こんにちは! Nishi です
メダル獲得の期待も大きかった東京オリンピックは、4位という結果に終わり、期待以上の結果かそれともがっかり感が強い結果だったかは、それぞれ期待していたもので違うと思います(^^;
が、ともあれ上位進出したことで、来月から始まるカタールワールドカップアジア最終予選にかかる期待は大きいものになりましたね。
オリンピックで台頭した選手も数多くいますので、その期待は当初より大きくなったと思います。
さて、日本代表はというと、最大の目標がワールドカップ出場ではなく、ワールドカップでベスト8以上を目指すと公言しています。
その為のチーム作りをしてきて、紆余曲折ながら力はつけてきていると思います。
先日発表されたFIFAランキングも24位と上昇しています。
FIFAランキングの順位がそのまま強さに直結しているわけではないですが、目安としては今の計算方法なら参考にしていいと思います。
そのランキング順位ももう少しで20位圏内ですが、ベスト8を目指すならあと10個は順位を上げたいところです。
さて、日本代表の現在位置はこうですが、日本と同様に中堅国から強豪国に!という野望を抱いている国はもちろんあります。
今日はそんな日本のライバルの話です。
第二のベルギーを目指して
先日発表されたFIFAランキングでは、今回もベルギーが1位を堅持しました。
EURO2020では、ベスト8で敗退したけど首位の座を維持していますね。
ベスト8まで見ると、欧州と南米の誰でも名前が聞いたことがある強豪国で占められていますね。
ワールドカップでは、もちろん組み合わせにもよりますが、この間に日本も割って入らなければなりません…
とりま話しを戻すと、このベスト8に接近してる見慣れない国があります。
それはアメリカ代表です。
日本同様、いやそれ以上にサッカー不毛の地と呼ばれたアメリカですが、チェルシーのプリシッチをはじめとした、若手の育成に力を入れて近年欧州のビッククラブにも人材を供給するなどメキメキと頭角を現してきました。
代表でも、北中米カリブ地域の王者を決めるゴールドカップを制するなど結果も出しています。
国内のメジャーリーグサッカーも、以前から欧州で活躍したスター選手を招くなど、リーグのレベル向上や盛り上げに努めています。
アメリカもサッカー文化はなかったけど、サッカー文化が根付いている欧州からの移民も多く、またメジャーリーグサッカーに投資して数多くのスター選手がアメリカで最後のシーズンを迎えるケースも増えています。
そういった努力を積み重ねてきた結果だと思います。
日本も久保や堂安など、今回オリンピック代表に選ばれた選手も早い段階から欧州でプレイし日々精進しておりますが、同じくアメリカも同様に強化に勤しんでいたのでしょう。
地域予選などで対戦する国の強度が違うので、ランキングがアメリカが上位になったけど、中堅国として争うライバルとして育成方法や強化政策など注視しておきたいですね。
これから真のライバルになりそうな国
アメリカのこの急成長は、実は10年くらい前から予想されていました。
経済大国であり、スポーツ科学で最先端をいくアメリカがそれなりに本腰入れれば、これから他の強豪国を飲み込むほどの実力がつくかもしれないですね(^^;
個人的に身近で急成長しそうだなって思うのが、同じアジア予選を戦うオーストラリア代表ですね。
元々オーストラリアは英国系の移民の他に、イタリア系とクロアチア系の移民も多く、サッカー文化に根付いた国にルーツをもった人が多い。
有名どこだと、プレミアリーグで活躍したヴィドゥカや日本でもプレイ経験のあるポポビッチはクロアチア系、マックス・ヴィエリ、ブレッシアーノ、グレッラはイタリア系など、監督ではポステコグルーが当確を現わしてきています。
2032年の夏季オリンピックがブリスベンに決まり、また翌2033年の女子ワールドカップもニュージーランドと共催が決まりました。
その波に乗る形で、2030年or2034年のワールドカップ開催に向けて招致に力を注いでいます。
この背景をもとに更に強化が見込まれるところですね。
こういう他国の動向に、敏感に日本サッカー協会は反応しているのだろうか?
本来見なきゃいけないライバルを見過ごしているのではないだろうか?
もちろん他国の事なので、自分達には関係ないところかもしれないけど、強化方針など学ぶべきものとかあるのではないのかな…
そういうところは互いに研究し合って切磋琢磨していきたいものだ。
ともに野望のある先を見ているもの同士でしのぎを削っていきたいものです。
よく隣国などアジア予選で戦う国ばかりをライバルと持ち上げるが、日本と同じような中堅国の国の動向にも注目して欲しいですね。
そして学べるところは学んでいきたいですね。
おわりに
ベルギーも今の地位を獲得するまで、ランキングも下がり予選敗退も経験し苦い時代を過ごしてそこから立ち上がり、そして他国を凌ぐ強豪国へと変貌しました。
アメリカもまた、前回ロシア大会も予選敗退という憂き目にあいました。
日本もお灸を据える意味でも、今予選敗退して目覚めるキッカケになってもいいのではっと心のどこかで思う事もあります。
でも今起きている問題点を今のうちに解決しておけば、そんな失態しなくていいということです。
根づいているサッカー文化の違いはあれど、なぜベルギーやアメリカにできて日本にできないのか…
そこをしっかり検証すると、何かよい発見はできるかもしれないですね。
協会任せではなく、僕らでも何かできることをしっかり実践していって明るい未来へ繋げていきたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了