こんにちは! Nishi です。
先日の速報に驚きました。
野球漫画の代名詞ともいえる『ドカベン』の作者の水島新司さんが逝去されました。
僕自身、サッカー人間だけど、生まれ育ったところが野球町だったもので、野球も小さい頃から身近にあるスポーツでした。
その為、ルールなども自然に覚えたってのもあって野球もそれなりに見ます。
その野球界に大きな影響を与えた巨匠の訃報は衝撃でした。。。
漫画の話が現実に!?
ドカベン自体原作は読んだことはないけど、野球ファンの多くの人に支持された作品ですね。
サッカーで言えばキャプテン翼みたいな存在ですかね
水島先生は大の野球好きの為、ルールの細部まで深く描くこともあって、それがドカベンの人気の秘密でもあります。
その原作ドカベンを読んで、漫画の中で描かれた場面が実現した事もありました。
2012年の夏の甲子園で、第4アウトの置き換えという野球でも特殊なルールの隙をついた知的プレイが話題になりました。
このプレイを実行した済々黌の選手も、ドカベンを読んでこのプレイを知っていたと話していました。
また、対戦相手の鳴門の選手も、ベンチに戻った後に気がついたとインタビューで答えているあたり、このルールは知っていたようです。
ルールを知る事の大切さ
この逸話を聞いた時は、サッカーにも同じことが言えるなぁって思いましたね
ルールの穴というよりかは、ルールを熟知していかに得点を取るかっていう思考部分のところは、サッカーにも共通する考え方だと思います。
先週閉幕した高校サッカーでも、セットプレイのひと工夫や、スローインを味方にわざとぶつけてスローワーが自由に動けるようにするとかありましたね。
まぁ見ている人も千差万別だから、卑怯だとか高校生らしくないって声もあるのはわかるけど、個人的な感想言わせてもらえれば、どの競技においてもこういう工夫は一番称えて欲しいなぁって思います(^^;
サッカーで言えば戦術、技術、そしてフィジカル的な要素でも日本はサッカー先進国に劣っていると言われてるんだから、より知力を生かして工夫していかなければ上で勝てないと思っています。
歴史の紐をとけば、日本は古代から現代まで島国ゆえ、手元にある資源を知恵を絞って有効活用してきて現代まで築き上げてきました。
極端なことをいえば、遺伝子レベルでもそういう力を持っているんだから、創意工夫の精神と研究は進めていって欲しいですね。
また海外の最先端の戦術を学ぶだけではなく、逆に生み出すくらいの勢いは欲しいですね(^^;
そのための基礎部分として、ルールを熟知するっていうのもあると思う。
例えば、話題になったPKを蹴る際の長い助走だって、ルールブックでは助走を始めたら止まってはいけないと明記されています。
あのPKも助走は極端に遅いけど、止まっている訳ではありません。
前に進んでいるので問題はないということです。
GKの心理としては、ただでさえ受け身の状態なのに長い時間待たされるって嫌なもんですね(^^;
対策としては、僕なら逆にめっちゃこっちが動いてやれ!って思いましたけどね(笑)
(ゴールライン上であればGKは蹴る前でも動いてOK)
こういう創意工夫は当たり前になって欲しいなぁっていうのが正直な感想ですね^^
先ほども言いましたが、日本としてはこれまでいろんな分野で知恵を活かしながら世界に認められてきました。
サッカーもそうして駆け上がって欲しいものですね。
おわりに
プロ野球の選手達も、水島先生の作品を読んで野球の勉強もしたっていうくらい影響力があった水島先生が残した遺産は、必ずや後世いろんな人に継がれていくものだと信じています。
サッカーと野球は畑違いかもしれないけど、水島先生のように好きなものをとことん追究してその分野に貢献できるような人間になりたいと思います。
水島先生のご冥福をお祈りいたします。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了