こんにちは! Nishi です。
僕は、サッカー&フットサルではGK・ゴレイロという守備側のポジションで長年プレイしています。
そのため、あまりスポットライトが浴びない守備、特にGKについていろいろ知って欲しいと思い、ブログでたくさん取り上げてきました。
いろいろ注意しなきゃいけないことはたくさんあるので、どう解説したら伝わりやすいかなって頭を悩ませていました(^^;
やっぱりそのシュチエーションがあるとわかりやすいだろうと考え、今年になってから、Jリーグのハイライトシーンから「これはいい、あれはダメ」と解説するようにしました。
技術面だったり、この場面ではどういう心理かなども、これまでの経験を踏まえて記事にしています。
技術面では、偉そうに多少厳しめの論調ではありますが…(^^;
そんな僕は、GKとしてピッチに立つ時、心がけていることがあります。
僕流の守備の極意
僕はGKとしての理想は、ユニフォームを汚さないで綺麗な姿で試合を終えるという理念を持っています。
決して、楽をしたいからユニフォームを汚さないという意味ではありませんw
どういうことかと言うと、
シュートが来る=GKは身体を投げうって防がなければならない
↓
シュートが来るってことは失点する可能性が高いということ
↓
そのシュートが来なければ、GKはダイブしたりしなくて済むのでユニフォームが汚れない
っと言った理屈です^^
でもこれは、完璧にはできないというのは重々承知ですw
ただ、この理想に少しでも近づくことができれば、失点は少なくすることはできると思っています。
GK=シュートを防ぐ技術は必須なのはもちろんだけど、その前にシュートそのものをなくすもしくは、少なくすることも同時に考えると失点するリスクをより抑えることができると考えています。
では、実際どうすればいいかというと、僕はそこでポジショニングや味方への指示出しの重要性を説いています。
ポジションが良かったり、ディフェンスラインをコントロールして、シュートを打たせるスペースがなくすことで、相手にシュートを打つ選択肢をさせないようにします。
その目標を達成するためには、逆算して自分の今のポジションだったり、味方のポジションを常に目を配らせて修正するように考えています。
だから毎回声を出していますね(^^;
目標を達成するために、どのようにしたら確実に達成できるか。
ここをきちんと考えることは重要だと僕は思います。
正しい”努力”
必死に身体を投げ打ってボールを止めたり、上手くなるために身体の限界まで追い詰めて練習することが美学とされる風潮はまだあると思います。
練習しただけ上手くなる、若しくは努力は報われると言われていますが、僕は少し違うと思う。
事の理に因れば、 すなわち労せずして成る
2200年前の韓非子の有名な一節ですが、物事の利害関係をよく理解してきちんとそれに従えば、苦労しなくても物事は成就するという意味です。
例えば、僕が函館から東京に行きたいと考えます。
歩いていけばいずれ着くだろうと考え、歩いて行こうとしても東京と逆の方向に向かって歩いていても東京に着くことはありません。
むしろ、歩いて苦労してどんどん遠ざかってしまって、苦労しただけ無駄どころかマイナス成果になっています。
では、歩いて向かうにしても、時間はかかるし疲れます。
そこで東京に行く方法として、新幹線を使えば、歩くより短時間でしかも歩く体力を温存して目標に着くことだってできます。
同じ東京に向かうという目標達成でも労力は違います。
新幹線を使うという知識がある人に比べて、歩いて行くという人は知らなかった故に無駄な労力を使ったことになります。
このように、目標を達成しようとした時に、自分の努力が正しい方向か、またはやり方は間違っていないかきちんと調べたりたくさんの意見を聞いて、間違いないという根拠をもって努力をすれば、労力を抑えて目標を達成できます。
目標を持つことは大切ですが、間違ったアプローチは逆の効果を生んだり、余計な労力をかけてしまう恐れがあります。
上手く結果を残せなかったり、物事が進まない時は一度自分の行っていることを見つめ直すことが必要ですね(^^;
おわりに
努力は報われるかどうかは、やっぱりやり方次第だと僕は思います。
前述の僕のサッカーの試合中での目標は、完璧に遂行できるわけはないと思うけど、GKとして最悪の出来事である失点しないための手段として大きな目標を立てています。
仕事や勉強でも、目標はあると思います。
目標に向かって努力する前に、楽な方法というよりかは効率の良い方法を探して見つけることを、今一度考えてみるのが逆に近道なのかもしれませんね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了