こんにちは! Nishi です。
今日は先週末に行われたJリーグの試合から、僕が気になったGKのプレイを紹介する企画第18弾です^^
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
GKの基本技術・キャッチング
はじめは、ナイスキャッチを二連発。
まず東京vs広島の試合から広島GK大迫選手のプレイです。
シュートを弾くことなく、難しい姿勢ながらも上手くキャッチできました。
シュートのスピードや体勢が悪かったりした場合は、無理にキャッチするより弾いた方がいいけど、キャッチすることで確実にマイボールに出来るので、できればキャッチが一番いい選択になります。
横っ飛びだと、キャッチングにいっても着地の衝撃でファンブルするリスクも考えられるので、安全を考えて弾く選択をするケースが多いです。
その弾いた方向や勢いが悪いと、相手にセカンドチャンスを与えるキッカケにもなります。
その為キャッチが一番良い選択になりますが、横っ飛びしている体勢だと前述の通り難しいこともあります。
だからこそ、この難しい状況でキャッチしきったのはナイスプレイですね。
キャッチで言えば、浦和vs名古屋でも浦和GK鈴木選手のハイボールの処理もよかった。
典型的なハイボールの競り合いだけど、クロスへ飛び込む判断が速かったため、いち早く落下点に到達できました。
判断が速かったので、きちんと当たり負けしない体勢でキャッチできたのが一番の要因かなと思います。
せっかくの高身長も飛び出す判断が遅かったりすると、普通に当たり負けしてしまいますので、地味なプレイだけどこの基本通りのハイボールの処理は参考になると思います。
足元の技術も大事だけど…
次は仙台vsC大阪の試合からC大阪GKキム選手のプレイです。
ボールを確保してから素早く状況を確認してチャンスと見るや、正確なスローイングからカウンターに転じてシュートまで繋がった場面です。
セーブの場面ではないけど、GKにとってこの素早いスローイングも重要なプレイかなっと改めて思いました。
併せて状況判断もよかったと思います。
近年は足元の技術を取り沙汰されているけど、やはり今後もスローイングの技術も高めていきたい。
足より手の方がコントロールがしやすいけど、やはり練習をしていないと正確なボールは投げれません(^^;
GKがキャッチして、素早く前線に放り込むこのようなプレイはフットサルでは比較的多いプレイで、速攻に繋がり得点チャンスが増えます。
また守備の観点からも、それだけ相手の攻めラインを下げる効果があるので、失点のリスクも減ります。
守りっぱなしというイメージのあるGKですが、こういう攻撃の起点にもなるという典型的な良い例かなって思います。
今節のナイスセーブ
今節のナイスセーブは、徳島の上福元選手、G大阪の東口選手とも迷いましたが、川崎のチョン選手を選びました。
ディフェンス後方での味方のパスミスで一気にピンチになってしまった場面ですが、いち早く反応して飛び込みこのピンチを防ぎましたね。
飛び出した判断力もナイスですが、解説者が言ってたように味方のミスだけどよく準備していたと思う。
結果論っぽくなるけど、飛び出しのタイミングもあとわずかに遅かったら失点していたと思います。
飛び出す時の判断って、僕とかたぶんGK経験者共通だと思うんですが、パス回しのボールの動きだったり、相手選手のドリブルのタッチの置き方などを見て飛び出すタイミングを計ると思います。
その事前情報がない状況で、この飛び出した判断はものすごいファインプレイだと思います。
おわりに
今節は引き分けの試合が多かったですね(^^;
勝敗がついた試合でも2得点が最高でしたね。
まぁサッカーなら当たり前のスコアだけど、何となく選手の動きが重く、過密日程の影響が大きいのかなっと少し思いました(^^;
水曜日にも二試合ありますが、その試合が終わったら二週間程度リーグ戦は休みになります。
この休みを利用してコンディションの回復に努めて欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了