こんにちは! Nishi です。
現代のサッカーは、戦術の目まぐるしい進化によって、選手の動きもだいぶ変わってきました。
攻撃の時や守る時の配置だったり、ボールを取りにいくタイミングも事前に細かく決めたりするのは最早当たり前になってきています。
またパスコースを作るのに、マークをひきつけてコースを作ったりと、その動きは多岐に渡りますね。
そしてテレビや観客席から見ていると、「もっとあのスペースを使えばいいのに!」っとかよくありますよね(^^;
僕もアマチュアだけど、ピッチの中でサッカーした経験者としては、中に入ると全然景色が変わるんだよなぁ…って思ったりもしながら、同じことをつぶやいています(笑)
やってる人間からすると、よりその違いがわかるから、上手い人のスペースの見つけ方、あるいは作り方ってスゴいなぁって思いますね。
サッカーに必要な視る力
でも、ただスゴいなぁと感心ばかりしてなれません。
いちサッカープレイヤーとしたら、その力を身につけないといけないですね。
俗に言う、『視野を広げて』っていうことだけど、この視野を広げるというのは言うほど難しいものです(^^;
人はどうしてもプレッシャーがかかったりすると、普段見えてる景色も狭くなったりします。
焦っている時とか、鍵とか小物を見失って探すのに時間がかかったりしますよね…
それと同じように、ピッチの中ではずーっと緊張状態が続いているので、いきなり冷静な判断を~っと言われても難しいものがあります。。。
しかもサッカーの場合はほんの僅かな時間で、状況がガラッと変わったりしますので、その都度見た情報を的確に捉えられなければいけません。
そこで視野感覚を養うトレーニングとして、ビジョントレーニングというものがあります。
ビジョントレーニングとは、目の視覚機能を高めるためのトレーニングです。
いろんなトレーニングの方法がありますが、今日はそのうちのひとつ、『ハートチャートトレーニング』を紹介します。
ハートチャートトレーニング
これで何をするかというと、まずこのアルファベットと数字が書かれた用紙を目の高さくらいの壁に貼ります。
壁から1.5メートルくらい離れた場所に立ちます。
(※目の検査ではないので両目で行う)
頭は動かさず、目だけで追って、メトロノームの音に合わせて(最初は60ビート/秒)左上の文字を見て読み上げます。
次に右上の文字を読み上げ、三番目は左から二番目の文字を…とだんだん中央に寄っていくように読み上げます。
一行目が終わったら同じ要領で、二行目→三行目→四行目と順番に進めて行きます。
最後までやると、結構いい眼の運動になります^^
注意点としては、目を動かした時、はっきり文字が見えていないと意味がありません。
ですので、ペースが速くて目で追い切れないと感じたら、慣れるまではメトロノームの音の間隔を空けてもいいと思います。
逆に慣れてきたら、間隔を狭めてみましょう。
目のトレーニングですが、声を上げることで、目で見たものと脳がどれだけ素早く認知するかのトレーニングにもなります。
脳トレの一環として取り入れてもいいかと思います。
またレベルアップとして、別な配列の用紙も用意して同じ要領でやってもいいです。
そしてこれを隣に並べて、同じようにトレーニングしてもいいと思います。
後出しになってしまいますが、用意するものとしてメトロノームが必要です。
音楽の時間などで使うがっちりしたメトロノームではなくても、今では手軽な電子メトロノームもありますので、こちらがおススメですね。
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特に僕なんかは、GKとしてもサイズが小さかったので、誰よりも状況判断力を磨かなきゃっという思いがありました。
僕はこのトレーニングを一日3~5セットやっていました。
通常の練習の他に、自宅でこのトレーニングを積んだおかげで、アマチュアレベルだけどそこそこプレイヤーとしては出来たなって実感しています^^
おわりに
「よく周りを見て!」っと言われるけど、見えていても正しい行動をとれるかどうかはまた違う話になってきます。
試合後に動画などで振り返ったりすると、自分が見えていない部分とか、後になって知ったりします(^^;
きちんと見たものを脳でしっかり整理して理解して、身体に正しい行動を伝えないといけません。
それを養うトレーニングとして、こういうトレーニングもあるよ!っと紹介しました^^
まだまだ他にも僕がやっていた眼のトレーニングがあるので、また紹介したいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了