こんにちは! Nishi です。
世の中いろんな人間がいて、様々な性格があり、また趣味も様々あります。
その趣味を堪能するためにも、少なからずお金ってかかりますよね。
サッカーで言えば、ボールやスパイク代の他にも、練習着や練習用具など、欲を出せばたくさん欲しくなります(^_^;)
自分に合ったメーカーやこだわりなどで、余計出費がかさむ…っていうこともよくありますね(^^;(僕だけか(笑))
お金と趣味のバランスは永遠の課題なのかもしれませんねw
さて今日はそのお金にまつわるお話です。
莫大な資金力を手に入れたクラブに黄色信号!?
今日も海外からの話題ですが、イングランド・プレミアリーグの古豪ニューカッスルは、今年10月にサウジアラビアのファンド会社に買収されました。
欧州サッカーにある程度目を向けている人はご存知だと思いますが、この買収劇は近年よく見かける中東勢のオイルマネー絡みの買収劇です。
マンチェスターシティやリーグは違うけどPSGと同じように、その莫大な資金力を背景に古豪復活を目指しております。
しかし、そのクラブ再建への道が、思うように進んでいないようです。
リーグ戦が始まって4ヶ月ほど経ちますが、ニューカッスルは未だに未勝利の最下位。
まだその莫大な資金力を使って、選手の補強など活発にしていないとはいえ、資金投入前に、ある程度のチーム力と成績は必要不可欠ですが、そのチーム力に暗雲が立ち込めています(^^;
1月に選手の移籍市場が再開され、その時に有力選手を補強したいと思っていても、降格するかもしれない=給料面など低下する可能性のあるチームに移籍はしたくはないでしょう…
いくら資金力的に余裕ができたとはいえ、サッカークラブとしての魅力がなければ、大金で一時的に選手は連れて来れても、継続的なクラブ強化にはならないと過去にもいろんなクラブで失敗しています。。。
お金も大切ですが、その前にクラブ経営・運営には一定程度のチーム力とその理念やコンセプトも重要になってきます。
有り余るお金も計画的に
莫大な資金を巧みに使って成功した最近の例は、同じプレミアリーグのマンチェスターシティですね^^
だいたいこれまでの金満クラブと言えば、札束の威力に身を任せ実利に合っていない選手を獲得して、チームとして機能不全を起こし、成績も上がらず数年後には破綻や売却…という道筋が多かった。
マンチェスターシティも買収直後は、地域サポーターの熱烈な支援はあったものの、すぐに強豪クラブに仲間入り…とはなりませんでしたので、同じ道を辿るのかなぁっと、当時思った人も多かったと思います。
しかし、マンチェスターシティは育成部門の強化と、今後のクラブの見通し(プラン)を明確にし、選手の獲得もそのプランに合わせた補強をして来ました。
おそらく獲得した選手にも、将来的なビジョンなどを訴え、口説かれて加入した選手も多かったと思います。
そのコンセプトが実を結んだ結果が、今のプレミアリーグの強豪の立ち位置を確立させました。
マンチェスターシティの成功例もありますが、資金力だけのクラブ運営の危険性は度々僕は懸念していました(^^;
それが日本の近場、中国で如実に現れてきましたね。
なぜかあまり日本のメディアでは取り上げていないけど、想像以上に中国の景気が落ち込んで来ているようです。
その流れがサッカー界にも来ており、中国スーパーリーグに所属する16クラブ中、11クラブで給料の未払いが発生していて、欧州や南米出身の選手達も続々と他国のリーグへ移籍しています。
かねてより、中国サッカーは破綻すると予想はしていたので、「あぁやっぱりね」くらいの気持ちしかないけどね(^_^;)
とりあえず言えることは、明確なコンセプトもなく、根本的なチーム作りもしないとサッカーは強くならないってことですね。
日本国内では、莫大な資金力を湯水のごとく散財するクラブは今のところ見受けられませんが、クラブ運営をする上で、こういった海外の事例はよく研究しておく必要があるかもしれませんね。
おわりに
サッカーでも何でも、自分の望むものや理念とそぐわない選択肢をせざる得ない状況があるかもしれない。
しかし、その理念を崩して得られたものに、達成感や本当に価値など見いだせるものでしょうか。
サッカーでは、サッカーを捨てたチームは長く続いた事がありません。
それほど理念やコンセプトというものは大切なものだと思う(まぁそもそもの段階で理念とかコンセプトがまずかったケースもありますが…)
”自分達が信じる理念を大切にすべきであり、それを守り抜く為の努力を怠ってはならない”
何かの本で読んだ、このひと言が物事の真理を表しているのかもしれませんね
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了