こんにちは! Nishi です。
いよいよ今年の夏に開催が予定される東京オリンピックが近づいて来ましたね。
各競技で選考会や選考大会が開かれ、続々と代表選手が決まってきましたね。
さて、サッカーはというと、こちらもオリンピックに出場する国が出揃いましたので、先日組み合わせ抽選会が開催されました。
日本は最悪の組み合わせ?
日本のAグループと同組になったのが、南アフリカ、メキシコ、フランスとなりました。
12年ロンドン大会で苦渋をなめさせられ、その破竹の勢いで金メダルを獲得したメキシコと若手の台頭が著しい18年ロシアワールドカップ王者のフランスと同組になってしまいました。
Twitterなどの周りの声は、「死の組になったぁ」と悲観的な意見もありましたが、まぁ今回のオリンピックは、珍しく出場する国にワールドカップ優勝経験国が出揃った感もありますので、強豪国と当たるのは仕方ない面はありますね(^_^;)
A組以外でも、アルゼンチン、スペイン、エジプト、オーストラリアのC組、ブラジル、ドイツ、コートジボワール、サウジアラビアのD組も白熱しそうです。
ってか、こちらの二つの組の方が厳しいようにも思えます(^_^;)
一方で、B組は韓国、ホンジュラス、ルーマニア、ニュージーランドとなり、比較的楽な組み合わせと言われています。
下馬評では、韓国、ルーマニアが突破の本命ラインでしょうか。
ただ、本命がいないという事は4チームとも拮抗しているので、こちらも死の組と言えるでしょうね(^^;
死の組と呼ばれる日本ですが、見方を変えれば、予選リーグ突破できれば、決勝トーナメント一回戦の相手はこのB組の国と当たります。
いわゆる死の組を突破出来れば、続く準々決勝は楽な展開だという見方もできます。
しかし、シドニーオリンピックの時も同じようにグループリーグを突破し、準々決勝の相手のアメリカは一番楽な相手だったけど、PK戦にもつれ込み敗退しました。
この過去の例から見ても油断は出来ないですね(^_^;)
突破に必要な勝ち点は?
それでは決勝トーナメントの前に、日本はどのくらい勝ち点を取れば決勝トーナメント突破出来るか考えてみました。
僕の目算では、現実的なベストは2勝1分の勝ち点7、最低ライン2勝1敗の勝ち点6だと突破出来るかなと予想します。
オーソドックスな考え方では、4チームでのグループリーグの突破の最低ラインは1勝2分の勝ち点5が安全に突破出来る最低ラインと言われています。
飛びぬけた1強がいて、拮抗した力がある2チームが2位争いをし、少し力が劣る1チームが2位に入れるかどうかという図式になる為です。
今回こう予想したのは、A組でも2強1中1弱という格差はあると見ています。
フランス、メキシコの2強にホームアドバンテージの日本が中、弱が南アフリカということになります。
個人的にはフランスもメキシコもそう飛びぬけた相手でもない為、日本を”強”側に組み込んで3強の図式にもなると思います。
そうなると、まず南アフリカ戦で勝ち点3を確実に取って、残りは三つ巴の戦いになります。
単純に3勝のチーム、2勝のチーム、1勝のチームになればわかりやすいですね
3強から一つだけ抜け出して、2位争いでお互い引き分けだと得失点の勝負になりますね。
そうなると、得点力と大事な時に脆くなりがちな守備に不安がある日本は苦しくなりますね(^_^;)
その為日本としては、2強どちらかに引き分けを計算するより、どちらか二位争いになるチームに必ず勝って勝ち点6を確保する戦略を立てた方が僕はいいと思います。
狙い目は意外かもしれないけど、フランスかな。
エースのエムバベが出場見送り確実という話もあり、その他のメンバーもいい選手はいますが、エースがいないという穴は日本としては有利に戦いやすいと思う。
どちらかというと、チーム全体でシステム的に戦ってくるメキシコは相手にしづらいと思います。
それでも三つ巴になって互いに勝ち負けがつくと、勝ち点6で並んで得失点差の勝負になるので確実に勝ち抜けできる訳ではありませんがね(^^;
※アトランタオリンピックでは2勝1敗で3チームが並び得失点差で日本が敗退した。
結果的に初戦の南アフリカ戦で勝つことが義務ですね。
まぁ負けても最終勝ち点目標が6なので、他で二勝すればいいのですが、フランス、メキシコ相手だと戦力等で確率は難しいですね(^^;
ただ、こういった予想通りにならないのがサッカーのおもしろい所でもあるので、ある意味予想は外れて欲しいとも思っていますw
おわりに
この戦略は、逆に南アフリカも勝ちやすい相手として日本戦に力を注いでくると予想します。
その南アフリカに対して、確実に得点を取って勝って欲しいですね。
大量得点が取れるようなチームでは元々ないので、失点を極力減らしてしっかり勝つことを目指して欲しい。
他フランス、メキシコからすると、南アフリカで確実に勝って日本戦で勝ち点伸ばせないようだとグループリーグ突破が危うくなります。
このことからも、対日本戦は各国重要な一戦になりそうですね。
よく初戦を落とすと突破の確率は〇〇%とかってメディアは騒ぐけど、初戦が強豪vs強豪だったり実力が同じチーム同士のこともあるので、そのよく聞くデータはサッカーにおいては無意味だと思って下さい。
基本的にリーグ戦というのは、対戦が進めば進むほど他力本願になるので、重要なのはジンクスではなく、目の前の相手と戦って現在必要な勝ち点(突破条件)がいくつか計算し、その目標達成するために試合を作らなければいけません。
もちろん、全勝が理想ですが、現実的な最終目標ラインを決めておくことで、気持ちにも体力的にも余裕が生まれます。
こういうプロセス作りはいい加減日本も身について欲しいなって思います。
長くなりましたね(^^;
明日は女子の組み合わせを展望していきます^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました
了