こんにちは! Nishi です。
Jリーグもコロナ禍の影響で、いろいろ問題を抱えながらも無事に再開し、日程も3分の1が過ぎました。
序盤戦振り返ると、川崎が10連勝と2位以下を大きく引き離しております。
11試合で34得点と攻撃陣が安定していますね^^
しかもここ2試合は6得点と5得点と大量得点を奪っています。
川崎の強さが最後まで続くかも興味深いですね^^
さて、これから中盤戦に入るJリーグですが、淋しいニュースが昨日ありました。
元日本代表・内田篤人選手引退
昨日の夕方の急報に驚きました(^-^;
長年日本代表の右SBとして活躍していた、現鹿島の内田篤人選手の引退発表がありました。
高卒で鹿島アントラーズへプロ入りし、瞬く間にレギュラーをつかみ取ると、19歳の若さで日本代表にも選出されます。
2010年のワールドカップにも選ばれますが、自身の体調不良やチームが守備重視に転換したことで本戦での試合出場はありませんでした(^-^;
ワールドカップ後にドイツ・ブンデスリーガの強豪シャルケへ移籍し、ここで大きく飛躍します。
ドイツ代表GKノイヤーやオランダ代表FWフンテラールらとともにシャルケを牽引し、チャンピオンズリーグベスト4に進出するなどチームに欠かせない存在になります。
特に右SHのファルファンとの右サイドのコンビはシャルケの大きな武器になっていました。
当時は、正直ここまですぐにフィットすると思っていなかったですね(^-^;
僕の見識もまだまだですね・・・
SBというポジションの特性もあり、あまりメディアではその活躍を取り上げられることは多くはありませんでしたが、海外で主力として活躍した選手であることは間違いないかと思います。
近年は膝のケガで苦しみ、試合出場がめっきり減っていました。
32歳という若さで引退を決意した背景には、膝のケガが大きかったのではないかと思います。
しかし、それまでの功績は多くのサッカーファンに根強く残っています。
現役での活躍をもう見れなくなるのは淋しいことですが、お疲れ様でした!っと温かく声をかけてあげたいです^^
内田選手の秘めたる闘志
国内だけではなく、欧州の舞台でも活躍した内田選手ですが、彼のインタビューでの応答で心に残っているものがあります。
「自分達のサッカーをしたくても、させてくれないレベルの相手はたくさんいる。」
2014年ワールドカップの時に、グループリーグ初戦でコートジボアールに敗れた時のコメントです。
無論、普段から”自分たちのサッカー”という一見聞こえのいいフレーズがあまり好きではない(むしろ嫌い)僕の邪な心と一致したからという贔屓な目も若干ありますが、自惚れることなく、実情をしっかり見極めて考えれる選手なんだなっという感想を持っています。
物静かな顔をして普段はクールなイメージですが、内心の闘志はものすごく熱いものをもっている選手なんだなって思いました。
いちサッカー選手としてもっと評価されてもいい選手ですね^^
そんな熱い闘志もある反面、心優しさもありました。
2011年の東日本大震災発生時、メッセージ入りのシャツを試合後中継しているカメラに向け被災した日本の人々に勇気を与えました。
この行動も、試合前に同僚で仲が良かったノイヤー選手が声をかけ、試合に勝ったら疲労するけど、負けたら見せないと言いました。
それを聞いたノイヤーは、「だったら俺が無失点に抑え、試合に勝たせてやる」っと返し、試合はノイヤーが起点になった決勝点もあり試合に勝ち、あのメッセージシャツを疲労する場面が生まれました。
多くは語らない選手ですが、行動で周りを動かす心温まるエピソードですね^^
こういったプロスポーツ選手だからこそできる行動をできる選手はそう多くはないので、内田選手のような”優しさ”もある選手がこれからも誕生して欲しいと僕は思います。
おわりに
心からの優しさを併せ持つスーパーな選手でした。
俺が俺がという自己主張もサッカーには大事なことでもありますが、冷静に黙々と自分の仕事をこなす選手も必要です。
要は、何事もバランス感覚が大切なんだなって思います。
内田選手のように周囲とのバランスを取りながら、ここぞという時は自我を表に出す、絶妙な駆け引き技術は様々な分野でも役に立つ知恵なのかなって思います。
ラストマッチは今月23日です。
日本サッカーに貢献してきた選手の、最後の勇姿をしっかり見送りたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了