こんにちは! Nishi です。
サッカーの醍醐味のひとつとして、フリーキックの場面が上げられますね^^
目が離せないサッカーにおいて、止まった時間で得点シーンが見られる特殊な状況でもあります。
また、フリーキックで得点が入ると一段と盛り上がりますよね^^
選手としても、ひと際目立つシーンでもありますので、サッカー小僧達はこぞってフリーキックの練習をしたと思います^^
しかし今回は、敢えてその目立つフリーキックのテクニックではなく、受ける側の方の”壁”について触れたいと思います。
壁作りの基本
多くのサッカーメディアでは、より需要があるキッカー側のテクニックや名場面を紹介することが多いと思います(^^;
しかし逆に、壁になる方の考えていることや基本技術のようなものは知らないと思います(^^;
ただ突っ立ってるだけでいいのでは?っと思うかもしれませんが、基本原則や技術を知っておくだけでも失点は減らせます。
僕が思うに、守備の基本と同じようにサッカーを志す人は覚えておいて方がいいと思っております。
まず壁の枚数は、ゴール前ならば4~5枚が基本で、サイドや遠い距離に行くにつれて2~3枚くらいで対応します。
サイドの場合は、簡単にニアサイド(近い方)にグラウンダーのパスがいかないようにコースを切ります。
遠い距離の場合も同じく、どフリーで強いストレートのシュートに対する障壁になればオッケーです。
やはり重要になってくるのが、ゴール前のフリーキックです。
正面になればなるほど壁の人数は揃えた方がいいですが、パスする可能性もあるので、多くても6人がベストだと思います。
ただ、注意して欲しいのが、正面のフリーキックの場合は、両端に背の高い人を置くようにした方がいいです。
理由は、キッカーが左右両サイドの上をボールを曲げて狙うのがスタンダートなので、少しでも上をカバーしたいので、背の高い人を両端に置くように僕は気をつけています。
サイドのフリーキックに比べて、クロスを上げられて背の高い人に合わせるというパターンも少ないし、カーブをかけるボールは山なりになるので、背の高い選手を両端に配置するとブロックしやすくなります。
また、壁は極力思いっきり飛ばないようにした方がいいです。
結構壁はバンバン飛ぶものと思いがちですが、現在は選手の技術も上がり、壁の下を狙うケースも増えています。
ですから仮に飛ぶとしても、スキップジャンプくらいに抑えた方がいいです。
ちなみに、フットサルの場合は壁は絶対飛んではいけません。
フットサルのボールは外サッカーのボースより一回り小さく、弾みにくいように少し重めで作られているため、速くて低いシュートが普通に飛んできます。
しかも外サッカーよりコートが狭く距離も短い為、速くて低いシュートが高確率で決まるので、それを防ぐためにも壁は絶対飛ばないように気をつけて下さい(^^;
味方が壁に入るケースは・・・
フリーキックの時、GKはキッカーが蹴る瞬間の体勢からコースやキックの軌道を読むGKもいます。
自慢するわけではないですが、僕もそうですw
その為、近年では蹴る瞬間までGKの視界に味方選手を壁の中に配置して、GKからボールを隠すパターンも多くなりました。
また、シュートコースを作る為に味方が壁の中に入り、蹴る瞬間にかわしてシュートするというものもあります。
ただし、昨年あたりに競技規則が変わり、攻撃側の選手は守備側の壁から前後左右1m離れなければいけなくなりました。
ですから、壁の中に味方選手が紛れ込むケースはなくなると思います。
こうなると今後、壁の優位性はより高くなりますので、フリーキックは守備側が有利になる可能性はあります。
このことから予想されるのは、壁を無効化するトリックプレーが多くなると思います。
より多く試合で勝つためにも、トリックプレーの練習は攻撃・守備ともに練習する時間を作った方がいいかもしれませんね(^^;
【こんなの見たことない!】トリックフリーキック&騙し不意打ちキックベスト
おわりに
少しマニアックな部分を攻めてみましたw
たかが壁、されど壁かもしれませんが、戦略的な立ち位置で考えると軽視するわけにはいかないと思います。
前回ワールドカップの日本vsコロンビア戦でも、見事に壁の下を狙われて失点してしまいました。
試合は勝ったからよかったものの、ああいう大一番でも試合の結果を左右するものになります。
正直、ただ壁に入ればいいと思っている人が多いと思います。
逆にそこにチャンスがあると思います。
皆が見向きもしないところにも目を配り、勝つ確率を上げていくのもサッカーにとっては大事な事だと思います。
こういう細かい事の積み重ねが、将来の強さに繋がりますので、一度考察してみてはいかがでしょうか^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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