こんにちは! Nishi です。
今日はいつもいただいているコメントから、体格や身長について触れられていたので、身長の話を交えた雑談を^^
日本人は、海外に比べて背が低くフィジカルも弱いっとよく言われています。
だから空中戦やボール奪取時で、身体をぶつけ合う機会が多いGKやDFは不利だっという話もよく言われますね(^^;
でもこの言葉を真に受けて、初めからネガティブ思考を持つのはちょっと違うかなっと僕は思います。
地域によって千差万別の身長
実は海外の試合をよく見ると、欧州の中でも背が高い・低いは結構差があることがわかります。
数字でもそれは表れており、同じ欧州でもイタリアやスペイン、ポルトガルなどは比較的日本人とそんなに変わらないのです。
イタリア 176cm
スペイン 173cm
ポルトガル 170cm
フランス 176cm
イギリス 176cm
オランダ 181cm
デンマーク 181cm
ノルウェー 179cm
ドイツ 179cm
※日本 171cm
同じヨーロッパ地域でも、このように差があります。
もっと細かく言うと、北に行けば行くほど平均身長は高くなります。
この傾向の表われは、生物学的にも寒い地域だと身体に熱をためる必要があるため、身体を大きくして熱を逃がさない様にするそうです。
そのため、寒い地域に行けばいくほど人間だけでなく動物の個体は大きくなるそうです。
参考動画↓
例えばクマも本州のツキノワグマに比べると北海道や北米・北極圏にいるヒグマやホッキョクグマは大きいですよね。
一方で暑い地域では、暑さで熱がこもるってしまうと身体が焼けてしまうので、逆に熱を逃がすために、身体のサイズを小さくする必要があります。
タイやインドネシアなど、赤道付近の東南アジア諸国など上げられますね。
同じ東アジアでも、日本人に比べて韓国人や中国人で身長が高い人が多いのは、朝鮮半島や北京周辺は日本よりも寒い地域という特徴も当てはまりますね。
まぁ中国で言えば、は南北にも長いので上海など温暖な地域の人もいますので、平均身長自体は平均化されそこまで大きくはないですけどね(^^;
日本国内でも、身長が高い人が有利なバスケの強豪と言えば、北国・秋田の能代工業ですが、もしかしたら寒さと関係があるかもしれないですね(笑)
身長の有無より技術やインテリジェンス
まぁ生物学の話はこのへんにしておいて(笑)
イタリアやスペインは身長的には他の欧州勢に負けていますが、守備面で見劣りしていませんね
カンナバーロやプジョルなんか180cmなくても、当時世界最強DFに数えられるくらいでしたからね。
ディフェンスも身長あるなしではなく、ここも技術や戦術眼の勝負だと思う。
空中戦で不利なら、相手を飛ばさせない技術を磨けばいいし、体格差もいなせる技術を身につければいい。
コメントくれた方も、このことを言及してくれて、ホントその通りだと思います^^
僕も口酸っぱく言うけど、GKも身長あるなしの前に技術面から磨いて欲しいですね。
もちろん、身長が高いと有利な側面もあるのは否定しません。
でもそのアドバンテージが活かせないなら意味がない。
小学生とか見ていても、身長あるなしより、ボールに対する恐怖心のある・なしの方が僕は判断基準として上です。
背が高くたって、ボール怖がるようでしたらGKとして死活問題ですからねぇ(^^;
GKもDFも結局は技術の差で優劣がつくと思っています。
そのディフェンスの極致というか、根本的な技術を無視して身長などフィジカルのせいにはじめからするのであれば、一向に世界に追いつけないと思います。
このへんの先入観は取り除いて、もっと根本的な守備の技術や戦術などインテリジェンスを磨いて欲しいですね。
おわりに
今年の東京オリンピックも、体格的には差がない、メキシコの守備にも苦しめられましたしね(^^;
もちろん集団で守る戦術的な守備でも勝っていたけど、対人戦でもそこまで空中戦とかで有利に進めれた印象もなかったです。
誰よりも先にボールの到達点を予測する能力だったり、危険なスペースを感知する能力が、まだ相手の方が一枚上手だったのかもしれませんね。
でもその差は、近年解消されようとしているのもアンダー世代(主に10代の世代)の試合をみるとよくわかります。
こういう若い世代の台頭にも期待したいです。
ですから周りも身長絶対主義からの脱却は必要ですね。
まだまだうちの子は身長がーとか、先入観があるかもしれないけど、もう一度サッカーの本質というか、長所と短所の正しい見極めは必要かなって思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了