こんにちは! Nishi です。
先日8月12日はJ1ではルヴァンカップが行われ、J2ではリーグ戦が行われました。
いつもはJ1リーグの試合を中心に気になったプレイを紹介していますが、今日はJ2の試合からピックアップしました。
シリーズ第10弾になりました^^
主に、GKのワンシーンに対して良かった・悪かったと個人的な視点で分析しているので、その前後にあった他のディフェンスのミスは考慮しておりません。
あくまでも、GKの技術で防げたであろう場面にフォーカスしていますので予めご了承下さい。
我慢の勝利!
北九州vs金沢の試合からGK永井選手のプレイです。
低くて速いアーリークロスに、上手く合わせた金沢の加藤選手のシュートに良く反応してしました。
クロスも、GKが飛び出しにくいいいボールでしたが、永井選手もよく我慢して見極めて、シュートに対応する判断をしましたね^^
GKから遠のいていくクロスボールでしたので、これは”受け”で正解だと思います。
味方ディフェンスの位置も考慮して、一番ボールが飛んでくる可能性の高い位置にポジションを取っています。
最低限GKがやる事を済ませてシュートに反応したこのプレイはナイスプレイでした。
蛇足だけど、金沢のGK白井選手もダイビングでのキャッチ能力が高いですね。
ダイビングして体勢が悪い中でも、ボールを大きく弾かなかったのは好ポイントです^^
基礎技術が高い良いGKといえると思います。
一対一の基本姿勢はどんな状況でもしっかり保つ
町田vs徳島戦の秋元選手のプレイです。
失点にはなりませんでしたが、飛び出しが中途半端だったなっと感じます。
しかし、雨でピッチが濡れていて、踏み切りで滑った感じもありますのでその分は同情的には見ますが、慌てすぎて身体の面の作り方がずさんになっています。
最低限、両手は下におろして斜め下をしっかりカバーして面を作ってブロックして欲しいと思いました。
たぶんキャッチもできるかなって迷ったと思います。
しかし、迷ったからといって中途半端な対応してしまうと、GKにとって大きな代償=失点してしまうことに繋がります。
そうならないためにもピッチの状態を常に把握しておくことも、咄嗟の時でもよいプレイができることに繋がります。
一対一のプレッシャーがかかる場面ではありますが、失敗してしまうと取り返しのつかないポジションなので、ピッチの状況も意識してプレイすることを心がけることも大切です。
絶体絶命の場面を止める!
愛媛vs山形戦から愛媛GKの岡本選手の一対一を止めたシーンです。
これはGKとしては会心のセーブかと思います^^
1vs2という不利な場面。
相手選手のドリブルが少し流れたところを見逃さず、前に詰めてシュートコースを狭めてブロックできました。
きちんと身体の面を作っているし、詰めた段階で勝負は決まってましたね。
この判断力と一対一のディフェンス技術はナイスプレイでした。
チームが一点差で負けている状況でしたので、こういった数的不利なカウンターを食らいやすい状況です。
そんな圧倒的に不利な状況を防いでくれると、味方も反撃に転ずる士気が高まります。
GKの守備は攻撃を活性化するひとつの要素ですので、味方の大ピンチを身体を張って止めるGKは心強いですね^^
こういうGKを目指したいものですね。
おわりに
J2の試合からGKの動きや注意点などわかりやすい場面を選びました。
カテゴリーが下のリーグでもやっぱり良いプレイはあるものです。
これだけたくさんの試合が見れることは幸せのことかもしれませんね^^
先日、GKも攻撃の組み立てやディフェンスライン最後尾のケアが当たり前になってきたことで、長距離からのシュートが増えそうという話をしましたが、その懸念が今節早速ありました。
大宮vs磐田の試合で、大宮の大山選手が自陣からゴールを狙って見事にシュートを決めました。
これは大宮の大山選手を褒めるべきで、逆にGKとしては不幸かなって思います(^^;
あの距離から、ギリギリ届かないような高さとスピードのシュートは、GK泣かせかなって思います。
磐田GK志村選手のポジションも、遠からず近からずちょうどいい位置だと思いますので、これは純粋に大山選手を褒めるべきだと思います。
GKとしては、やることが増えたので大変な時代になったと思いますが、それだけやりがいのあるポジションだということでポジティブに考えていきたいですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了