こんにちは! Nishi です。
今日は、水曜日にJリーグの試合が3試合ありましたので、GKのプレイに焦点を当てた企画の第32弾です。
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
ナイスセーブだけど…
神戸vs浦和の試合から神戸GK前川選手のプレイです。
浦和のカウンターからシュートまで持っていかれた場面、反応よく右足を咄嗟に出してピンチを防ぎました。
ナイスセーブだけど、今後の為に注文をつけるとしたら、できれば、立てる足は右足より逆の左足の方が股下のスペースが開かなくてよかったと思う。
若しくは、右足をただ出すのではなく、前に足を抜いてお尻をべったり尻もちつくような体勢になるように弾いた方が良かったかな。
基本としては、ニアサイド(この場面では前川選手の左足)の膝を立てて、ファーサイドの足の膝を内側に入れます。
逆の右足の膝を立てたことで、股下のスペースが一瞬開いてしまい、股下のスペースを通されてもおかしくなかったですね(^^;
ちょっと身体が堅いのも気になるので、普段から腰と足の付け根のストレッチを常に心がけて欲しいですね。
細かい指摘ですが、反応がいいのは素晴らしい能力なので、自身の能力をフルに活かすためにも細かい技術の取得は必要かなって思います。
キーパーチャージはなくなりました
川崎vs横浜FMの試合から川崎GKチョン選手のプレイです。
コーナーキックのクロスボールへの対応ですが、クロスボールを処理する為に前に出ましたが、相手選手と交錯してしまい飛べずに失点してしまいました。
これはちょっといただけないかな。
以前紹介したように、キーパーチャージはもう20年以上前になくなりました。
それ以前にこの場面は、GKかフィールドプレイヤーか関係なくファウルを取るまでのプレイだとは思いませんね。
むしろわざとぶつかりにいったと見られるプレイだと思います。
正直、言い訳なしにこういった混戦の中に飛び込むのは承知なプレイなので、簡単に当たり負けしないことですね。
ペナルティエリア内で、当たり負けした時点でGKの負けです。
ボールを確実に抑えるか外にクリアするまでが、GKとしての最低限の仕事なので、完璧に処理して欲しかった場面です。
今節のナイスセーブ
浦和の西川選手か迷ったけど、期待も込めてオビ選手を今日は選びました。
GKが退場してしまい、試合中急遽出番が回ってきましたが、前回同様まだ若い感じのバタつきは見られるけど、比較的落ち着いたプレイをしていると思う。
この後のPKもよく止めましたね^^
このセーブは、良い意味で若い感じの勢いがついていいセーブだったと思うので紹介しました。
タイミングを合わせる少しだけ飛ぶプレジャンプが、その雰囲気を物語っていますね^^
状況によっては、このジャンプ幅を調整できるようになって欲しいです。
タイミングを外す選手は、これから先たくさん遭遇すると思いますので、ジャンプ幅が一定だと逆をつかれやすくなるので、今後上手く対応してくれることを期待しています。
おわりに
GKのビルドアップ参加など、最近のGKとして求められる能力はありますが、大きく外にクリアする基本的なことも今後は気にした方がいいと思いました。
現在のサッカーの主流は、1トップやシャドーを置く布陣が多くなってきているので、GKが弾いた後のセカンドボールを狙う攻撃が増えてきています。
GKも、ただ止めただけでは、ゴールを守れなくなってきています。
今節のオビ選手、西川選手のように横っ飛びで止めただけではなく、大きく外に弾くようにしなければいけないですね。
GKが求められ役割は年々増えてきて大変かもしれないですが、それだけやりがいのあるポジションだと思って、今GKを志している選手は頑張って欲しいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了