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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】海外移籍はいいニュース?悪いニュース?人材供給国の悩み

こんにちは! Nishi です

 

欧州各国のリーグ戦も徐々に開幕し始めましたね^^

 

欧州サッカーファンからすると、これからの楽しみが増えてきました。

 

シーズン開幕とともに、今夏日本からも古橋三笘など日本代表クラスの選手が新たに海外移籍しました。

 

古橋にいたっては、ハットトリックを決めたりその後も高パフォーマンスを継続中。

 

好調を維持していますね^^

 

海外で活躍する日本人選手が増えてくると嬉しいですね。

 

さて、今や日本のJリーグから海外移籍も当たり前になっていますが、その当たり前になってきたことで不安になる問題も懸念されております。

 

Jリーグのレベル低下 !?

soccerhihyo.futabanet.jp

選手個人の立場からすると、自分の能力に評価をしてくれて、またより厳しい環境で競争する環境に身をおくことで成長できるので選手としたら大変喜ばしいことでしょう。

 

一方、クラブ側からすると大切な戦力がその分なくなることになります。

 

Jリーグから若手のホープやスター選手が海外へ移籍するとなると、戦力が著しく低下し、今まで勝っていたクラブも急に低迷することもあります。

 

最近少し上り調子になってきたけど、今シーズンでいえば、得点源のオルンガと守備の中心だった中村が抜けた柏がいい例ですね(^^;

 

また収益面でも、その選手が好きだ!ということでユニフォームやチケット販売の売り上げにも貢献しています。

 

海外移籍が多くなっていくと、それだけ優秀な選手が流出してJリーグ全体のレベルと魅力の低下を危惧する声もあります。

 

実際ベルギーも多くの優秀な選手は国外でプレイし、プレミアやスペイン、イタリアなど国外のリーグに人材を供給しているけど、ベルギーリーグ自体レベルはそう高くないです。

 

決してスターとは言えない選手達ばかりのリーグは、サッカーマニアなら原石探しには打ってつけだけど、他の浅いサッカーファンからすると単純に魅力に乏しいものがありますね(^^;

 

同じサッカーを見るなら、高レベルな方を見たいと思うのが自然の流れですからね…

 

また日本人の海外移籍が増えればその穴埋めに外国人選手が入り、多くなると今度は国内の若手選手の活躍の場を失うことにもなります。

 

記事でもあるように、この問題に直面したのがイングランドでした。

 

このままだとJリーグも魅力のないリーグになるのではという懸念の記事でした。

 

Jリーグの持つ魅力と可能性

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記事を単純に読むと少し先行きに不安を感じる話題ですが、僕はベルギーと同じにはならないと思います。

 

その理由は、外国人枠に制限が設けられていることと、ホームグロウン制度が一定の抗力を発揮しているからです。

 

外国人枠の話でいうと、ベルギーの場合は、外国人枠に対する規制がありません。

 

シントトロイデンなど日本人を数多く獲得しても、ベルギー国籍の選手を7名入ればオッケーなのです。

 

日本は最近外国人枠を5人まで拡大しましたが、ベルギーのように無制限ではありません。

 

それに加えてホームグロウン制度も採用しています。

 

ホームグロウン制度とは、プレミアリーグで導入されたのが有名ですね。

 

プレミアリーグでは、上記の自国選手が育たない問題解決の為、ホームグロウン制度という、最低でも自国の選手を7人登録する事を義務付けました。

 

その影響のせいか、近年イングランド国籍の若手もリーグ戦で活躍し始め、代表のレベルも相対的に上がりました。

 

日本も外国人枠拡大したが人数制限付きで、それとともに、このホームグロウン制度を導入しているので、ベルギーリーグほどリーグレベルの低下は起きないだろうと僕個人的には思う。

 

僕は更に欲張るようだけど、育成リーグと魅力も併せ持ったハイブリッドなリーグを目指せると思います。

 

外国人枠拡大に伴って、欧州でプレイした大物外国人選手を引っ張ってくるのも手だけど、タイやベトナムなど東南アジア諸国の選手も積極的にスカウティングして欲しいです。

 

カタールの次のワールドカップから参加国が48枠に拡大します。

 

もちろんアジア枠も増えるので、その増えた枠に新興勢力国も割って入ってくると思う。

 

そうなるとサッカーの需要はますます増えていくので、放映権やグッズを売る先としてそれら新興勢力の国に目を向けるのもJリーグの新たな新境地だと思う。

  

こういう戦略は地方クラブでも将来的にはプラスになる動きだと思います。

 

このへんの絡みは、たまぁにチェアマンとかTVなどで度々言ってはいるけど、もっとメディアを使って宣伝して、多くの人に認知してもらうようにして欲しいですね。

 

おわりに

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楽観視というか、やり方を間違えさえしなければ、リーグのレベル低下はそこまで深刻にはならないだろうと思う。

 

むしろ特別な価値を生み出すチャンスなのかなって思う。

 

先日紹介したアメリカでは、晩年を迎えたスター選手の獲得などで注目度を上げている方法もあるけど、日本は日本の地理的立場を利用したやり方も加えれば、決して見劣る事はないだろうと思う。

 

いいところは学び、そして自分達にしかできないことをより深めていけばいいですね^^

 

そして、もっとサッカーが日常で当たり前になる社会作りも同時に進めて行って欲しいです。 

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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