完全にズレには気づけたと思う。

 

今までの指揮を見ると今回は早い修正だったけど、ここは監督としてもっと早く気づいて修正して欲しかったかな。

 

しかし後半頭から修正したおかげで、サウジアラビアのボール回しを封じ込める事ができたので、2点目の伊東のスーパーゴールに繋がったと思います。

 

後半随時の交代策も、今回の手駒だとあれが限界かなっと、この部分は同情するかな。

 

例えば、後半35分過ぎに、流石に疲れが見えてきたセンターハーフ3人のうち1人代えて体力的なネガティブなアドバンテージをなくしたかった。

 

遠藤に代えて原口投入されたけど、ベターなやり方なら、守備にタスクが高い専門のセンターハーフを投入して守備強度を上げて無失点で試合を終わらせるプランだったんだけど、そういうタイプがいないからまぁ仕方ないかな。

 

日本でいうと、山口蛍みたいな感じのタイプですね。

 

こういう展開までイメージして、選手の発掘や人選は今後してもらいたいものですね。

 

さて、順位表を見ていくと、出場圏争いはオーストラリアが当面対象にしていましたが、サウジアラビアを出場圏内争いに引き込んだのは良いことですね^^

 

当初の予想通り、勝ち点21〜22のラインで決着がつきそうですね。

 

ただ次の試合は、サウジアラビアは中国と、日本はオーストラリアとの対戦です。

 

3位オーストラリアが残り2試合で最高獲得勝ち点が6なので、勝ち点21が最高値です。

 

サウジアラビアは、残り2試合1勝すればワールドカップ出場確定は変わらず。

 

日本としては1勝1分でいい計算ですが、この1分けはオーストラリアが相手の1分けが必要になります。

 

同勝ち点で得失点差勝負になると日本が不利なので、直接対決では勝ち点1を取り、リードを保っていきたい。

 

オーストラリアは勝ち点21に到達するには、2試合全勝が必須なので、次対戦する日本がこの必須条件を潰す必要があります。

 

次のオーストラリア戦で引き分けで終えると、ワールドカップ出場確定にはなりませんが、オーストラリアは最終節サウジアラビアと対戦、日本は最下位ベトナムとの対戦ですので、対戦相手には失礼だと思いますが、日本としてはベトナムには負けることはないと思います。(まぁ度々ミラクル采配するから何とも言えないけど…)

 

次のオーストラリア戦で引き分けだと、残り1試合でオーストラリアの最高勝ち点が19なので、日本はベトナム戦引き分けでも勝ち点20になるので、引き分け以上でワールドカップ進出が決まります。

 

オーストラリアは勝つしかない状況ですので、ここは相手の心理を上手く利用していなす戦い方でいいと思います。

 

まぁ、こういう器用な戦い方をそろそろ身につけて欲しいかなぁって個人的には思います(苦笑)

 

おわりに

f:id:nishi30:20220202112440j:plain

戦前の課題が一転、改善されてたので、いい意味で驚きの試合でしたね。

 

これまで、こんな僕みたいなアマチュアが見ててもわかる問題点を放置していたのにねぇ(皮肉)

 

ともあれ、何気に改善されてて嬉しかったりします(笑)

 

『戦術伊東』がハマりまくっていて、とりあえずアジア予選はこれでも何とか通用すると思います。

 

皮肉の意味も込めて『戦術伊東』って言ってるけど、通用するなら全然個人能力に頼る単純なやり方だけど、結果出せているんだから今はいいと思う。

 

バスケットボールのアイソレーション戦術のように、周りが伊東のゾーンを意図的に作って尖らせてもいいと思う。

 

しかし、その先を考えたらってなると不安はあります。

 

今回の左サイドもとりあえずポジションなど取り決めを確認して良くはなったけど、左からと真ん中の崩しとか、もっといい攻め方できると思う。

 

誰か個人に頼るやり方の他のオプションも増えて欲しいと思います^^

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村