こんにちは! Nishi です。
コロナウィルスが世界中に感染拡大し、各国で緊急事態宣言が発令され、世界中の経済活動を軒並み停滞させてしまいました。
しかしゴールデンウィークも明けた頃、各国で経済活動を少しずつですが再開し始めてきました。
それと同じく、長らく中断していたサッカーのリーグ戦も再開の見通しが立ってきましたね^^
ドイツのブンテスリーガも、5月16日に再開すると報道もあり注目が集まっています。
ドイツに続き、日本も含めて各国リーグも再開に向けて調整しております。
さて、その再開にするにあたってサッカーのルールを統括する国際サッカー評議会というものがあります。
その評議会で、2020年限定のルールを設けるべく動いているようです。
交代枠5人にする効果とは
記事の通り、本来試合中の選手交代は一試合3人までです。
近年は、過密日程や試合レベルの向上により選手の疲労を考慮して、延長戦がある場合、延長戦突入時にもう1人交代が認められています。
その選手交代の規定を一部緩和して、2020年いっぱいは交代枠を3人から5人にすることで決まりました。
国際ルールを統括している評議会の決定なので、この基準に沿ってJリーグも再開に向けて調整していくと思われます。
交代枠の拡大に関して大きなメリットとしては、出場機会を増やし選手の試合勘を鈍らせないためというものがあります。
また、選手たちの給与面での救済の意味もあると思います。
3ヶ月近くリーグ戦を空けたので、日程の調整の為今後、試合の削減など行わなければいけない場合もあります。
そうなると選手一人あたりの試合出場数も減ってしまいます。
試合出場数が減ると、選手の給与面でも支障が出てきます。
クラブと契約する際に年俸の他に、試合出場数や出場時間に対するボーナスが含まれていることが多くあります。
選手の経済的な面の救済的措置と捉えても、今回のこの決定は僕はありだと思います^^
選手交代が認められたのは意外と最近
今ではどのチームスポーツでも、選手交代は必ずルールとして設けております。
サッカーにおいては、実は選手交代が正式に認められるのは1958年に設定されまれました。
近代サッカーのルールが成立したのが、1850年頃と考えると100年近く経ってからできたルールなのです(^^;
しかも初めてルールが出来た時は交代は1人まででした。
その後、30年後に2人+GK1人になり、現行の3人になったのは、1995年でした。
選手の交代枠のルールは、意外と最近になってできた新しいルールなのです(^^;
選手交代がなかった時代は、たとえ負傷していても試合に出続けるという過酷な面がありました(^^;
その悲劇をモロに受けたチームが1950年初頭、当時無敵を誇っていたハンガリー代表でした。
1954年スイス・ワールドカップでダントツの優勝候補でしたが、選手の主軸が相次いで負傷したが交代できないのでそのまま戦い続けました。
何とか決勝まで進みますが、西ドイツに敗れ優勝を逃しました。
チーム全体がボロボロの状態で、大会の表彰式ではFIFAの会長が「次の大会で金メダルがとれるように」っと声をかけたそうです。
僕個人の勝手な見解ですが、満身創痍で戦ったハンガリー代表の事を重く見たFIFAが選手交代を認めるルール改定に動いたのかなって思います。
まぁ、事が起きる前に想定してルールを作っておいて欲しかったっと後出しでは思いますがね(^^;
おわりに
今回の選手交代枠の拡大は特別措置ですが、今後3人から増やすか否か議論される課題のひとつになると思います。
あまりに多く設けすぎて、試合の流れを遮りサッカーをつまらなくさせる懸念もあります(^^;
そうならないように、慎重に審議を進めなければいけないと思います。
重大な支障が起きていないうちに、予め考えておきたいことではありますが、不公平のないようなルールの設定を期待したいところですね^^
それでは今日はこのへんで
ご拝読ありがとうございました。
了
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