こんにちは! Nishi です。
今日は、GKのプレイに焦点を当てた企画の第29弾です。
先日のJリーグは7試合行われる予定でしたが、仙台vs柏戦は柏のチーム関係者が新型コロナウイルス検査で陽性が判明し、まだ検査結果が出ていない人もいることから大事をとって中止になりました。
また後日、この試合は日程の調整を行い開催するそうです。
それでは、改めて今回の注目した場面を紹介します^^
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。
飛び出しはリスクを考えて
横浜FMvs鹿島の試合から横浜FM高丘選手のプレイです。
鹿島の遠めのフリーキックから、ゴールポスト側の深いサイド付近に放られたクロスボールに高丘選手は競り合いをしますが、競り合いに負けてしまいボールがゴールに吸い込まれそうになりました。
これは一言、高丘選手が飛び出し過ぎですね。
あのクロスボールを追っても、肝心なゴール前をがら空きにしてしまいますし、そこまでリスクを背負って先にボールに触ってクリアする状況ではないですね。
処理出来たのならまだしも、処理できずにボールが中に入ってしまったので、より事態を悪くしてしまってます。
おそらくボールの軌道を見誤ったと思います。
失点にはならなかったですが、このプレイは反省して欲しいですね。
ゴールを守る為に、GKが率先して身体を張って守る必要はありますが、ボールの軌道や状況によっては捨てる勇気も必要だと思います。
そのへんの的確な判断力をGKを伸ばして欲しいです^^
力を抜くことも大事
広島vs浦和の試合から浦和西川選手のプレイに注目しました。
シュートに対して、身体ごと反応しがちな場面でしたけど、西川選手は冷静でしたね。
シュートがディフェンスに当たってコースが変わったけど、身体の重心が残っていたため、足で掻き出すことが出来ました。
ギリギリ足に当てることは出来た、若しくはクリアが小さくなってしまうと、相手にセカンドチャンスを与えてしまいますので、中途半端にもならずに大きくペナルティエリアの外にクリアしたのもポイントが高いです。
調子が良すぎたり熱くなると、ついつい過敏にシュートに反応してしまうことがあります。
そんな時に、力が入り過ぎて早めに反応してしまうと、イレギュラーが発生した時に身体を立て直すのが難しいこともあります。
相撲で、仕切りの時に気合が入って、いざ突進しようとした時にあっけなく、はたき込まれて負けてしまうというような感じですね(^^;
良いパフォーマンスを披露するために、気持ちを高ぶることも必要だと思いますが、適度に力を抜くことも重要ですね。
今節のナイスセーブ
鳥栖のパク選手の43分のセーブと迷いましたが、今回は鹿島の沖選手を選びました。
シュートは外れたけど、シュートを完全に読んでいましたね。
少しシュートの反応は遅れていますが、中にカットインした段階でファーへのシュートを予測してステップを小刻みにしていたのが高評価です
GKのシュートへの反応とは、ヤマカンで動いているわけでなく、相手の動きとそれに基づいた予測で反応速度が決まります。
この場面に関して言えば、沖選手の予測とそれに合わせた身体とポジションの動きはお手本になる場面でした。
ホント、僕の主観丸出しの取り上げ方だけどw
でも、こういう細かい動作の積み重ねが、時として重要な場面で”差”として現れてくるので、僕は大切なことだと思っています。
おわりに
川崎の連勝が12で止まりました。
まぁいつかは記録も止まることはあるだろうから、後続を突き放している状況ですので、慌てることなく気持ちを切り替えて次の試合に臨んで欲しいですね。
勝った札幌を素直に褒めてあげましょう^^
冒頭でお伝えしたように、新型コロナウイルスの影響で試合が順延することになりました。
順延したことによって、日程面がさらに過密になってきましたね…
コンディション管理が少し気になりますね(^^;
大きなケガなどないように注意して欲しいですね。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了