こんにちは! Nishi です
サッカーは得点数を競うスポーツなので、試合後は勝者と敗者が存在します。
まっ、引き分けということもありますが、基本的には勝った負けたという結果になりますね。
勝った方はそりゃあ嬉しいし、負けた方は悔しいものです。
試合に勝つ為に、気の合う仲間たちと時には地獄のような辛い練習もして、互いに技術を高めあった結果をぶつけ合うのですから、当然の感覚ですね^^
その互いに力を出し合った試合の後の対応について、おもしろい話があったので紹介します^^
対戦相手にアドバイスを求めたその真意とは
先日イングランド・プレミアリーグでこんな一コマがありました。
リバプールとワトフォードが対戦し、リバプールが5−0と大勝しましたが、試合後にリバプールのエース・サラー選手がワトフォードGKフォスター選手に声をかけ呼び止めます。
呼び止めたサラーは、「もしPKの場面があった時どちらに飛ぶ?」っと、勝って倒した対戦相手のGKに質問したのでした。
対戦相手にアドバイスを求めるなんて!って思って当然だと思います(^_^;)
対戦相手としても、情報流してもライバルの得になるだけですからねぇ。。。
しかし、フォスターは隠すことなく、サラーのここ最近の統計を研究している事も明かした上で、右に飛ぶよっと躊躇なく答えています。
サラーも「ありがとう!参考になったよ」っと、きちんと謝礼を述べ、この場は収まったようです。
トップリーグのプロ同士になれば、相手の欠点を教えるなんて得させるだけだし、熱狂的なファンからすると、「裏切り者!」や「おまえはスパイか!」っと罵声を浴びせられてもおかしくない行為ですよね。
こうやって互いにリスペクトし合って、この場面だったらどうしてた?とか、あのプレイどうしてあの判断したの?っと聞ける間柄っていいですね。
何か学生サッカーではありそうだけど、こうやってトッププロ同士でこういうやりとりし合うのって、それこそプロを目指している子供達によい刺激になると思う。
互いのためになる情報交換
こういう話がもっと表に出てきてもいいのでは、と個人的には思います。
でも、これはただの美談ではなく、実はサラーの巧妙な作戦なのかもしれないですね(^^;
自分のPKの傾向を公にして、サラーは自分のクセをあんな大々的に公表したんだから、次からは逆に蹴るかも…と思わせる作戦なのかもしれない。
そうだとしたらサラーはかなりの策士だと思う(笑)
まぁ、ひねくれた僕はこう深読みしちゃいますね(^_^;)
そして、疑心暗鬼になって混乱して、結局ハッキリした決断ができずにサラーにあっけなく決められる。。。
まぁ、冗談はさておき、自分の成長の為にも対戦相手をリスペクトしてよかったところや悪かったところを確認できる間柄っていいもんだなって思います。
自分の経験談でも同じようなやりとりがありました。
「Nishiさんは目がいいからこういう対応したよ」ってライバルチームの選手に言われた事もあります。
そのアドバイスを活かして、次のプレイでは同じ失敗しないようにしようと思いましたしね。
僕も逆に「シュートコース読まれてた?」とか結構聞かれたりするので、「ディフェンスがこっち側にいたからね」とか聞かれたら答えるようにしています。
前述で語った通り、やっぱり互いの為だと思うので、僕は比較的素直に答える方かな。
相手を小馬鹿にして余計なストレスかけたりかけられたりするより、こっちの姿の方が健全だと思うしね。
チーム内で反省会するのももちろん必要だし大事なことだろうけど、言い方誤解あるかもしれないけど、対戦相手と気軽に話せる場というか空気も同時に作っていきたいですね。
歪み合って相手が憎くてつい、悪口合戦やファウル合戦になる背景もわからなくはないが、冷静になってどっちが未来的に発展できるか考えてもいいのかなって思います。
おわりに
試合後に和気あいあいとしろとまではいかないけど、例えばリーグ戦など年内のサッカーイベント終わった後の会合とかで、「あの時の試合の采配どういう意図があったの?」とか「ああされると実はキツかったんだよねぇ」って気軽に言える間柄になりたいですね。
互いに実力を認め合えるからこそ、真のライバルであり、成長できる仲なんだと思う。
サッカーにもラグビーのようなノーサイドの精神が浸透していって、さらに進化する形で、今回のサラーとフォスターのような良い関係築いていければいいですね
そういう光景が当たり前のようになる風景を見たいもんだなぁっと思いました^^
ちょっと普段は、根拠なり論理的に語りがちな僕とは真逆の、精神論というかお花畑的な発想かもしれないけど、今回のサラーとフォスターのやり取りは興味深く感じました^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了