こんにちは! Nishi です。
日本人選手の海外移籍も今や当たり前になってきました。
近夏も札幌の鈴木武蔵選手や、東京の橋本拳人選手など何人かまた移籍しましたね。
しかし、監督やコーチとして海外で大活躍している人はお世辞にも多いとはまだ言えませんね(^^;
その分野に多くの人材を送れていないということは、まだ日本サッカーのレベルが強豪国と比べると劣っていると見られますね(^^;
このことは以前ブログでも書きました。
しかし、監督・コーチではないですが、チームを支える面で重要な裏方のポジションで活躍している人もいます。
アナリスト(分析官)とは
欧州カップ戦の最高峰であるチャンピオンズリーグに次ぐカップ戦であるヨーロッパリーグの優勝がスペインの強豪クラブ・セビージャに決まりました。
この強豪クラブでアナリスト(分析官)としてチームを支えているのが、日本人である若林大智氏です。
アナリストとは、チームの方向性など掌握する監督と立場は違いますが、対戦相手のデータを取り、自チームの戦力と照らし合わせて分析し、作戦を立案・アドバイスするのがアナリストで求められる仕事です。
ただ戦術だけを考えればいいという役割ではないということですね(^^;
例えば、試合前日に分析結果を報告しても、その準備がされていなければ意味もありません。
それに加え、監督が一番欲しいデータを集めれなかったしても意味がないです(^^;
監督やコーチなどと共に、考えを共有してデータ収集や分析をしなければ、ただの記録係になってしまいます。
対戦相手の分析はもちろんのこと、チーム事情も加味した提案力が問われる重要かつ難しい仕事です。
しかし、それだけ価値のある役割だと思います。
サッカーは好きだけど、プレイは苦手だっという人でも頭脳でサッカーで勝負できる面白い役割だと僕は思います^^
選手も戦力分析できる力を
あまり表舞台ではなじみ深くないアナリストという仕事ですが、その重要性は年々高まってきています。
実際に、PK時の選手のクセを集めてそれを提供しているアナリストもいます。
何年か前のワールドカップで、選手にメモを渡してそれを読んでいたシーンがありましたよね?(たしか2006年のワールドカップのドイツだったと思う…)
あれも実際アナリストがデータを集めた仕事の結集なのです。
完璧にそのデータ通りになることはないですが、戦略を立てる上では当たって砕けろと闇雲に進むよりかは、効率的でリスクも少ないものになります。
何もデータのない状況で山勘に頼ったり、自分だけの視点で物事を考えるより、情報量が多いと選択肢が増えてよりよいパフォーマンスが発揮されます。
日々鍛え抜かれた身体能力や技術を試合で発揮できないと意味がないですからね(^^;
やはりデータというものは大切だと思います。
アナリストクラスまで分析能力は必要ではないが、選手側もある程度戦力分析できる力を養って欲しいです。
相手チームの弱点や、試合中に気づいた事をすぐに実践できる力は大事な局面を戦う時には必要になります。
最低でも小学校高学年くらいからは、敵味方の分析ができるようになっておきたいと思う。
監督やコーチに言われなくても、自分で考えて最適な選択ができるような能力は先々のことを考えれば重要になってきます。
自由に楽しくやらせるのではなく、サッカーは相手のことも考えて自分がどうプレイしてチームを勝利に導けるか考える能力が必要。
サッカーをベースに、戦略的に物事を考える力を養って欲しいと僕は思います。
おわりに
相手が必ずいる競技なので、分析能力はとても大切なことだと思う。
自分だけ都合のいいことなんて、日常生活でもありえません。
日常の仕事でも、どの職種でも自分の仕事を分析してデータ化してみると面白いかもしれませんね。
上手く物事が進まなかった理由がみつかるかもしれませんね。
何か改善しようと考えているのであれば、身の回りの行いのデータ化をしてみてはいかがでしょうか^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了