こんにちは! Nishi です
”誰にでもミスはあります。大切なことはそのミスと共存することが必要だ”
世界最高のレフェリーとして名高いピエルルイジ・コッリーナ氏の有名な言葉です。
サッカーや審判の世界だけではなく、僕らの日常や社会生活にも言える事だと思います。
今日は、そんなミスに関するお話しです。
GKのミスは試合の行方に直結する
誰にでもミスはあります。
しかしミスをすると、その試合で取り返す事が難しいのがGKというポジションです。
そしてそのたったひとつだけのミスのせいで試合に負ける事がある…
だからこそ”ミス”はしてはいけないのです。
上記記事の通り、浦和vs湘南の試合で鈴木選手のミスで2失点し、試合も敗れてしまいました。
僕もハイライトで見て、あのミスはGKとしてやってはいけないミスですね。
ハイボールの処理も手が使えるGKが有利なのだから、負けてはいけません。
負けるとしたら、飛ぶタイミングが遅かったり、処理する体勢が悪かったのが原因です。
この場合は、クロスに対して前に出て処理するという判断が遅かったのが原因ですね。
まぁ一瞬の差ですけどね(^^;
最後尾の選手であるGKが繋ぎのパスでミスすると、カバーする選手もいないので一気にピンチになります。
と言うより、即失点に繋がるので、一番やってはいけないミスのひとつですね。
現代サッカーでは、GKもフィールド選手と同様にビルドアップにも参加するよう求められているので、ミスがないようにしっかりトレーニングを積んでスキルアップを心がけてほしいです。
ポジティブに切り替えを!
このところスポーツメディアも発達してきて、大手メディア以外でサッカー専門のメディアも登場してきており、当たり障りのない面白くない質問も減ってきました。
また選手個人達の向上意識も強いのが頼もしいです。
このところ有望株のGK達のインタビューを聞いていると、「ナイスセーブでしたね」「ナイスプレイでした」っと問われても、「ここはこういうミスがあったから改善したい」という返答が多いです。
たとえ完封した試合でも、そう答える選手が多くなった印象です。
謙虚な気持ちもあると思うけど、僕は素直にこの返答には心強く感じます。
鈴木選手もデビュー当時から、完封した試合後でもあの場面でこういうミスがあったとか自己分析もしっかり行っていたので、この試合のミスはより成長するために糧にして欲しいです。
ただし、ミスした場面は甘やかさずミスだと批判は的確にされるべきですね。
その悔しさはきっと大きな財産になると僕は思うし、こういう悔しさや試合を振り返って分析が出来なくなったら終わりだと思う。
若い世代の有望なGKが増えたのは、こういう意識改革があったからかもしれないですね。
サッカーはミスが多いスポーツである以上ミスは仕方がないし、ミスがなければ成長できないけど、GKにおいては試合に勝つためにはミスは許されないという矛盾を抱えた理不尽なポジションです。
理不尽で報われることが少ないポジションだけど、その完璧を求めた先には必ずチームとしての結果が残る重要なポジションでもあります。
僕はそこに魅力を感じてGKを続けてきた理由でもあります^^
とにかく鈴木選手にはミスした事は大いに反省して、これからの飛躍に期待したいです。
おわりに
本日鈴木選手も候補にあがっていたU24日本代表の最終メンバー発表がありましたね^^
なんと!!
先日僕が予想したメンバーが完全に的中しました(^^;
自慢させて下さいw
いや自慢は冗談ですけど、正直驚いています(^^;
まぁ今回は予想しやすかった感じですね。
鈴木選手は残念ながら選出されませんでしたが、バックアップメンバーには選ばれています。
代表チームと帯同することになりますので、ここで得た経験を次のパリオリンピックやその前に召集されるかもしれないA代表で活かしてもらいたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了