こんにちは! Nishi です。
5月になると毎年思う事が、新社会人になった時のことを思い出します。
まだ世の中の事を、右も左もわからない状態でしたので、不安でいっぱいでした(^^;
今考えればあたり前のことも、よくわからずに突っ走っていましたね。
雑用的な仕事でも文句を言わずにやっていました。
しかし中には、「こんな雑用ばかり・・・」っと文句も言う人はいましたね(^^;
まぁ気持ちはわからないでもないけど・・・
そんな地味な仕事でも、意味のある事だと思います。
それに気がつくかどうかで成長の度合いが違うとも言われていますね^^
守ることが面白くて仕方がない
サッカーの話になりますが、サッカー強国のひとつでもあるアルゼンチンで長年ディフェンスリーダーとして牽引してきたロベルト・アジャラ選手がいました。
アルゼンチンといえば、現在はメッシやディバラ、イグアイン、かつてはマラドーナ、バティストゥータやクレスポ、テベスなど自己主張が強い攻撃的な選手が多いお国柄です^^
元々アルゼンチンは、イタリアやスペインの移民が多い国なので、ラテンの血があるのかもしれないですねw
「得点を取って目立ちたい、ヒーローになりたい」
そんな個性を全面的に押し出す国民性を持つアルゼンチンですが、アジャラは少し違ったようです。
アジャラはあるインタビューで、「守ることが面白くて仕方がない」っと答えたことがあります。
更に続けると「自分にはディフェンダーとしての血が流れている」っと答えています。
アジャラの祖父、父、弟もサッカー選手で、ポジションもアジャラと同じCBでした。
しかもアジャラが16歳の時に、地元のサッカーチームで父親といっしょにプレイした経験もあるそうです。
そんな”CB”一家で育ったアジャラは、一族相伝のディフェンス技術があるのかもしれませんねw
そのディフェンスのDNAが、守る事の重要性を理解していたから先ほどのように面白い!っという気持ちがあったのかもしれませんね^^
地味な仕事でも意味を理解できれば面白い
されど、守ることが面白いという心境になるのは、その一見地味だと思われることの中に”面白さ”を見つけているからこそ言える言葉だと思います。
大きく言えば、自分に任せられた事を理解していると言ってもいいと思います。
意味もわからないまま行う仕事というのは、不安にもなるし面白みも欠けるところはあります(^^;
しかし、その仕事が何に繋がっているのか、またこの仕事がなければどうなるか重要性を理解できればつまらないという事はなくなります。
まぁ、自分に向いていないことも時にはあります。
周りもこの先を見据えて、敢えてその経験をさせているのかもしれません。
そう考えれば、その経験がいつか活きていくと考えることもでき、無駄な時間にはなりません。
短絡的に物事を考えて、「これは自分向きでないからやめる!」っと言って、すぐに投げ出すのではなく、一度腰を下ろしてこの仕事がどのような意味があるのかじっくり考えてみるのもいいと思います。
地味な仕事でも、一生懸命こなす事で目に見える成長以外の成長もあります。
逆に与える側も、「ただの伝統だから」とか意味もなく仕事を与えてはいけません。
きちんとその人に、根拠があり意味のあることをさせなければ、その人の成長にも繋がらないし、また組織の為にもなりません。
互いにどういう意味があるかきちんと考えなければいけませんね(^^;
おわりに
汚れ役と呼ばれる仕事が、どの世界でもあります。
その道のプロから言わせると、その一見損な仕事でもやりがいのあるものなのかもしれませんね。
汚れ役として頑張っている人の姿は本当に美しく見える事もあります。
サッカーでも泥臭いポジションで、懸命に身体を張って頑張っている選手にも注目してみてはいかがでしょうか^^
それでは今日はこのへんで。
ご拝読ありがとうございました。
了
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