こんにちは! Nishi です。
いよいよ今夜、カタールワールドカップに向けたアジア最終予選第5節が行われます。
2勝2敗の勝ち点6ポイントで、現在4位と完全に手遅れてしまった日本代表。
当初のプランでは、自動出場圏内の1、2位を争っているはずが、今はそれすらも怪しい状況です(^_^;)
果たして今夜のベトナム戦はどのような戦いになるんでしょうか…
不覚は許されないベトナム戦
対抗馬のサウジアラビアに星を落とすのは、まぁ百歩譲って仕方ないにしても、世界ランク的にも格下のオマーンに不覚をとり、中国にも辛勝では多くのサポーターが不安と不満の声が上がって当然ですね…
今回の対戦相手ベトナムは、現在4戦4敗の最下位で、このグループの中では一番実力が下と見られています。
しかし、アジア二次予選では、日本でも馴染み深いチャナティップやティーラトンらを擁して実力も上がってきているタイ代表を蹴落として最終予選まで勝ち上がってきたチームです。
ベトナムも国を上げてサッカーに注力しているので、タイと同様に近年レベルは上がってきていますね。
数試合見た感じだと、技術面はまだ粗削りだけど、縦に思いっきりのいい攻撃はしますね。
精度はそれほど高くはないけど、前に行く勢いは結構迫力のあるものですね。
そのことを裏付けるように、ここまで4得点と、実は日本の3得点を上回る結果を残しています(^^;
一方で、守備は発展途上と言ったところかな。
マークのチェックも甘かったり、ファウルの多さからピンチを招き失点も最多の10失点。
GKの尺度で見ると、GKの飛び出しの判断も遅かったりと、守備面では穴が多いと見ています。
アウェイ戦でいくら体たらくな日本代表だとしても、大方ここは勝てる勝算は高いでしょう。
両者の戦略
しかし、これまでの戦いっぷりを見ていると、何とも言えないのが正直な感想です(-_-;)
なかなかミラクルな采配するのでねぇ…
ベトナムとしては、日本に勝つためには、この弱点をついてくるといいと思う。
というより、狙いはそこかなって思う。
ベターに引いてくるのもありだけど、東京オリンピックのニュージーランドのように、積極的に前からボールを取りに行って、日本のリズムで安易に攻撃させないように封じるのもありだと思う。
ベトナム自身ファウルトラブルが多いので、引いた守りだと自陣ゴール近くでのセットプレイが多くなるので、より失点しやすくなります。
だからこそ逆の発想で、前から積極的に守備をすることで、守備の重心を前に上げて、ファウルになってもゴールより遠い位置になれば失点のリスクを減らせると思う。
それに加え、雑だけど前への推進力を売りにしているので、攻撃面でもプラスに働くと思う。
作為的にハメられた時、状況を整理して臨機応変に対応できない今の日本には効果は高いと思う。
そういうサッカーをしてくることも予想して、日本の状況打開策としては、トップには裏抜け&間抜けが得意な選手を置きたいですね。
スピードのある選手を置けば、抜かれまいとして足に引っ掛けてしまう場面が多くなります。
ファウルが多くなれば、その分マイボールが増えるし守備面で不安のあるベトナムにより圧力を加える事ができます。
この戦術を使うのなら、古橋か前田が適任だと思うけど、ここは今ノリに乗っている古橋の先発起用がいいと思う。
こういった相手に合わせた戦術のひとつでもふたつでも披露してくれることを期待しています。
おわりに
まぁ柔軟性に富んだやり方してりゃあここまで苦戦はなかっただろうからね(^^;
いつも通りのやり方でもなんとかなるちゃあなるけど、次戦のオマーン戦も考えたら少し工夫は欲しいところですね。
右サイドも酒井の負傷が囁かれているので代役は誰かも気になります。
経験値的に言えば室屋が収まりそうだけど、山根起用で他のポジションも旗手、田中碧、守田らも起用して、旧川崎勢で固めるのもちょっとおもしろいかも。
ともかく今夜は、しっかり下馬評通りに勝ち点3を取って、次戦のオマーン戦に盤石の状態で臨みたい。
アウェイでの連戦になるけど、ここはいっそう踏ん張っていってもらいたいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了