こんにちは! Nishi です。
今冬の移籍市場で日本代表の南野選手が、出場機会を求めて名門リバプールからサウサンプトンへレンタル移籍をしました。
そのレンタル元である、王者リバプールがここ最近元気がないようですね(^^;
まぁ、長いリーグ戦を戦うので、調子がいい時もあれば悪い時もあるのは仕方がないことです。
しかし、前節のマンチェスター・シティ戦でホームで1-4で敗れるなど、事態は思ったより深刻のようです(-_-;)
このマンチェスター・シティ戦では、GKのアリソン選手のミスが大々的に取り上げられていました。
GK出身者として、この試合での出来事は興味深かったのでお話します。
やっぱりGKは難しい
今回のマンチェスター・シティ戦1-4で敗れたリバプールですが、2失点目のGKアリソン選手のパスミスから失点を喫してしまいました。
3失点目も同じく、アリソン選手のパスミスから失点に繋がりました。
4失点目は、アリソン選手のミスではないけど、焦りもなく思い切ってシュートに持っていかれている所を見ると、得点差やこれまで立て続けにミスをしてしまい相手選手に”余計な余裕”を与えてしまったことが遠因だと個人的には思います。
2失点目あたりで、集中力が若干切れてしまった雰囲気もありますね。
まずは、失点をしないことがGKとしての第一目標なので、これが達成できないとGKとしてマイナス評価になってしまいます。
厳しいようだけどね…(^^;
現代サッカーでは、GKもパス回しに参加するのはもはや常識だけど、その部分だけに気を取られ過ぎて、最もGKとして重要なポイントを忘れてはいけないと僕は思います。
結構日本のサッカー界って、上も下も今流行りとかそういうものに流されやすいので、そこはこの試合を反面教師の例として、GKの本質を改めて認識して欲しいと思います。
もちろん、この試合の落ち度だけで、アリソン選手がGKとして失格だというわけではありません。
シュートストップ能力も秀でていますし、現代のGKでは最高峰だと思います。
時にはチームの”約束を破る勇気”も必要
同じパスミスでも、FWやMFの選手がミスした場合とGKがミスした場合では、ダメージの度合いがこうも違ってきます。
GKの方は是非、そういうことも念頭にパス練習を取り組んで欲しいと思います。
ちょっと繋ぎが自信ないなっと思ったら、思い切って安全にクリアする判断も必要だと思う。
その繋ぎの部分は、GK自身の技術の問題だけではなく、受け手の選手のポジションが悪かったりすると、パスもしづらくなります。
また相手選手も、パスさせにくいようにプレッシャーもかけてきます。
そういう時は、無理に繋げずに開き直ってクリアする方がより”安全”だったりします。
一度リセットした段階で、チームメイトとポジションの確認もしたりできますしね。
何でもかんでも繋げて、安易に失点してしまうよりかはマシだと思う。
時には事前の約束事を破り、現実路線に切り替える柔軟性は必要です。
ポジションの性質上、GKは一番視野が広いのでそういった冷静な判断や戦術眼を身につけて欲しいと思います。
おわりに
フットサルでは、4秒ルールもあるので、早めにリリースしなくちゃならない場面があります。
その為、味方に繋ぐのが難しい時は、敢えてとんでもない方向にスローする時もありましたね(^^;
そこで、今起きている状況など互いに確認し合って、冷静に試合を進めることもできました。
今持っているボールにばかり固執せずに、一度手放してチーム全体を立て直して、最終的にチームが勝つ方向に持っていければいいと思います。
最後にひと言言うと、やっぱりGKは難しいなぁ…ってつくづく思いますw
サッカーするなら、ゴールを決めたりドリブルでかわしたりするなど、気楽に楽しめるフィールドのポジションをやっぱり薦めますw
でも、損の部分が多いGKも、チームの一番大事な部分を一人で任せられているという優越感を味わえます。
損な立場を受け入れて、GKを楽しんでいるプレイヤーは純粋に応援したいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了