こんにちは! Nishi です。
例年通り、夏休みになると姪っ子がお泊りに来ます。
宿題を見たり、いっしょに遊んだりと、おじさんには考えられないパワーで毎日過ごしています(^_^;)
しかも連日30℃前後の暑さの中で、よく体力持つなぁっと感心させられます(-_-;)
そんな元気な姪っ子も、家の中だけじゃつまらんだろうと思い、ちょっと遠出することにしました。
出かけた先は…
そうです!先日世界遺産に登録認定された、北東北・北海道の縄文遺跡群のひとつである、垣ノ島遺跡に行って来ました。
姪っ子も小学5年生と2年生なので、こういった博物館は何かの刺激になるだろうとおじさんは思いました(´・ω・`)
でも一番楽しんだのは、歴史が大好きなおじさんこと、僕の方だったと思いますw
館内は、発掘現場で発掘された遺跡物の展示と説明が連なっていました。
この垣ノ島遺跡の事だけではなく、世界遺産に登録された他の遺跡群、例えば青森の三内丸山遺跡についても解説されていたりと、他の遺跡群の解説もいっしょにされていました。
これはいいことですね^^
例えば垣ノ島遺跡を見学したあと、他の遺跡群も見たい!って意欲もそそる事になるし、縄文文化はここだけではないっていう知識の共有にもなりますしね。
相乗効果を期待する意味ではありかなって思う。
ひと通り展示物を見て、垣ノ島遺跡最大の売りはなんと言っても世界最古の漆製品が使われた痕跡でしょう!
これまで漆技術は、大陸から伝搬されたとの通説でしたが、この垣ノ島遺跡から出土したものは、それよりも1500年も遡る9000年前のものであると判明しました。
この歴史的大発見で、垣ノ島遺跡の歴史的価値が更に上がりました。
漆の痕跡の他にも、縄文時代の土器や土偶なども数多く発見されております。
こうやってたくさんの出土品を見ていると、ここ北海道に僕ら日本人の先祖がきちんと住んでいたんだなって実感が湧きますね^^
さて、姪っ子達はというと、展示物にはほぼ素通りで…w
館内をひと周りしたところで、あるものに惹かれまたようです。
勾玉の装飾品作りを体験できる教室がありまして、同じ年頃の子が一生懸命作っている姿を見てやりたくなったようです。
ということで装飾品作りに挑戦しました!
装飾品作りのお姉さんのレクチャーされながら、紙やすりで一生懸命形を整えています^^
途中、お婆ちゃんからも助言を受けながらも形を作っています。
そして最後の磨き作業!
紐を通して完成です!
自分で作ってとても楽しかったみたいです。
気に入ったのか、肌身離さずずーっと首にぶら下げていました(^^;
クラスの友達に見せるんだっと張り切っていましたねw
まぁ、夏休みのいい思い出になってくれてよかったと思います。
ひと仕事終わったあとは、この日も暑かったので、ソフトクリームを食べて垣ノ島遺跡をあとにしました。
ここのソフトクリームは、縄文時代の主食でもあったクルミ入りのソフトクリームです。
想像以上に美味しかったです^^
結構歩き回ったので、姪っ子達の要望もあってスシローの回転寿司を食べてこの日は終了!
姪っ子達は、マグロが大好きなのでマグロの詰め合わせ!
これに飽き足らず、中トロやらトロサーモンやら普通の皿と色の違う皿ばかり頼むので、おじさんの財布を全然考慮してくれませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
ともかく、姪っ子達と巡った世界遺産体験学習でした。
旧来の日本の教育では、何でもかんでも大陸から文化や技術が伝わったってなってるけど、これから考古学などが進んで今までの歴史認識が覆っていくんだなって思います。
磨製石器も日本で出土するものが未だに世界最古であるので、いまや日本が文明の最先端の可能性も出てきていますしね。
それはそれでロマン感じますね^^
日本の縄文文化の技術が大陸に伝播し、そして時代が流れて今度は大陸の方が文明が発展し、文字やその他技術が日本に伝わる。
現代でも日本の技術が大陸へ伝播したりと、その時代時代で高度文明が入れ代わるという方が自然の流れかなって僕は思う。
別にどちらが先だから偉いというわけではなく、歴史の、時代の移り変わりを追うというのは好奇心がそそられますね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
↓垣ノ島遺跡の場所です
函館市街から車で40分なので、ちょっとアクセスしづらいかも(^^;
内地から来訪される時は、函館空港からレンタカー借りれば割と地理的にも行きやすいと思います!
了