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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

【サッカー】2020年Jリーグ GKのこのプレイにピックアップ!【第23弾】

こんにちは! Nishi です。

 

今日は、GKのプレイに焦点を当てた企画の第23弾です。

 

主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。

 

あくまでも、GKの技術で防げたであろうプレイに焦点を当てていますので、予めご了承下さい。 

 

地味だけどナイスセーブ

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横浜FMvs大分の試合から、大分GKムン選手のプレイです。

 

ニアサイドを切り裂かれ、マイナス気味の折り返しのパスに瞬時に反応しました。

 

シュート(orパス)の軌道を変えたのは、地味ながら重要で大きなセーブだったと思う。

 

フットサルの基本戦術で、ファー詰めという戦術があります。

 

サイド気味から攻め上がり、ニアにGKを誘い込んでシュート性の速いグラウンダーのボールをファーサイドに蹴って、ファーサイドを駆け上がっている選手が詰めて得点を決める戦術です。

 

GK側も来るとわかっていますが、数的不利な状況ではわかってても止めるのが難しい戦術です(^^;

 

このファー詰めに似た場面でした。

 

真ん中でその詰める選手が受けるポジションにいましたので、ニアを切りながらもボールに触れて軌道を変えたのは大きなセーブだと思いました。

 

また、だれもいない方向に弾いたのも高評価ですね^^

 

鳥栖vs浦和の試合でも同じようなシーンで得点したケースがありましたが、こちらはちょっと気になった場面がありました。

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同じようなシーンで失点となり、GKが原因の失点ではないですが、見送るのではなくもう少し粘って欲しかったなぁというのが僕の感想です。

 

0-0のスコアレスの状況で後半アディショナルタイム(ロスタイム)の最後のワンシーンになるような場面ですので、藁をも掴まる思いで少し抵抗して欲しかったです。

 

あまり運に頼ることはしたくはないですが、勝敗が決定的になる場面では最後の悪あがきや神頼みも必要かなって思います(^^;

 

冷静に相手のタイミングを計った好セーブ

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川崎vs仙台の試合から、仙台GKスオヴィク選手のプレイです。

 

自分も含めたバックラインでのパス回しでボールを奪われ、一対一の場面を作られましたが、慌てずに相手選手をじっくり見てポジションを変えながらも基本姿勢は崩さずに対応してシュートを防ぎました。

 

慌てがちになるシーンでしたが冷静でしたね^^

 

ポジション移動も、歩幅を大きくせずにすり足気味で地面に足を接する時間を増やすことで、意表を突かれた時でもすぐに、足を踏み込めるように備えていたのも高評価です。

 

慌てると足がばたついて、地面と足が離れているケースが多いので、この細かい備えの積み重ねがGKの技術の差に直結していきます。

 

ちょっと細かい視点ですが、タイミングを取るための重要な予備動作であるプレジャンプも、大きく取り過ぎるとタイミングを外された時、微妙に反応が遅れるのでプレジャンプもできるだけ地面に接している方が望ましいです^^

 

今節のナイスセーブ

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今節のベストセーブはFC東京の林選手を選びました。

 

ブロッキングとして、コースの切り方やシュートへの姿勢も含めて良い手本でもあるセーブです。

 

シュートコースを狭める為にも、数歩前に出て完全にコースを消しています。

 

また前に出たおかげで、シュートの威力に負けないように後ろから前に向かう勢いも上手く使って対応もしています。

 

膝のブロックもできていますので、ブロッキングがまだ甘いといわれているGKを志している選手達は、是非参考にして欲しいです。

 

ブロッキングもサッカーでは、最近出てきた技術ではありますが、フットサルでは昔からある技術です。

 

教えてもらえない!っという悩みがある場合は、フットサル・ゴレイロで検索するとよい動画や解説が見つかると思います^^

 

おわりに

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最近試合を見て気になっているのは、GKと最終ラインとのパス回し中にプレッシャーをかけられ、そのパスを奪われてたちまちピンチになるシーンが増えたことです。

 

日本だけではなく、世界中で前線からプレッシャーをかけるのがスタンダートなので当然と言えば当然です。

 

だからこそ、GK目線でいえば安易なパスはしないことを注意してもらいたい。

 

自身のパスが原因でなくても、受け手が次に展開しづらいパスを供給しても同じことです。

 

そういう、次以降の展開も予測したパス技術もGKは身につけて欲しい。

 

予測してボールが奪われそうなら、最終ラインからのビルドアップのこだわりを捨てる勇気も時には必要です。

 

監督やコーチに後方からのビルドアップを指示されていると思いますが、孫子の兵法でいうところの、「君命に受けざるところあり」です。(王様の命令でも状況によっては従えない命令もあるという意味)

 

現場の判断で、上手くいなかないと判断してピンチを未然に防ぐことも大事だと僕は思います。

 

PS.

以前厳しめに評価した札幌のルーキーGK中野選手のシュートに対する構え方良くなりましたね^^

 

おそらくコーチ陣に指摘されたのでしょう。

 

正直ガバガバでしたからね(^^;

 

もう少し試合慣れしてくれば、重心も低くなってくると思います。

 

やっぱり若くて才能のある選手は、こういった短期間でも成長が見られますね。

 

GKウォッチャーとしては、楽しみがまた増えましたw

 

それでは今日はこのへんで

 

ご拝読ありがとうございました。

 

 

 

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