こんにちは! Nishi です。
世界の強豪国のひとつメキシコとの代表戦が今日の早朝に行われました。
結果は0-2で正に完敗でしたね。
今回のメキシコ戦は、ライブでは見れなかったけど、その後試合全体を視聴出来たので確認して僕なりの感想をまとめてみました。
試合巧者・メキシコは強かった
正直、負けてホッとした部分はありますので、後で後述します。
メキシコの試合時間90分を使うペース配分というか、流れを読むのは相変わらず上手いですね。
日本が4-4-2の布陣で、メキシコの最終ライン3人でボール回しをするのに対して、ツートップの2人がプレスをかけて対応します。
2人は極力、中を絞ってサイドにボールを誘い出して、サイドにボールが出たらプレスを強めていました。
メキシコも日本同様、パスを回して攻撃の糸口を探るプレイスタイルなので、前半はそれなりにプレスは効いていました。
それを見越して後半メキシコは、ドリブルを積極的に用いてきた。
組み立てを担う最終ラインの3人も、プレスをかいくぐる為にドリブルで前に運び、日本の狙いを崩しに来ました。
このメキシコの変化で、日本のペースを崩すことに成功した感じはありますね。
日本としては、その変化に気づいて的確な対応すべきだったと思う。
選手各々が自己判断でその変化に対応できるのも望ましいが、それは現実的に酷な話だと思う。
そこはやはり監督が明確な指示を出してあげないと、選手の能力を活かせれないし良いパフォーマンスは絶対に生まれないと思う。
選手交代も対策したフリ?
その後変化に気づいたかどうかはわからないけど、選手交代を行います。
しかし選手は変えたけど、そのまま4-4-2システムにはめただけで対策になっていないし、上がってくる相手選手に対応するために、例えば3-4-2-1とか中盤厚めにしたりしないと意味がない。
メキシコが戦い方を変えてきて、ペースが変わったのは明らかだったのに、やっぱり現場任せにした監督の力量を叩かれても仕方ない。
それに、流れの変化に対応できなかったのが、前回大会の反省だったはずです。
劇的な敗戦をした前回大会のベルギー戦は、ベルギーが思うようなサッカーが出来なくなったら原点回帰してパワープレイに出てくると予測出来たのに、パワープレイに対応できる策がなかったのが反省だったはず。(急遽監督交代があったので準備不足は認めます)
その2年前の反省すらも教訓に出来ていないのかなって思う。
今回の試合は、決定力が課題に上がっている記事が多かったけど、僕は変化に対応できなかったのが一番の反省点だと思う。
前半のゴールチャンスはあったけど、後半それらしい場面が訪れなかったのは前述したメキシコが変化したから日本が攻めれなくなったからです。
併せて後手の対応ではなく、後半仕掛けてくるのを見越してこちらから仕掛けてもよかったと思う。
日本側が、レベル的にも”挑戦者”の立場なんだから仕掛けて大物を食いに行ってもいいと思う。
そのへんの、勝負勘のなさと勝負弱さが露呈した試合かなって思う。
正直これだけ試す時間があったのに改善が見られないんなら、いつも通り解任論がもっと盛んになってもいいと思うんだけど、静かなのはなぜだろう…
おわりに
今年最後の国際親善試合ということもあって、より注目を浴びた試合でしたね。
まぁ結果的にどうだろう…
僕は、「あーやっぱりこういう負け方かぁー」っと言った感想です(^^;
途中まで互角かそれ以上かという試合をするけどやっぱり負ける。
そして、「選手や監督はよく頑張った!ありがとう!」という反省もない激励で終わる構造…
だから敗因がいつまで経っても同じ。
結果負け続ける…
この負のループからいつ抜け出すのか、サッカー協会ももっと結果と内容にシビアになって欲しいですね。
前回大会の反省は、「選手と監督の意思疎通が問題なったから今回はその反省を活かし日本人監督で…」という、方向性がよくわからない道筋に進んだ歪のツケが徐々に回ってきているかもしれないという不安があります…
来年は、ワールドカップ・アジア予選も再開されますので、アジア予選の突破と本大会でのベスト8以上の成績を収める為に、もっと進化して欲しいと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了