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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】ついに決定!?欧州スーパーカップ構想の賛否

こんにちは! Nishi です。

 

Jリーグも序盤戦が終わり、これからリーグ戦も上位下位と徐々に分かれて来る頃ですね^^

 

一方海外では、優勝争いもそろそろ決まってくる頃になって来ました。

 

今時期がちょうどサッカーを見るには一番おもしろい季節なのかもしれませんね。

 

そんな熱いサッカーシーズンですが、世間を驚かすニュースがありました。

 

決定事項か!?欧州スーパーリーグ創設へ  

www.footballchannel.jp

ついに来たか…

 

昨日から海外・国内関わらずサッカーメディアを騒がしている、欧州スーパーリーグ創設が発表されました。

 

この欧州スーパーリーグとは、現在欧州サッカーでも“強豪”と呼ばれるクラブのみで行われるカップ戦を行うというものです。

 

現在のチャンピオンズリーグで、更に上位クラブのみで行う対抗戦といったところでしょうか。

 

その欧州スーパーリーグに参加するクラブというのがこちらです。

 

<プレミアリーグ>

・マンチェスター・ユナイテッド

・マンチェスター・シティ

・リバプール

・チェルシー

・アーセナル

・トッテナム

 

<リーガエスパニョーラ>

・レアル・マドリー

・バルセロナ

・アトレティコ・マドリー

 

<セリエA>

・ユベントス

・ACミラン

・インテルミラノ

 

の計12クラブが参加すると言われています。

 

この12クラブを筆頭に、残り8クラブを招待して20クラブで現行の欧州カップ戦の代わりにリーグ戦を戦う構想です。

 

実はこの欧州スーパーリーグ構想は、つい最近出てきた構想ではなく、かなり前から話はありました。

 

ちょうどサッカーバブルの真っ只中だった20年くらい前にもありました。

 

その頃はオランダのアヤックスやPSVフランスのリヨンやモナコ、ドイツのレバークーゼンやドルトムントなども含まれていました。

 

当時から視聴率や高収益が見込める強豪クラブ同士の試合をたくさん増やして、収益を増やそうとビッククラブだけ儲かる仕組みだと批判がありました。

 

それに加えて、現場の選手達のコンディション管理を無視した現行制度に加えより過密になる新リーグの構想は棚上げになりました。

 

そして、その直後にフィオレンティーナの破産やチェルシーやドルトムントといった強豪クラブが債務超過を起こして破産や身売りするクラブが相次ぎ、いわゆるサッカーバブルが弾け欧州カップ戦のスリム化が行われました。

 

この経緯もあったので、スーパーリーグ構想はなくなったかなと思っていましたが、まだまだその野心は残っていたっと言ったところでしょうか。

 

欧州スーパーリーグ構想には反対

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個人的には、欧州スーパーリーグには反対です。

 

しかし、賛否は五分五分かなっと思っていましたが、思ったより反対の人が多かったですね(^^;

 

いや、反対の方がかなり多く賛同する意見が見当たりませんね…

 

元ドイツ代表のエジル選手や元ポルトガル代表でレアル・マドリーやバルセロナで活躍したフィーゴなどレジェンドからも反対の声がありました。

 

むしろ賛成なのは、スーパーリーグに参加するオーナー達だけって感じですね…

 

僕が反対する理由は、サッカーの醍醐味、面白みがなくなるからです。

 

サッカーの醍醐味は強者だけのサッカーではない。

 

戦力的に弱いというチームは、泥臭い雁字搦めの守備で頂点目指すのもありだ。

 

欧州カップ戦に絞れば、スター選手がいないアタランタの躍進を見てワクワクしませんか?

 

過去で言えば、誰もがレアル・マドリーが勝ち進むであろうと思った試合で、シェフチェンコという若い選手を中心に白い巨人を倒した衝撃もありました。

  

こういったディナモ・キエフの快進撃やポルトの欧州制覇、最近だとアタランタの躍進も見られなくなる。

 

そういう多様性が、世界中で認められて発展していったスポーツがサッカーだと思う。

 

それに今回参加を表明しているクラブだって、この先も”強豪”であるという保証もない。

 

先にも述べたが、かつてスーパーリーグ構想に参加を試みたクラブの大半は、資金力と戦力両面でその力を失っている。

 

スーパーリーグ参加クラブということで、そこにブランド価値を作りある意味で現行維持しようとしているのではないだろうか。

 

まさしく既得権益を獲得する為の行為であって、おもしろいサッカーを提供するというのはそれを隠す欺瞞ではないか。

  

逆に現代では、マンチェスター・シティやトッテナムといったクラブが躍進しました。

 

マンチェスターシティやトッテナムも、自由競争の中で這い上がって来たのではないだろうか。

 

いろいろ反対する理由はまだありますが、一番の引っかかる理由はこの部分ですね。

 

おわりに

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今回のスーパーリーグ構想はFIFAやUEFAの立場に賛同しますが、そのFIFAとUEFAも儲け主義に走っていないかっという部分もあるのは否定できないですね(^^;

 

2026年以降のワールドカップから本戦出場国が48ヶ国に増えたのも僕が懸念する材料のひとつですね(^^;

 

無論、大会を開くにはお金がかかるのは重々承知です。

 

そのへんのバランスを取るのが難しいのかもしれないけど、サッカーの、スポーツの本来あるべき精神は失ってはいけないと思う。

 

理想主義と言われるかもしれないけど、そこはブレてはいけないことだと僕は思います。

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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