こんにちは! Nishi です。
突然ですが、皆さんはリフティング何回できますか?
今やサッカーが当たり前になってきた日本でも、サッカーをやったことなくても一度は柔らかいボールでも足でポンポンやったことあると思います^^
かなり難しいですよね(^^;
実は僕自身もそんなに上手くないですw
せいぜい続けられても30~50回くらいが限度かなぁ…
バリバリやっていた時でも、最高で100回いくかいかないか、そんなもんです(-_-;)
今日はそんなリフティングのお話です。
リフティングは100回出来なければダメなのか
いつものように、今話題のニュースをサーフィンしていた時、面白そうな記事を見つけました。
今シーズン、オランダのアヤックスからバルセロナに移籍をしたアメリカ代表のセルジーニョ・デスト選手の入団会見の一コマでした。
久保選手の移籍の時でも見た方は多いと思いますが、入団時の恒例行事でもある、ピッチ内で会見後新しいユニフォームに身を包んでリフティングを行う場面があります。
このリフティング披露の時に、デスト選手は緊張のあまり、ボールが足につかずぽろぽろとボールをこぼすシーンが大々的に報じられました。
華麗な足技を期待していたファンからすると、それは驚愕する事態になりました。
リフティング姿を見て、「プロなら泣きたくなるレベルだ」とか「悲惨なショーだ」とか酷評が目立ちました。
ましてや、テクニックにうるさいバルセロナファンともなると、それは厳しいものになりますよね(^^;
しかし、リフティング出来ないからといってプロで通用しないのかっと言われればそうではありません。
リフティングがまともに出来ない人でも、ワールドカップチャンピオンのキャプテンを務めた選手もいるし、ずば抜けた得点感覚で活躍した選手はたくさんいます。
ですから、リフティングが出来ないからといってサッカーのプロ失格とは言えません。
例えばFWなら、受けたボールをゴールに押し込むのがメインなので、確実にフィニッシュできるポジションを見つけてきちんとゴールを決める能力が高ければ特に問題はありません。
というより、サッカーにおいてどのポジションでもリフティング回数や華麗なリフティング技が必要ではありません。
よって、リフティングはできなくてもサッカー選手としては、問題ではないということです。
あくまでも、サッカーはサッカーが上手いかどうかで選手同士の差があると思うので、リフティングの技術だけでは決して測ることはできないということです。
リフティングは遊びのひとつ?練習のひとつ?
しかしリフティングができれば、ボールコントロールの感覚が身につくので否定はしません。
ただ、リフティングが出来ないからと言って試合に出さないとか”サッカーをする”ことに関係ないルールを設けているチームがあるとしたら問題だと思います。
先ほども言いましたが、サッカーとして必要な能力は、なにもリフティングだけでななく、危機察知能力だったり得点感覚が鋭ければ十分戦力になります。
昔同級生にサッカー部に入っていた人の母校が、リフティング100回以上義務付けられたという話も聞いた事があります。
社会に出て少年団のチームを何チームか見た限りだと、そこまでのチームは見たことはないけど、風の噂ではそれに近いことを徹底しているチームはあると聞いています(^^;
このリフティング至上主義は間違いだと僕は思う。
また、貴重な練習時間を割いてまでリフティングに時間を使うのはもったいないと思う。
クールダウンや練習前の遊びならまだ話はわかりますが、せっかく人数が集まって練習できるんだから、チーム戦術だったり、対人プレイの練習に時間を割いた方がチームレベルは上がると考えます。
個人でできることは個人でやって欲しいと思います。
海外のサッカー強国では、リフティングは遊びの中で自主的に勝手にやっています。
リフティングを練習メニューで取り入れているチームと、リフティングは遊びで練習は練習でやっているチームでは、”サッカー”の練習量にその分開きが出てくると思います。
内田選手が引退後のインタビューで、「日本のレベルは上がってきているけど、世界はもっと先を行っている」と応えていましたが、こういったことがもしかしたら差を広げている要因なのかもしれませんね。
現在少年団や部活に携わっている方は、一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。
おわりに
いや、それでもリフティングは~っと言うのであれば、リフティングの技だけで行うフリースタイルサッカーの選手達はメッシやC・ロナウド以上のサッカーセンスと能力があるということですか?
皮肉はさておき、日本もレベルは上がってきてはいるものの、まだまだ”テクニックはあるけどサッカーが下手な日本人”から脱却できていないようにも感じます。
かつては、陸上選手並みに走り込みしたりするのが当たり前でしたが、今はそのへんは大きく改善されてきましたが、まだ間違った取り組みはあるのかもしれませんね。
例えばGKの理想像でも、現実と乖離している記事なんか読むとため息が出てくることもあります(-_-;)
別にリフティングを全否定しているわけではありません。
限りある時間の中で、その割り当てられた時間を正しく使っているか?ということです。
時間を有効に使えとサッカー以外でも言われますが、こういう時間との向き合い方はどの人にも当てはまることではないのかなって思いました。
リフティング何回出来る?の話から逸れてしまいましたね(^^;
まぁ、サッカーが好きで楽しんでプレイできるんであれば、リフティングの回数は関係ありません。
ボールを追いかけて、シュートを決めて、自信を持ってサッカーを楽しめばそれでいいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了