こんにちは! Nishi です。
コロナウィルスの世界的な大流行によって、リーグ戦だけではなく、代表の親善試合やワールドカップ予選などの試合にも影響を及ぼしていました。
しかし夏過ぎから、ある程度沈静化されたことによって、中止や延期になっていた代表戦も再開し始めました。
その中で、欧州ではUEFAネーションズリーグが開幕しました。
UEFAネーションズリーグとは?
UEFAネーションズリーグとは、偶数年に欧州サッカー連盟55か国でランキング毎でカテゴリー分けをして、各国代表の国際マッチディーに試合をするリーグ戦です。
国の強さ毎で1部2部リーグを分けて、その中でリーグ戦を行い1位になったら決勝トーナメントに進み、最下位なら下のカテゴリーに落ちます。
簡単に言えば、代表戦の親善試合をクラブのリーグ戦のように昇降格がある仕組みにした形です。
これまで親善試合といえば、タイトルや賞金が懸かっているわけではないので、真剣勝負になりにくい一面がありました。
また、強豪国などは、格下国相手で親善試合を組まれても、自国の強化には繋がらないという不満もありました。
そのため、欧州サッカー連盟はその不満は解消するために新しいコンペティションとしてネーションズリーグを2018年から開催しました。
開催後は、上記の問題点が解消され、同じ実力通しの試合が定期的に組まれることになり、強豪国だけではなく中堅・弱小国にも恩恵がありました。
また、チケット収入や放映料収入もカテゴリー毎で分配される仕組みでもあるため、欧州サッカー連盟加盟国としては旨味もあります。
欧州以外の国々からすると・・・
このように欧州サッカー連盟に加盟している国は、少なからず恩恵を受けられます。
同じレベル同士の対戦が組まれ、力がついたら上位のグループとの対戦もできますので、デメリットはないとも言えます。
一方で、それ以外の大陸連盟の国々は、ワールドカップ以外での欧州諸国との対戦の機会が少なくなってしまいます。
これから強化していこうと野望を燃やす国としては、欧州の強国との試合が少なくなるのはかなりの痛手であると思います。
我らが日本代表だったり、中堅国で言えばメキシコやアメリカ、アフリカ諸国も同じ思いでしょう。
完全に欧州諸国と試合が出来なくなる訳ではないですが、マッチメイクする際に競争率が激しくなるので、欧州以外の国々としてはデメリットが大きい大会だとも言えます。
いろんな地域の国との対戦で経験を積みたい日本としては、少し悩ましい問題でもありますね(^^;
ではどうしたら良いか?
例えば、同じような大会を作るのもひとつの手だと思います。
個人的意見では、アジアや中南米の垣根を越えてTPP加盟国でネーションズリーグのような大会を組んでも面白そう。
日本、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、メキシコ、カナダの加盟国を筆頭に後々加盟するであろうコロンビアやアメリカ(アメリカは離脱したけど)なども加えるとそれなりに面白い大会になりそうだ。
この8か国を二つのグループに分けて、二位以上が決勝トーナメントへ・・・という仕組みでもありかなって思います^^
あくまでも、いちサッカーファンの妄想なので、これがベストだとは思いません(^^;
ただ、UEFAネーションズリーグが開催に至った経緯には、格下と試合をしても強化にならないという、強豪国からの現実的な不満があったことは確かなことです。
そういった強豪国を振り向かせる為にも自分たちが強くなればいいだけのことだと思います。
日本代表の為にも、強化できる仕組み作りを構築していくことも必要なことだと思います。
おわりに
似たような大会で東アジア選手権はあるが、レベルが低いのもあるしラフプレイの多い国ばかりですので真の強化にはならないと思っています(^^;
東アジアの国との親善試合は、正直あまりメリットもなく対戦数を増やしても強化にはならないし、アジアカップなどでも嫌っていうほど対戦できるので、ここは大陸の枠組みを超えた大胆な強化プランを推奨したい。
日本サッカー協会も、欧州の国との対戦が少なくなったっと頭を抱えるだけでなく、サッカーでも国際関係を良好に築いて行動して欲しいと思います^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了