こんにちは! Nishi です。
欧州のリーグ戦が開幕して早くも2ヶ月が経ちました。
多くの日本人選手が所属しているので、動向が気になりますよね。
また国内では、リーグ戦も終盤になり順位争いが気になりますね。
リーグ戦の勝敗の他にも様々な話題がありますので、今日は今話題のサッカーのニュースを紹介します。
ルール改正のきっかけになるか?交代枠を巡る議論
新型コロナウイルスの世界的大流行は、サッカー界にも大きな影響を及ぼしました。
各国で行われていたリーグ戦も、中断せざるを得なくなり、再開後はその日程を消化するためにしわ寄せが来ました。
そこで選手のコンディション面の負担を軽くするために、2020年中は一試合の交代人数を3人から5人まで認められました。
再開後は、各国この特別ルールを使い、シーズンの終盤戦もなんとか日程を消化しました。
交代枠を増やす措置が決まった時は、 選手層が厚いチームが有利になるなど不安視する声もありましたが、クラブの強弱の影響はあまり感じず、どのクラブも上手く活用しておりました。
また、試合の勝負所の駆け引きが増えたことで、大胆な選手交代など新たな采配も見られ、試合展開が変わるケースもあり見どころも増えました。
ただでさえ、過密日程で選手のコンディション管理が問題視されていたサッカー界で、この特別ルールは効力を発揮するのではと思われていました。
しかし、イングランド・プレミアリーグでは、今秋に開幕した新シーズンから本来のルール通り交代は3人までで開幕しました。
しかし、開幕すると昨シーズン王者のリヴァプールの主力ファン・ダイク選手が大ケガで長期離脱したり、他のクラブでも主力選手が大ケガで離脱するケースがちらほら出てきました。
選手の相次ぐケガのニュースを受け、マンチェスターシティのグァルディオラ監督もこういったケースは増えるだろうと警告しています。
この問題は、今シーズンに限った話ではなく、近年過密日程が問題視されていました。
僕も交代枠5人に拡大は、通常ルールに採用してもいいと肯定的にみています。
やはり選手のコンディション面を考えたら必要なルールだと思う。
リーグ戦や海外カップ戦も、以前より大きなスポンサーがつくようになり、こちらの試合を減らすことができないのであれば、必要なルールだと考えています。
サッカーが変わるという意見も見たことあるけど、手を使っていいとかオフサイドをなくすとかサッカーそのものが変わるルールではない。
そもそもサッカー黎明期は選手の交代は認めれていなかったし、1950年代に1人だけ認められ、その後1988年までそのルールが続きました。
今の3人まで認められたのは、1994年にフィールドプレイヤー2人とGKが別枠で1人から1995年に現行の3人になりました。
交代枠3人自体、結構最近のルール改正なのです。
この際FIFAは、交代枠の見直しを本気で検討した方がいいと思います。
しかしながら交代枠5人ルールは特別措置なので、適用するかどうかはその国のリーグ機構しだいですので、プレミアリーグ側の判断も尊重はします。
グァルディオラ監督など、現場サイドからこのような声も多くなってきているので、FIFAには早急に動いて欲しいと願っています。
カズとイニエスタ
次は国内の話題です。
先日Jリーグで横浜FCと神戸の試合が行われました。
この試合で、横浜FCの”カズ”こと三浦知良選手が後半試合終了間際に途中出場し、世界的スター選手でもある神戸のイニエスタ選手とピッチ上で競演しました。
この話題に、日本だけではなく世界のサッカーメディアは注目しました。
御年53歳のプロ選手として、イニエスタ選手も敬意を表しているようです。
プロ選手なら、年齢を重ねていくとそろそろ引退かとか若手に出番を…っといった具合に年齢の事でネガティブに言われますが、カズのようにこういう姿勢も僕はありだと思っています。
しかも特別扱いではなく、コンディションが悪かったり他の選手の方がよかったらカズも普通にベンチ外になるし、特別扱いなく一選手として扱われています。
無論、言葉悪いけど客寄せパンダ的な要素はあると思う。
でも本人も、それを承知でありながらプロとしてどこまでやれるか貫く気持ちも応援したい。
そういった、選手としてのひとつの志に共感しているからこそイニエスタ選手もカズの存在を認めているのだと思う。
おわりに
寒くなってきたら、欧州だけではなく国内でも新型コロナウイルスの感染者が増えてきましたね。
試合の中止もこれから増えてきそうですね。
欧州では、いまだに無観客での試合開催が続いていますし、まだ来年までこのような状態は続きそうです。
また長期の中断がないように、これまで同様、個人レベルでも感染予防措置は徹底的に行っていきましょう。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了