こんにちは! Nishi です。
運営やファンの皆さんの尽力もあり、6月に再開されたJリーグも後半戦を迎えています。
日程消化のために、週に2回試合が組まれたりしているので、あっという間に過ぎた感じもします。
残り2ヶ月ちょっとでリーグ戦も終わりますね(^^;
川崎の独走で終わりそうな気もしますが、優勝争いや順位争いもこれから盛り上がってきますね^^
しかし、その盛り上がりに水を差すようなニュースが最近出てきました。
クラブチームが選手の不祥事を隠ぺいか
J1に所属する仙台の道渕選手が、10月20日付けで契約解除になりました。
先月9月初旬に、女性に暴行をはたらいたとして逮捕されていた事が発覚し、契約解除に至りました。
すぐに釈放され、その次の日にクラブに報告したが、この時逮捕されたことはクラブ側は聞いていなかったと記者会見で語っています。
しかし、警察に任意同行になった時点で、逮捕まで把握していないというのはありえるのだろうか?
釈放後もすぐに練習に参加して、その後の公式戦にも出場していることから、クラブぐるみで隠ぺいしようとしたのではないかと疑惑が出てきました。
また、J2の新潟でも酒気帯び運転で書類送検されていたが、Jリーグに報告せずにその選手を試合に出場させていたことも発覚。
こちらも1ヶ月前の事件を今公表したことで、非難が相次いでいます。
せっかくこれまで運営側も苦しい思いをしながら、リーグ戦をやりくりしていただけに、後ろめたいものに蓋をするような行為はJリーグの印象に悪影響を及ぼします。
選手一個人の失態でも、信賞必罰で発覚した時点ですぐに対処して欲しかったです。
Jリーグ側も隠ぺいがあったかどうか調査するそうですが、最悪の場合制裁も考えているそうです。
調査の行方も今後注目ですね。
プロスポーツと学生スポーツの違い
今回の件は、両案件ともに不祥事を起こした選手はクラブを解雇されました。
まぁ、当然ですね(^^;
調査の結果、クラブ側にも何かしらペナルティがあるかもしれませんね。
しかし、これは学生スポーツならどうであろうか。
先日、東海大学の野球部に所属していた選手が大麻所持容疑で逮捕されたことで、東海大野球部は無期限活動停止になりました。
今回は大学の話ですが、高校でも似たような事例でチーム全体で活動停止になるケースが度々あります。
やはり学校は教育優先だから、連帯責任ということになっているのでしょうか?
なんとなく、学校という教育現場だからというわけでもなさそうな気がします。
仮に僕が提唱している地域クラブになっても、所属選手に不祥事があったらチームで連帯責任になっていると思います。
24時間すべての選手や関係者の行動把握なんて無理だと思うし、罰則はその不祥事を起こした人個人なので、その人個人が罰せらればいいと思うのだがどうなんだろう…
社会人なら個人だけ罰し、学生年代ならチーム連帯責任という不合理はなぜだろうといつも不思議に思います。
学校やチームという看板に傷をつけたのならどちらも同じことだと思います。
このへんいつも僕は納得できない部分ですね(^^;
それで泣く選手達がいるんであれば、その枠組みから外さないとせっかくの才能が潰れてしまう。
また不祥事を犯した人は、自分の不祥事に対する罰とチームに迷惑をかけたと二重の罰を受けることになる。
罪に対して償えばいいと僕は思うんだけど考えが甘いのかな…(^^;
何か明瞭な答えを持っている方いましたら教えを乞いたいです…
おわりに
連帯責任は仕方がないという風潮もあります。
しかし今回、東海大の不祥事とJリーグの不祥事が同時期に発覚したことで、この処分の仕方の差はなんだろうっと改めて思いました。
やはり教育現場だからっということだろうか。
犯した不祥事に目を瞑れというわけでは決してありません。
何かこのへんのペナルティのあいまいさが、いつも歯がゆい気持ちがあります(^^;
こういう問題も、日本のスポーツ界並びに教育の課題のひとつかと思いますので、地域社会を構成する僕らもいっしょに考えていく問題かなっと思います。
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了