こんにちは! Nishi です。
6月もあっという間に10日過ぎました。
いつも通りのシーズンなら、欧州サッカーもリーグ戦が終わり、リーグ戦の総括などに触れている時期ですね^^
そして結果が出たクラブ、また結果が出なったクラブが戦力の補強のため、有力選手の移籍情報の話題で盛り上がります。
例えば、ネイマールがバルセロナに復帰か?とか、久保のレンタル移籍が○○に濃厚?とかそういう話題が多くなりますね(^^;
しかし、サッカーを長年見てきている人ならもう当たり前の認識だと思いますが、この手の移籍の噂は鵜呑みにしないと思います(^^;
この手の噂は、注目を浴びるための飛ばし記事が多いからです。
毎年騒がれては結局移籍しないとか、はたまた話すらなかったことがサプライズで移籍成立などもあります。
そういう移籍の噂話を楽しみだというサッカーファンもいます^^
僕もそういう話は嫌いではないので、興味を持って見ていますw
でもやはり、誤報や飛ばし記事が多いのが事実です(^^;
そのため、どういうニュースでもすぐに鵜呑みにしないように気をつけるようになりました。
今日はサッカーとは直接関係ないのですが、少しテイストを変えて日ごろ触れるニュースやメディアについて触れたいと思います。
本田選手のツイート
ここ数日、話題に上がっていたのが本田選手のとあるツイートで盛り上がりをみせていました。
中国政府による、香港への国家安全法導入に関して、中国政府を批判するアメリカ、イギリスなどの批判声明に日本政府が参加を拒否したという報道が、共同通信の記事で流れました。
この記事に対して本田選手が日本政府を憂い、Twitterでこのようにツイートしていました。
この記事が本当なら日本は本気でヤバい。
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2020年6月7日
この記事がフェイクなら共同通信は本気でヤバい。
しかし、その後このニュースは全くのフェイクニュースで、むしろ日本政府がより強い批判声明を出しているので内容も逆のものでした。
本田選手は、すかさず反応し、上記記事の通り共同通信のフェイクニュースを非難し、また日本政府への謝罪も併せてツイートしました。
本田選手のこの行動に、サッカーファン以外の方々から称賛の声が上がり、僕もこの本田選手の行動に、ついつい”本田△”っと追随しましたw(もう古いかなw)
普段から政治の動きに敏感な人達でさえ、このフェイクニュースに飛びつき政府批判していた人もいましたが、移籍情報など飛ばし記事が横行しているサッカー界に身を投じている本田選手自身、その可能性を示唆しながらツイートした点は流石だなっと思いました^^
そして、その後にファクトがハッキリした段階できちんとメッセージを発信しました。
ビックマウスだとか、批判されることもありますが、自分の言葉や発信力に責任を持った行動は見習いたいものですね^^
自分の目で見て、自分の頭で判断する
今回の本田選手の行動で、僕が一番注目したのがすぐに謝った事ではなく、飛ばし記事の可能性を示唆しながらツイートしたこの点でした。
7日時点で、嘘か本当かわからないニュースでしたので、感情的にならず冷静にツイートしていました^^
ここ最近のニュースを読んでいると、改めてパール博士のある言葉を思い出します。
今からおよそ70年前、日本が戦争で負けた時に戦勝国が一方的に日本を断罪する為の東京裁判というものがありました。
その東京裁判で判事を務めていたパール博士は、その裁判のやり方に一人反対をしました。
そのパール博士が、後に日本人に向けた言葉があります。
「ものの見方や考え方を、他人の目や頭に頼りすぎてはいないか。一方的なニュースのみに耳を傾けないで、よく真相をつきとめ、自分の目や頭でものごとを判断していただきたい」
今まさしく、現代に生きる僕らにも言えることだと思うし、また実践していかなければならないことだと思う。
今回の共同通信のフェイクニュースに限らず、いわゆる既存メディアによるフェイクニュースや飛ばし記事、捏造記事が横行しています。
先日行われた、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんのご家族の方々の記者会見でも、40年間何もしてこなかったメディアの姿勢を批判したコメントも地上波ではカットしていました。
普段政府は何か隠しているとか、悪い事ばかりしているとか言っている人達が、自分達にとって都合の悪いことは隠したり、捻じ曲げたりしております。
だからといって、既存メディアの全てを疑えという訳ではありません。
メディアの記事を安易に鵜呑みにすると、真実を見失ったり、自らが損したり被害を被ることに繋がるので注意した方がいいと思います。
結局のところ、自分や周りの大切な人達を守る意味でも、パール博士が仰ることが真意なのかなっと僕は思います^^
おわりに
いつものサッカーの話題とはほど遠い重い内容なってしまい、多少申し訳なく思っています(^^;
ただ、なんかここ最近おかしいなっと思い、いてもたってもいられなくなりました(^^;
メディアが全て悪いと批判する訳ではありませんが、情報を伝える側は正確に発信してもらいたいと願うからです。
誤った情報で、大勢の人間をミスリードするのはいくら商売だからといっても許されないものです。
ただ、”情報”に関することは伝える側だけの問題ではないと思います。
情報を受け取る僕らも、誰かの言う事ばかり聞くのではなく、自分の目で見て、自分の頭で考える能動的な行動を心がけていきたいですね^^
誰かの操り人形ではなく、自分の行動に責任を持った本当の意味での”自由”な生き方を目指したいものです^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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