こんにちは! Nishi です。
Jリーグは、リーグ戦の他にもカップ戦が行われてます。
カップ戦は天皇杯とルヴァンカップがあります。
毎年元日に決勝戦が行われる天皇杯はトーナメントで行われますが、ルヴァンカップは4~5チームでグループリーグに分かれ、そのリーグ戦を勝ち抜いたチームが決勝トーナメントに進み優勝チームを決めます。
現在リーグ戦が再開したのと同時にルヴァンカップも行われています。
今シーズンは、日程が大幅に変更になったので数試合短縮になりましたが、なかなか出番が回ってこない選手、特に若手の選手達のアピールの場としても重要な大会になっています。
そんなルヴァンカップですが、日本を代表する注目の選手が出場しました。
レジェンド・キングカズ先発出場
皆さんご存知、”キングカズ”こと三浦知良選手がルヴァン杯の鳥栖戦に先発として出場しました。
御年53歳。
40歳で現役でもスゴイことなのに、50歳越えてもまだ現役で頑張るなんてスゴイです!
やはり30、40歳過ぎてくると、どうしても筋力的・体力的な衰えは現れてきます(^^;
そして、身体を支えている筋力が衰えてくると、技術面でも支障がでてきます。
それが見え始めてくると、やはり体力的な限界をプロ・アマ問わず実感するものです。
その限界値に負けずに、日々のトレーニングで補いプロとして出場しているのは称賛してもいいと思います。
年齢面や体力面を考慮して、もう引退しろという声も現実にはあります。
または、客寄せパンダ的に契約しているんだという声もあります。
たしかにそういう一面もあってクラブ側はあるかもと思いますが、どこまで続けれるか本人も”挑戦”しているのもあり、カズ選手の挑戦している姿をみせるのもプロの姿勢のひとつかと思います。
その姿勢が、ファンやサッカーを志している若い選手達の鑑になっているのであれば、本人の意志を尊重してあげてもいいと思う。
僕は、カズ選手が納得するまで続けて欲しいと思います。
変わらぬ献身的な精神
この試合でも出場しただけで満足するのではなく、自分のやるべき仕事をしっかりこなしていました。
チームが4連敗している中で、自分が戦う姿勢を見せることでチームに気合を入れたかったと語っています。
ベテランに花を持たせたという気持ちより、いちプレイヤーとしてチームの為を優先させたその姿勢を称えたいですね。
こういう献身的な気持ちを持っていれば、チームとしても十分戦力として見もいいと思います。
技術面やパワー面が劣っていても、それ以上のものでチームにプラスになっていれば、チーム側も決して戦力外とは思わないものです。
大切なことは、自分がチームの為に何が出来るかを考えて欲しいです。
サッカーで言えば、ドリブルが得意ならドリブルで切り崩してチャンスを作る、ディフェンスが得意なら相手からボールを奪ってマイボールにする。
チームが勝つために、みなそれぞれの役割を果たすことを頑張ればいいと思う。
何事でもそうですよね。
自分の能力を社会の為に使って、その報酬で生活しているのも同じことだと僕は思う。
自分の行動がいかに社会の為になるかしっかり考えて行動したい。
カズ選手は限界と言われている年齢に達しても、自分が出来ることを懸命にこなし、また自分の意志で考えて行動しました。
そしてチームも勝ちました。
僕らも何か目的の為に、自分が何ができるか考えて行動に移していきたいですね。
おわりに
おそらくメディア的には、「カズ選手が53歳で公式戦に出場しました」くらいしか取り上げないだろうと思う。
しかし、この姿勢と試合に出場するまでのたゆまぬ努力をもう少し取り上げて欲しいかなって思います。
そして、どう考えて日々行動しているかもしっかり伝えて欲しい。
世の中に良い影響を与えてくれる行動だと思います。
年齢的なものを考えると、諦めざる得ないものももちろんあります。
それはありますが、その中でも自分は何が出来るかを考えて行動して生きていかなければいけません。
世の為人の為と、聖人ぶるつもりはありませんが、自分一人で生きているのではなく、誰かに生かされている意識も持っていきたいですね。^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了