こんにちは! Nishi です。
初戦オマーン戦は黒星スタートで開幕し、続く中国戦で辛勝し先行きが怪しい状態でスタートしたカタールワールドカップ・アジア最終予選の日本代表ですが、来週10月7日と12日に行われる、サウジアラビア戦とオーストラリア戦に向けて代表選手の発表がありました。
今予選最大のライバル国である、この2ヶ国との連戦を、良い結果で乗り切ることができるかどうか。。。
今回の代表選考から展望をみていきたいと思います。
注目の代表選考
今回は久保と古橋が負傷の為、代表召集が見送られましたが、オリンピックでも頭角を現した田中碧や三好、橋岡、板倉が招集されました。
田中碧と板倉は、層の薄いセンターハーフとセンターバックの補完として、良い招集だと僕は思う。
今回の2連戦は、このグループの上位2ヶ国が相手なので、最低ノルマは負けなしの1勝1分けの勝ち点4は欲しいところ。
成長著しい二人の起用は、少しギャンブル的な要素もあるので、森保監督はそういうギャンブルはしないだろうけど、展開をみて上手く使って欲しいと思う。
今回大きく変わった人選はこの部分かな。
選ばれたメンバーから考察すると、個人的見解を述べると、1トップにオナイウ、遠藤の相棒に守田、左サイドバックに中山の起用を薦めたい。
大迫、柴崎、長友の代表戦やクラブでのパフォーマンスも見て、ここのポジションの変更は大幅な戦力ダウンにはならないと思う。
森保監督が嫌うギャンブルにはならないと思うけどね。。。
でもまぁ無難路線というか、いつも通りにいきそうな感じですかね…(^^;
右サイドは、第3節は伊東が出場停止なので、ここに堂安が入る感じかな。
いつも通り戦うやり方で、この難局を乗り越えれるか疑問だけど、僕のネガティブな予想を覆すようなやり方を是非披露してもらいたいです。
2連戦の最低ノルマ
前述したけど、今回の2連戦は最低でも勝ち点4は欲しいですね。
2ヶ国とも勝ち点6と、日本との差は3ポイント上回っています。
理想はこの2ヶ国とも蹴散らして、両国の今回取れる勝ち点上積みを最高でも3ポイントに抑えて、日本が6ポイント重ねる事で勝ち点9で並ぶことができるので、初戦の出遅れは帳消しにできます。
しかし、理想を完璧に求めるとなると過度なプレッシャーを与えて余計パフォーマンスを悪くしてしまうこともあるので、最低でも勝ち点4(1勝1分け)は取って欲しい。
勝ち点4を取れれば、勝ち点2差の3位までに持っていけるので、状況はだいぶ変わってきます。
順位争いをしている両国が、今後の試合で引き分けで1ポイントなら、日本は勝って勝ち点3を取れば順位で並ぶことができます。
上位国の負けを期待しないと順位でも並ばない状況より、十分逆転への勝機が見えてくる形になります。
そしてサウジアラビアとオーストラリアの上位2ヶ国のつぶし合いも2試合残っているので、どちらか一方が勝ち点を積み重ねることができなくなりますので、そうなれば、逆転する時にこの1ポイント縮めたのが大きくなります。
この状況を作る意味でも、今回で勝ち点4を取って逆転で2位以上に入る布石を打っておきたいところですね。
負けなければいいというのも、今回の場合はよくないかなって僕は思う。
引き分け二つで勝ち点2ポイントの上積みだと、今回の2ヶ国の対戦で、
・オーストラリアとサウジアラビアが最高で勝ち点4の上積みで10ポイント
・日本は勝ち点2の上積みで5ポイント
勝ち点差が2ポイント開く形になるので、差が開いて5ポイント差になってしまいます。
普通に考えれば、ワールドカップへの道が遠くなるので、これで監督解任まで持っていけるのですが、「負けてないから監督続行!」という話になりかねない。。。
そしてグダグダのまま予選敗退が決まるという最悪パターンも考えられます。。。
それなら一層のこと、どちらか一方に絶対勝って、2位との勝ち点差3ポイントを維持させた方がいいですね(^^;
(これも計算にいれると、二位争いは日本と同ポイントのオマーンも絡んでくる)
この場合だと、次の上位対決まで日本はどことも勝ち点落とせない(引き分けも許せない)という状況にはなりますけどね…
そうならない為にも、普段サッカー見慣れていない層でも、今回は勝ち点4が最低必要なラインだということを認識して応援して欲しいと思います(^^;
おわりに
まぁこういう苦しい状況になったのも、優柔不断な戦術を繰り返してきたツケが回ってきた結果なんですけどね…
しかし苦しい状況になった結果は変わらないので、苦しい状況なりの戦略はしっかり立てて目的を達成してもらいたい。
それでも、”いつも通り”や”日本らしさの追及”といったサッカーに終始するようじゃあ期待は薄くなるかなぁ…
っと不安ばかり感じますが、僕の不安が杞憂に終わることを願います(^^;
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了